チベット旅行に行く前にネパール・カトマンズ観光すべき10の理由

秘境好きなら一度は訪れたいチベットだが本格的なチベット旅行する前に、ボクとしてはネパール・カトマンズ観光してほしいと思っている。

もちろんチベットにネパールを組んだ旅行ツアーもあり、カトマンズ観光を出来る計画もあるが、ボクのような一つの国に長期滞在するタイプの人は、チベットに行く前に、チベット文化や美術、食がどういうものなのかを知るためにネパールに行く事をオススメしている。

 

ではチベットに行く前にカトマンズ観光すべき10の理由を述べようと思う。

 

【チベット入りする許可証が要らない】

外国人がチベット自治区に入域しようとする場合、ビザ以外に入域許可証(パーミット)というのが必要になってくる。

入域許可証は個人で取得出来ず、旅行会社に手配して貰わないと取得する事が出来ない。

またラサやシガツェ以外の非開放地に行きたい場合、行きたい地域の近くの町で外国人許可証を発行して貰わないと行く事が出来ない(発行してもらえるかどうかはフィフティーフィフティー)

チベット自治区に行くために必要なパーミットは、いずれ廃止されるらしく旅行者が自由に旅する事が出来るのかも知れない。

ただ廃止される廃止されるとか、昔から言われているが、2017年現在廃止される兆候が見えず、未だ許可証が必要な為、自由に旅する事が出来ないのだ。

 

許可証が廃止される時・・それは恐らく中国による同化政策が成功した、その時なのではないかと個人的に思っている。

 

許可証が必要なチベット自治区とは違い、ネパールはビザだけで大丈夫で15日、30日、90日の観光ビザをネパール大使館や空港で取得出来る。

*ネパールで観光ビザで滞在できるのは最大150日までで91日以上滞在したい場合、カトマンズの『immigrationOffice』でビザの延長が出来る。

ボクもこのimmigrationOfficeにお世話になった事があり、三ヶ月タンカをボダナートで学んだ際、90日の予定だったが、航空券を発行したら三日オーバーしていてパタンからOfficeまで歩いた経験がある。

 

地図上、近い感じがしたが到着するまで1時間位かかってしまった!

 

ビザの延長はOffice内にあるタッチパネル式の機械で必要事項を入力したあとカウンターで発行して貰うことが出来る。

*操作方法が分からない場合、スタッフが教えてくれる。

営業時間:日~木10:00~17:00(11~1月は16:00まで)

金10:00~15:00

土・祝11:00~14:00

申請時間は日~木10:00~14:00

金10:00~13:00

土11:00~13:00

*ダサイン(10月~11月位までのネパール正月)中は要確認

 

【ネパールは英語が通じる】

チベット本土に行くと、言葉の問題が出てくる。観光客の多いラサといった都会はともかく(英語が通じる)東チベットのカムやアムドなどの田舎に行くと中国語かチベット語オンリーで英語なんてほぼ通じないのだ。

ボクは東チベットのカムを旅した事があるが言葉の問題で苦労した経験がある。特にホテルのチェックインは中国語やチベット語のガイドブック無しでは、きついと思った位だ。

 

*完全に英語が通じないかと思いきや、若い世代では英語で話しかけられる、なんて事もある。

 

その点ネパールでチベット人に話しかければ英語で返ってくるし、ごく稀に日本語が話せるチベット人もいるくらいで、コミュニケーションに不安を感じる人はネパールでチベット人達と触れ合ってからチベット自治区や東チベットの旅をしてみたら如何だろうか?

因みにチベット旅行なら東チベットがおすすめで、自治区のように許可証が不必要で情緒溢れる景色や沢山の仏教寺院を見る事が出来る。

ラルン・ガル・ゴンパの他にもある!!東チベットの美しき仏教寺院の数々

【ネパールは物価が安い!】

アジア最貧国の一つであるネパールはチベット好きのみならずバックパッカーの聖地といっていいと思う。

つまり物価が非常に安く、長期滞在しても、そんなにお金がかかるなんて事もないのだ(三ヶ月タンカ修業した際かかった費用はなんと11万ルピー(11万円位)!

因みにネパールで一泊すると安い所で500ルピー位からで食べ物もローカルな食堂で食べれば100ルピー位。

 

移動費についても地元住民が使うバスを使えばカトマンズ市街の町をも回るくらいなら、15ルピー位から。

 

ただバスは危険で観光客のサイフを狙う悪徳ネパール人もいるので注意が必要、バス以外ならタクシーがあり、大体の目安が500ルピー位から(タメル~ボダナートまで500ルピー位)

 

以上のように日本に比べると格段に安いネパールだが地元住民の月収は一万円位しかないため(ゲストハウスのスタッフは月収3000ルピー)ドンドン出稼ぎに出るネパール人が増えているという現状がある。

その為外国人は(特に日本人)悪いネパール人に狙われる傾向にあるため注意が必要だ。

 

ボクも何度も狙われた経験がある・・。

 

【チベット仏教寺院(ゴンパ)密集地帯】

ネパール・カトマンズにはチベット仏教ゆかりの聖地が三つもあり、気軽に観光する事が出来る。

またネパールのチベット仏教の聖地ボダナートとスワヤンブナートにはチベット仏教寺院(ゴンパ)が密集していて各ゴンパに簡単に訪れる事が出来る。

もしチベットでゴンパに行こうとすると町から何キロも先にあったり容易ではなく、どのゴンパも人里離れた場所にあったりして、行くのが大変・・

 

一方ネパールのボダナートやスワヤンブナートではストゥーパ(仏塔)周りに幾つもゴンパが密集していている。これはチベット文化圏の中でも1番の密集度といっていいと思う。

特に巨大ストゥーパがあるボダナート周りには20をも越すゴンパがあり、一つ一つ、壁画や装飾に特殊がありゴンパ見学するために1日を使ってボダナートに滞在するのもいいだろう。

“世界1”のチベット仏教寺院ゴンパ密集地帯に行こう!!『聖地ボダナートのゴンパ一覧表』

因みにネパールのチベット仏教の聖地三つ目はナモ・ブッダで、釈迦が瀕死の虎を助ける為、自分の身体を食べさせた有名な仏教伝説があったとされる場所で、ドゥリケルからパナウティ間のトレッキングスポットにある。

 

【世界有数のトレッキングエリア】

ネパールで最も有名なのはヒマラヤトレッキングだろう。

中でもネパール東部とチベット自治区との国境地帯に連なる世界最高峰のエベレストは世界中のトレッカーの憧れの的となっている。

その他にもアンナプルナやランタン谷、秘境ムスタン等があり、各山岳地帯にもチベット仏教寺院が点在していてネパールのチベット世界を創ってる。

 

例えばルクラ等でガイドとして雇われるシェルパ族は元々東チベットからヒマラヤを越えてきたチベット民族であり、チベット仏教を信仰し風習や習慣もチベット人とよく似ている。

 

話がそれてしまったが、ボクの知り合いの高木さんという方は以前何度かヒマラヤアタックに挑戦した強者だ。彼の話によると現地ガイドを1日雇うと500ルピーかかり、通常は彼らと共にトレッキングするのが普通なのだそう。

 

エベレストに行くためにはエベレスト・トレッキングの起点となるルクラまで飛行機で行き、ここでガイド等を雇い、トレッキングを行う事になる。

 

なをエベレスト・トレッキングをする場合、カトマンズかポカラのネパール観光局(NTB)かトレッキングエージェント協会(TAAN)でTIMS許可証を取得し、入場料1000ルピーを支払う事になる。

 

またトレッキングする為の準備をしていなくてもタメルやルクラでトレッキング用品を買えるので、現地調達するのも可能だ。

 

【ネパールはチベット人がいっぱい】

1950年代に中国の文化大革命により国を追われたダライ・ラマとチベット人達はインドを目指し、ダラムサラに定住した。

 

今なを難民の後が絶えないチベット人達だがネパールにも、彼らが定住し、独自のチベット世界を築き上げている。

例えばボダナートには沢山のチベット人達がいて、彼らに出身は?と聞くとカム(東チベット)なんて答える事もある。

 

また美の都パタン郊外にはチベット難民キャンプがあり、ハンディクラフトセンターではチベタンカーペットを作っていて、制作工程を見学する事も出来る。

中央ネパール・ポカラのグプテシュワールマハーデブ洞窟近くにはチベタンの村があり、観光客相手に商売をしていたりする。また北西にも、大きなチベタンの村があってチベット仏教寺院があったりする。

 

【ネパールはチベット土産の宝庫】

ネパールは何と言ってもお土産の宝庫だ!

物価が安く品質もまあまあいいネパール製品が至る所に売っていて、特にタメル地区には衣類からアクセサリー、仏画、仏像に至るまで何でも売っている。

オススメの店は地球の歩き方にも紹介されているアムリタクラフトで店内全商品値札がついていて安心して買う事が出来る。

またチベット土産に興味があればボダナートに沢山売っていて、民族衣装から仏画や法具、チベット雑貨等、チベット仏教の聖地らしい品揃えだ。

例を出すと個人的に購入したマニ車は1500ルピーで、様々な種類があり、日本で買うより断然お得。

 

因みにネパールで売っている民族衣装の価格について

世界的に美しいチベットの民族衣装をネパールで買うと幾らになるのか?

【ネパールでは世界中の美味しい料理が食べられる】

ネパールで食べられる料理は洗練されていて、とても美味しいとボクは思っている。

タメルでは世界各国様々な料理が食べることができ日本食は勿論、インド、イタリア、フランス、中華、韓国、タイ料理等何でも御座れだ。

しかしボクがオススメしたいのはチベットやネパール料理があるローカル食堂で、モモやトゥクパ等美味しい料理を食べる事が出来る。

 

【チベット文化・美術を学べる施設が沢山ある】

ネパールにはチベット文化や美術を学べる施設が沢山あり、その殆どがボダナートに点在している。

例えばチベット仏教画タンカを学べるタンカスクールはボダナートやパタンに多くあり、タンカを学びたい外国人観光客がよく学んでいる。

 

*根気よく探せば高額なタンカスクールに通わない形をとる事が出来る。ボクのようにタンカ絵師を見つけて長期滞在しながら学ぶとか・・。

またホワイトゴンパではチベット語や瞑想等を学ぶ事ができ短期から長期クラス等様々。

 

【チベットやブータン旅行出来る旅行会社がいっぱい!】

ネパールからチベットに行くためにはカトマンズにある旅行会社で中国のビザや入域許可証を中国大使館を通して取得出来き、旅行会社が主催するツアーという形でチベットに行く事が出来る。

 

(カトマンズの旅行会社で申し込むと申請から受領まで3~5日かかる)

 

またチベット仏教国ブータンに行く際もカトマンズの旅行会社でツアーを組んで入国しなければならない。ブータンに行く際は公共料金を払わなければならないが、公共料金の中には宿泊料やガイド、移動費、食費が入っていて1日辺り200ドル(1・6・7月のオフシーズンは165ドル)になっている。

ツアーで行く事しか出来ないチベットやブータンに行ける旅行会社はカトマンズのタメル地区に様々な旅行会社がひしめき合っていて、お気に入りの旅行会社を見つけてチベットやブータンに行った方がいいだろう。

 

このようにネパールにはチベットに行かずとも様々なチベット文化を体験でき、チベット文化に興味がない人でも充分楽しめる国だと思っている。

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