雲・空のスケッチ!魅力的な雲の描き方を大公開

 

雲のスケッチをしよう!

 

 

ぼくは、ある夏の日

 

 

雲を描くため家を飛び出した。

 

 

しかし、どこにでもある雲をただ単に描くだけでは面白くない。

美しい風景を探して、その風景とセットでスケッチしようと思った。

 

 

 

だが・・

 

 

これがなかなか見付からない。

 

 

山にある展望台やキャンプ場に行っても納得のいく場所はなかったので一旦、滝に行って水浴びしようと考えた。

 

 

暑い中、行動するのは本当に地獄なのです。

 

滝壺でお風呂に入るように肩まで浸かり、ふと上を見上げた。

 

 

すると。

 

 

そこには木々のこぼれ日と共に青い空の中で雲が流れていた。

 

 

あ。

 

 

これを描こう。

ぼくはバッグからスケッチブックとボールペンを持ってきて、水しぶき激しい滝壺で空を見上げながら絵を描いた。

わざわざ、ここまでする必要はなかったかもしれないが

雲と森と滝のコントラストは惹かれるものがあったのだ。

 

 

描き終わったあと、帰りの準備を整え帰路につく事にしたのだが

 

 

その時、道路上でみた山と雲が美しく

 

 

写真を撮ったあと帰る事にした。

 

 

ぼくは、その写真を元に雲スケッチの続きを描く事にしたが

実際の雲を見たまま描くのと頭の中で描くのとは違うという事がわかった!

 

【雲や空の描き方】

 

ぼくはボールペンでファンタジー世界の絵を描く時に雲を描く事が多いのだが、その時にモクモクとした感じにする事がある。

だが実際の雲というのはモクモクとした感じのばかりでなく

 

流れるような雲だったり

 

 

うっすらとした雲だったりと

 

 

その時ごとに姿方が違う。

 

 

雲というのはよく見てみると空に透けてる部分やモクモクが思ったよりは細かいという事がわかった。

そのため雲を描く時はハッキリ描くというよりは雲と雲の間を空けさせたり徐々に薄くさせたりと表現します。

また光の関係だと思うが雲の上部は白くなりっていて下部は影になっている事が多い(一概には言えないが)

ボールペンで描いた時、なかなか実際の雲を表現するのは難しかったが、スケッチの際に雲の他にも空も描かねばならなかった。

 

 

実は空も快晴の日であっても単純に青だけではない。

 

 

つまり空はグラデーションがかかっているのだ。

上を見上げる程に青く下にいく程、白っぽくなる。

 

絵の具であれば簡単に表現出来るがボールペンの場合は横方向に何度も何度も線を引いてグラデーションを作っていく。

ぼくは写真を元に完成させる事が出来たが次は夕暮れの雲を描きたくなった。

 

【夕暮れの雲の描き方】

後日ぼくは温泉に行く道中、車内から田んぼにうつる美しい夕日を見かけ車から飛び出した。

今から日が沈まんとする夕暮れの光景をぼくは写真に収め翌日描く事にした。

夕暮れの雲というのは日中のように白一色ばかりではない。

 

薄くオレンジ色になっている雲や黒っぽくなっている雲、様々な色の雲で見事な夕暮れの芸術を作り上げている。

夕日が近くにある場合、黒い雲の端は光輝いている事に注意してほしい点と

日中よりもグラデーションがかかってある事を注意してみて下さい。

夜が迫っているので上部ほど薄暗く、夕日の近くはオレンジが際立っている。

 

真ん中は色が薄くなっていたりと毎日違う姿を見せるが、だいたいこんな感じだ。

 

また、雲や空以外の田んぼや建物の色は黒っぽくすると夕暮れという事を表現できます。

【雲の塗り方】

ぼくはボールペンの他にアクリル絵の具も使うが、メインとなる神さまの絵の周辺に雲を描く事がある。

 

雲を塗る際、気を付けてる事は黒を使わない事です。

 

黒を使ってしまうと全体的黒くなる傾向があり青だったりオレンジだったりで影を雲の色を表現しています。

恐らくスケッチする際にも同じような事が言えると思いますが

絵の具を用いる場合、黒よりも他の色を使った方がいいかと。

 

実際、自然物には黒色というものがないとされるので

絵に描く際も黒を多用させないで他の色を深く塗って濃くさせるのがコツだと思います。

 

【美しい雲の探し方】

 

毎日違う姿を見せる雲。

 

そんな雲と風景のセットでスケッチする際は以外にも見付からないものだ。

また一旦気に入った雲を発見して絵に描いても、また気になる風景を発見してしまう事がある。

 

そういった場合、なるべく早くスケッチするか写真に収め後で絵にするという方法がある。

 

スケッチなのだからその場で描いた方がベストだが蒸し暑い夏なら外で描くのは地獄だし

車で走ってる最中、いい感じの雲や空を発見して車を止めてスケッチするのは他の車の邪魔になる。

 

という事でぼくは写真を撮って雲の絵を描いたのです。

もし雲だけ描きたいという場合はここまでしなくてもいいと思いますが

風景と組み合わせて雲を描きたい場合はスケッチする為のポイントを見付けるため

 

歩き回ったり車で移動したりと建物や自然物をスケッチした時とは別な大変さがあったという感じでしたね。

 

因みにぼくはチベット文化圏を中心に旅していましたが、標高3000メートルを越える高地にある雲は手に取れるように近く

空気も澄んでいて空もまた抜けるような青で広がっていましたね。

雲や空というのは国、場所ごとに違う姿があるという事が海外に行くとわかります。

いつか、また行く事があったら雄大なチベットの大草原と雲のスケッチとかしてしてみたいですね!

ああ~海外旅して~!!

 

【まとめ】

 

今回雲スケッチをしてみて思ったのは

 

たかが雲、されど雲という事です。

形がないものなので、それを表現するのは以外にも難しいという事でした。

 

まとめると

 

雲を描く時のポイントは影になってる部分を描く。

雲の輪郭は間をあけたり描き方を考えてみる。

空はグラデーションをつける。

 

という事をスケッチする際、意識してみて下さい。

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