秋も深まり肌寒い風が吹くようになった10月のとある日
ぼくは新潟の阿賀町で花畑のスケッチと阿賀野市で田畑をスケッチをしに行きました。
花畑のスケッチは正直今を逃せばもう出来ないだろうなー
と思い草木が枯れる前にぼくはスケッチしに行かなければならなかった。
田畑のスケッチもそうなのだけれど新緑美しい夏の間に描いておけば良かったなっと今さらながら思っています。
先ず、ぼくが向かったのはは阿賀町津川にある芦沢高原ハーバルパークという小高い丘の上にある庭園。【地図】
庭園までの入り口は国道49号線沿いにあるので道中ぼくは日本一の杉がある三川の将軍杉をスケッチしてから行く事にした。
将軍杉はあの屋久島の縄文杉よりも、はるかに高い約40メートルの巨大樹で観光客が多く訪れている。
隣にる平等寺薬師堂も長徳元年(995年)建立という古刹でいい感じの雰囲気をしているお寺だ【地図】
ぼくは観光客が見学している中、ペンによるスケッチをした後に目的の芦沢高原ハーバルパークに向かった。
木のスケッチに関してはこちらの記事を読んで欲しい。
【花畑のスケッチ方法】
目的の庭園に到着したぼくは喫茶店に流れているようなBGMが流れる花畑の中、スケッチをする事にしました。
花畑というのは、つまり花の集合体なので一つ一つ細かく描こうとすると時間もかかるし
難しいので花畑を描く時は正確性よりも大まかに描く事をオススメします。
植物一つだけのスケッチならば一点に集中して細かい所まで目がいきますが沢山集まってしまうと
全てを描くのは難しくなってくるので、描く時は良い意味での適当感があるといいでしょう。
描き方・塗り方は二通りありあります。
一つ目は
ボールペンやペンで花畑を描いてから後で色付けをする。
二つ目は水彩絵の具や色鉛筆等の画材でその場で花畑を見ながら色付けする。
方法はどちらでもいいと思いますが前者の方が写真を見てゆっくり絵を描く事が出来るし
ぼくはボールペンやペンを主にスケッチしているので色付けは後からしている感じです。
因みに後ろの方にある花はあまりハッキリ描かないでポツポツと花があるように描きます。
その後、花がある所だけ暖色を塗って残りの所は緑色にします。
また花の回りには雑草等がある事がありますがメインは花なので多少雑な感じに描いても色をつければ雑草を表現出来るので大丈夫です。
あと花畑だけでなく後ろの向こう側にある木だったり山や空を描く事で絵の世界観を広げる事が出来ます。
因みにボールペンでのスケッチの描き方についてはこちら
【田んぼ・畑の描き方】
後日ぼくは阿賀野市の田んぼや畑をスケッチしに行こうとしたら
あいにく雨模様でとても外で絵が描けるような状況ではなかったので、ずぶ濡れになりながら写真を撮りまくって
それを元にボールペンで描いてみました。(そもそも田畑は個人所有のものなので目の前に座ってスケッチするのも気がひけますが)
描き方は田んぼも畑も人口的に耕されたものなので長方形だったり
田畑に面している道路や道に合わせて作られています。
その為、描くときは近くの田畑は台形を意識して描き
作物が植えられている所は盛り上がっていて、そこに作物の葉等を描いていきます。
畑の場合、様々な作物が植えられている畑も多いため盛り上がっている所は場所ごとに作物の葉を描きわけて描くといいでしょう。
田んぼの場合は田んぼを取り囲んでいる畦道(あぜみち)と呼ばれる土を盛り上げて作られた道を描きます。
因みに今回取材した田んぼは秋であったため既に稲が刈り上げられていた時期だったので黄土色一色でしたが
田植えや稲刈り前、後等時期ごとに変わるため季節を意識して描いてみて下さい。
また真上からの絵を描かない限り遠近法を使って描くと想いますが
目線では近くの田畑は台形のように見えますし遠く離れた所は台形から段々と横線のようになっていきます。
それと田んぼはキロ単位で広範囲に耕されていると思いますが田んぼが終わっている所にある林や家、山等を描く事で遠近感をだす事が出来ます。
今回ぼくはボールペンで描いた為、黒以外の色をつけていませんが
色を塗る場合は田畑ごとに色を変えるといいでしょう。
例えば畑の場合、作物ごとに葉っぱの形も違っていますが、葉の色もそれぞれ違います。
田んぼの場合であっても農家の方がそれぞれ作業しているので区画ごとに色が違っています。(上空からの田んぼの画像を見ればよく分かります)
色をそれぞれ変える事で目を楽しませる事が出来るので絵の具を使う時はそういった所を意識してみるといいでしょう。
【まとめ】
今回花畑、田んぼ、畑についてのスケッチや描き方について記事にしてみましたが実際取材してみると鳥や虫がいたり自然豊かな所を垣間見れます。
特に阿賀野市では秋から冬にかけシベリアから白鳥が飛んできて田んぼや瓢湖で数多くの白鳥を見る事が出来ます。
人口的に作られた場所であっても色々な自然の姿があるという事がわかるので、ぼくのスケッチ旅は終わりません。
まだまだ続きます!
スケッチする場所がある限りブログで公開していこうと思う!
以上!