海外で衣料品の買付するならネパールがオススメな理由と注意ポイント

最近では無料でネットショップを開く事が出来るBASEの登場と共に、誰でも簡単にネットで服や雑貨、アクセサリーを売ることが可能になった。

ボクも、BASEを利用して民族衣装を販売している一人だが、もしも海外から安く仕入れて日本で売ってみたい!
と、思っているなら『ヒマラヤの国』ネパールをオススメしている。

因みに、ボクが運営している民族衣装店『カイラス』はこちら

 

【ネパールをオススメする理由とは?】

ネパールはインド・中国という大国に挟まれ、ヒマラヤ山脈に抱かれた魅惑の国である。

また、両国の文化(ヒンズー教・チベット仏教)が見事に混ざり合い、住んでいる人より神々が多いと言われるくらい至る所に神様を見ることが出来る。

ボクが、そんなネパールに興味を抱いたのがアニメ・マンガ専門学校在学中の事だった。

 

理由は修学旅行先であった初海外の台湾で

 

 

海外は何て刺激的なんだ!

 

 

と、日本しか知らなかったボクに海外への好奇心が刺激され、卒業後もっと知らない文化を見てみたいという思いにかられ、パートと個展での売り上げ金を元手にネパールに一ヶ月旅する事になった。

 

ボクがネパールに決めたのは、絵の勉強というのもあったがアジア諸国の中で最も物価が安い

というのが大きな理由の一つだった。

 

 

ネパールの物価が安いという例を上げれば日本で宿に泊まろうとすれば安くても五千円位が普通の所。

 

しかしネパールでは平均して五百円(五百ルピー)!

 

食べ物も百~三百円位出せば、美味しい料理を食べることが出来る!

この事実は衝撃的で、一ヶ月旅した時にかかった金額は五万円位しかかからなかった位だ。

 

以前ネパールを二週間旅した時の金額を書いているので物価について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んで欲しい。

【ネパールの魅力は物価にあり?】いかに安いかがわかる旅行費用大公開!

後にカンボジアやインド、ドイツ等様々な国に行ったがボクは次第に将来に悩むようになった。

 

パート・絵を描きながら海外に行っていては、実家暮らしのボクにとっては、いつか生活できなくなり破滅するかも知れない・・

 

でも就職なんて絶対にイヤだ!

 

そんな風に将来に苦しんでいたボクはある日、ネットビジネスに目を向けるようになった。

 

理由は簡単でブログやオークション、ショップを運営して自由な人生を送っている人がいることを知ったからだ。

 

ボクはビジネス初心者だった為、一体如何すればいいのか?

 

を考えている内に無料ネットショップサービス『BASE』の存在を知り、簡単にネットで商品を売れる事が出来るというのを知った。

 

そこでボクは海外で、買付した物を日本で売ってみたいという思いなり、買付先の候補として真っ先に思い付いたのがネパールだった。

先に述べたようにネパールは物価が安く、思い出深い国だ。

 

そして将来に不安を抱えていたボクは買付して日本で収入を得るためネパール買付旅をする事になる。

 

【買付の際の注意ポイント】

3度目となるネパールに到着したボクはタメルを中心に買付を行う事になった。

タメルとはネパールの繁華街であり、世界中のバックパッカーやトレッカーが集まる場所の事で、安宿やレストラン、土産屋がひしめき合っている。

因みにボクがこの時、泊まっていたのが『ホーリー・ランド・ゲストハウス』

700~1000ルピーで泊まれ、スタッフも親切なのでオススメゲストハウスである。

ボクはネパールに行く前から民族衣装をメインに買付しようと考えていた。

理由は民族衣装を売っている店も少なく、ボク自身ファッションが好きだったからである。

 

また、ネパールの首都であるカトマンズはそれ程広くなく、専門店が集まっているエリアが所狭しと広がっているからだ。

 

例えば

●カトマンズ・ダルバール広場周辺:帽子、衣料品、日用品等

●タメル:トレッキング用品・衣料品・本・仏画・雑貨など

●パタン:仏具・仏画・仏像

●ボダナート:仏具・仏画・仏像・チベット民族衣装

ただ、ネワールやタマンの民族衣装店を知らなかったボクは一から探さねばならなかった。

そんな時に現れたのがタメルにいた、とある日本語が堪能なネパール人男性。

 

彼は旅行会社を経営していて日本の有名芸能人と友達だと、ボクに芸能人達と一緒に映った写真をボクに見せつけてきた。

 

ただ、これはワナだった。

 

話を聞くからと彼の旅行会社に行き、民族衣装云々を言っている内に

 

そのネパール人は50ダラでホームステイをしてみない?

 

と唐突に切り出してきた。

 

当然断ったが、彼は夕食に着いてきてボクのおごり(頼みこんできた!)で彼と共に食べ、翌日一緒に民族衣装店を探すことになった。

 

ネパール人には、親切な一人も多いが彼のような怪しいネパール人もいて、タメルやダルバール広場周辺にはシツコイ物売りや麻薬の売人、ガイド等がいるので注意してほしい。

ただそのネパール人は怪しかったが、タメルにあるTシャツ屋でディスカウントしてもらったり(ネパールでは大幅な値下げする事が出来る)

カトマンズには殆ど無い民族衣装専門店を見つけてもらったりしたが別れ際に3000ルピーを渡せと言われた為、値切って早々にホテルに戻ることになった(確か1800ルピー位)

 

ボクは民族衣装店の発見料として彼にお金を渡したが、もしも流のネパール人を捕まえ、何かをやらせる場合は金銭的なリスクがあるという事を忘れてはならないだろう。

 

また、ボクは英語が殆ど話せなかった為、店員と値下げ等の交渉をする際、電卓を常に持ち歩いていた。

 

それと買付して日本で売るという事が目的であった為、商品を買った時、必ずレシート(英語でもそのまま通じる)を貰う、書いてくれと頼むようにしていた。

これはビジネス目的で海外から買付して日本に戻ってくるときに必要で、税関にレシートを見せ、買付した分の関税を支払う事になる。

 

【海外製品のメリット・デメリット】

海外製品のメリットは何と言っても日本には無いデザインである。

特にボクが探し求めたネパール・チベットの民族衣装は日本には中々無いデザインのモノばかりで、ファッション好きなボクからしてみたら全て欲しい位だ(笑)

だが海外製品(特にネパール製品)ならではのデメリットがある。

先にお伝えしたようにネパールは物価が安く、暮らしていく上でも買付して日本で商売するのもオススメなのだが、特に衣料品を買う場合注意してほしい所がある。

 

ネパールの衣料品は日本のようにシッカリとした作りになっていない事があり、場合によっては糸がほつれて穴が開いていたりする。

 

 

完璧な物を望む日本人からしてみたら、これでいいのかよ~!

 

 

と思うかもしれないが、ネパールだから仕方ない・・

 

 

いい加減な物を売っている訳では無いのだろうが、やはりネパール人と日本人との感性の違いだろう。

 

因みに衣料品以外は特に問題が無く仏像や仏画等、ネワール民族が造り出してきた工芸品の数々を職人達の町であるパタンで数多く見ることが出来るし、日本よりははるかに安い値段で買うことが出来る。

その為、もしも安くシッカリした衣料品を求めたい場合タイがオススメで、ネパールのTシャツの生地の質を見てもタイ製の方がシッカリとした作りになっている。

そのせいかタイ製のTシャツは(ネパールでも売っている)ネパール製のTシャツよりも割高で数百ルピーも高かった。

 

【まとめ】

以上のようにボクは買付目的ならネパールをオススメしている。

■メリット

安く買付品を手に入る。

専門店が多い。

日本には無いデザインの衣料品を手に入る。

大幅な値下げが出来る。

 

■デメリット

 

怪しいネパール人がいる。(頼む場合、よく話を聞く)

作りの悪い衣料品が多い。

 

もしも買付しようと考えているなら絶対にネパールはオススメなので是非行って買付の旅をして欲しいと思っている。

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