最近新潟の観光スポットに行ってスケッチをしに行く事が日課になりつつある画家の宮下です。
今回もぼくの好きな滝に行ってスケッチしに行ってまいりましたが
次に描く絵は色をつけて描いてみたいと思い
画材を安く買える事でお馴染みのダイソーでプラスティッククレヨンなるものを購入して色を塗ってみました。
とりあえずプラスティッククレヨンって何?
から始まったけど
なめらかで描きやすい!
手が汚れにくい!
というキャッチコピーにひかれたという事と
色鉛筆みたいに削らなくてすみそう!
と思ってしまい購入!
さてさてプラスティッククレヨンは24色も入って100円って凄いお得感があったんだけど
実際使ってみた感想としては・・
色が薄くて塗り絵の醍醐味である重ね塗りが非常にやりにくかった!です。
でもスケッチした絵にちょっとした色を入れる位ならいいと思う画材です。
まぁ、ぼくの場合ボールペンメインなので色が少しつけばいいかな~
といった感じなので充分ですが(でも他の画材で塗っちゃうと、そっちに浮気してしまうかも)
という事で今回はダイソーのプラスティッククレヨンについて記事にしてみました。
【プラスティッククレヨンの使い方】
塗り絵というのは絵の具や色鉛筆であっても薄い色から塗っていき
徐々に濃い色を重ね塗る事で綺麗な絵に仕上げる事が出来るのですが、プラスティッククレヨンっていうやつは
なかなか重ね塗りがやりにくい。
出来ないというわけではないが重ね塗りをする際はクレヨンを持つ手に力を入れて描くようにします。
ぼくは元々ボールペンや筆を持つ時はそんなに力を入れないタイプなのですが筆圧が強い人の場合
もしかするとポキッと折れてしまうかもしれないので少し注意です。
あと力を入れて重ね塗りをしようとしても薄い色の上に濃い色がつきにくいので
ぼくとしては、うーん・・
といった感じなので色鉛筆の方が良かったかなっという印象でした。
プラスティッククレヨンはこのような性質があるためクレヨン単品で使うというよりは
ボールペンやペンの上に色をつけるちょっとした画材としてはオススメ・・
出来るか出来ないかは微妙な所です。
色をあまりつけなくてもいいよって人には有りかもしれないですが
それこそ本格的な塗り絵をしてみたい!
って人にはオススメ出来ません。
多分色鉛筆や水彩絵の具など他の画材を使って描いた方が絶対いいと思います。
【塗り絵にオススメの画材とは】
ぼくはスケッチの際ボールペンを使って絵を描きますが他にも画廊での展示販売用にアクリル画を描いています。
アクリル絵の具は水を薄めて描く事で水彩画のようなタッチになるので塗り絵にオススメですが
慣れるまで相当時間がかかったので(今でもまだまだだとは思いますが)
水の分量云々研究して描くのがムズい!
っていう場合は水彩絵の具をオススメします。
因みにアクリル絵の具の使い方についてはこちらの記事へ
水彩絵の具も下地に薄く色を塗り乾いた後に、その上から絵の具を塗っていく事で
重ね塗りを表現出来る画材で調べてみるとスケッチの際、よく水彩絵の具を使ってる人も多いようです。
他にもコピックのようなイラストを描く際によく使われる画材もあるし子供の頃よく使ったオイルクレヨンで塗るという方法も。
ボールペンに関しては黒や赤、青の他にも緑や黄色などがありますが絵の具よりも数が少ないのでスケッチの時は
単色で色の表現をするのがベストかなっていう感じですし、芯が小さいのであれこれ使うと時間もかかるので
ボールペンを使って色をつけたい場合は今回のように、描いた上から別の画材で塗っていった方がいいと思いますね。
【ダイソーは画材の宝庫】
実は100円ショップで有名なダイソーは画材の宝庫なのです!
プラスチッククレヨンの他にも上記で紹介したアクリル絵の具や水彩絵の具、コピックと同じような性質をもつイラストマーカー、ボールペンセット、クレヨンなど
今すぐ絵を描きたい!っていう人はダイソーへゴー!!
っていうほど実に様々な画材が揃ってます。
もうなくなっちゃったけど以前はキャンバスまでも売っていて(0~3号)
ぼくはよくダイソーで買ってアクリル画を描いてましたね!
画材店のキャンバスより生地は薄くて100円って感じでしたが普通0号で500円かかると思えば全然安かったですね。
もう売ってないのが悔やまれます。
さすがにアクリル絵の具は画材店から買っていましたがダイソーでも売っているので
使った事はないけど安くすませたい場合はダイソーで買ってもいいと思います。
水彩絵の具も12色セットのお得なものがありますが100円なのでチューブが小さいので
水彩メインで描く場合は画材店で買った方が種類も多いので多少高くついてそっちで買った方がいいですね。
また水彩絵の具に限った事ではありませんが
本格的に絵を初めたいっていう場合は画材店で揃えた方がいいですね。
これは筆にも言える事ですが高い筆を使った方が耐久性や描き心地という意味で画材店から購入する方をオススメします。
例えばぼくがよく使ってる0号の筆も200円と600円位では耐久性が違い
長く描いてると安い方は毛先が割れて変え買える事に。
ぼくは高い方がいいという事がネパールで絵の修行に行くまで気付かなかったので
耐久性が早い安い筆がダメになったら買い換えてを繰り返してしまったので筆選びはよくしないとって思いましたね!
最後に今回紹介したプラスティッククレヨンのような画材を使いたい場合は同じプラスチックで作られているクーピーを使った方がいいと思います。
ダイソーには売ってませんが、クーピーの方が発色がいいため同じような画材を使いたい場合はこちらの方がいいかと。
ダイソーの画材を総合的に言えば、これから絵を初めたい初心者向けの画材選びにはいいと思いますが
本格的に絵を描いていこう!
って思ったら画材店で買った方が品質や量、種類など豊富なので値段が高いけどこっちの方が絶対オススメですね!
【まとめ】
今回紹介したプラスティックをまとめると
●色が薄い
●重ね塗りが難しい
●プラスティッククレヨンだけで絵を描くのはオススメしない
●こだわって塗り絵をしたい時は別の画材をした方がいいでした。
何だが散々な評価ですが100円なので仕方ありません!
とはいえ100円でも使える画材はあるし何より上手く描けるかは描く側の腕にもかかってるので
クーピーや色鉛筆を専門に描いてる人ならプラスティッククレヨンを上手く使いこなせるかもしれません。
ので、ぼくは今後スケッチの際に色付けする時に自分がどの画材があってるのか試して絵の勉強をしていこうと思います。
それではこの辺で失礼します。ではでは