スケッチ旅行のススメ!必要な道具・場所選び・描き方を紹介

 

絵と旅に興味がある人なら旅先でスケッチをしてみたい!

 

と一度は思った事はないでしょうか?

 

ぼくは夏になると川辺や山に行ってスケッチをしたりするのですが

暑い中で川に足をいれて絵を描くのは本当に気持ちいいものです。

 

大自然の中で身をよせて絵を描いていると鳥のさえずりや川のせせらぎ、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきたりと

部屋の中で絵を描くという事とは違った魅力があります。

 

さて!

 

今回は旅先でスケッチをしてみたい方に向け場所選び、持ち物、描き方等について記事にしてみました!

【スケッチ旅行に必要な道具とは?】

絵を描きに出かけるのがメインになるので荷物は少なめ、動きやすい服装がベストです。

ぼくの場合をいえばショルダーバッグ一つさえあれば絵を描く道具(スケッチブック、ボールペンなど)を入れる事が出来るのでオススメです。

 

基本的にいつも、ぼくは荷物が少なめで海外に行くときもリュックとショルダーバッグ位しか持っていかないのですが

 

荷物を少なくする事で動きやすくなったり、重くなって歩くのがキツくなるということを防ぐ事が出来ます。

 

そもそもスケッチがメインの旅なので画材は少なくてすみますが。

持っていく道具としてはスケッチブックと鉛筆やシャーペン、ボールペンがあれば十分です(どれも100円ショップで買えます)

もし時間があるなら水彩絵の具で色付けしたり、色鉛筆で始めから描くのもいいでしょう。

絵の具を持っていく場合は水を使うので普通は筆洗バケツ(専用の黄色い小型バケツ)が必要ですが

近所ならともかく旅先でというと、バケツがかさばって荷物になってしまう事もあるので小さなコップがあればいいと思います。

 

また夏に外にいると凄まじい日差しで絵を描けるような状況ではない事もあります。

 

特にぼくのように暑いのがイヤっていう人は、日傘を持っていくと少しは暑さを抑えられます。

 

服装は始めに言った通り動きやすい服装で。

 

ただ、ぼくは短パンが好きなので暖かい時期はいつも履いているのですが

夜間涼しいから公園で絵を描いていると100パーセント虫に刺されるので

暑いから短パン履くわ~って人は虫刺されには気をつけるべし。

 

【どこでスケッチすべきか?】

単刀直入に言えば描きたい場所があればどこでもいいと思います。

旅行先の観光地や山や川、海などの自然の中であっても自分が描いてみたいと思う場所ならどこでも(邪魔にならなければ)

 

ただ個人的に思うのは建物などの人口物は難しいと思います。

簡単にラフ程度に描けば、そうでもないと思うけど構図や描き方にこだわったりすると以外に時間がかかったりします。

 

人口物に限らず山や川、森など自然を対象に描くときもそうなのですが

よく見ないとわからないような小さい草木や花がいくつもあって自然物というものが構成されているように

 

人口物の場合であっても、町並み一つ一つよく見てみると花瓶が置いてあったり商店の内外にある商品が陳列していたりと

日常で生活していると見過ごしているようなものが結構あります。

 

スケッチ旅の為に描くので、そういった細かい所を省くのも一つの手ですが

描きこみたい!と思う人は場所選びに気をつけた方がいいでしょう。

 

因みに、もしぼくがスケッチするなら人が選ばないような場所を選びます。

というのも観光地は誰もが選びやすいし人の目が気になります(慣れればそうでもないと思いますが)

 

ぼくなら人がなるべくいないような場所ですね。人目を気にせず描けるので。

 

旅先でスケッチする事のメリットとしては思い出の為に描く事で自分の作品として残せるし

絵を上達させたい目的の為に外に出て街や風景を模写する事で絵のレベルを上げる事も出来ます。

ぼくはよくチベット文化圏に行きますが実は現地で絵を描くという事はあまりしません。

というのも純粋に旅をしたいし海外で絵を描くと高い確率で話しかけられるので一人でもくもくと絵を描きたい!

 

という人は写真を撮って日本に帰った後、その写真を元に絵を描いたりイメージを得たりする事がベストだと思います。

 

海外ではなく、もっと身近な所で描いてみたいという人は山や川などがオススメです。

特にキャンプ場や公園は整備されているし座れる場所があるので絵を描きやすい環境にあります。

 

例えば以前、行った新潟県の阿賀町にあるホタルで有名な、たきがしら湿原という場所は

湿地性の植物や蝶やトンボが飛んでいて、のんびり絵を描くのにてきしている場所でした!

この時、友人と行ったのでラフ程度で終わりましたが一人で描く時はボールペンや絵の具を持っていくのもいいと思いました!

因みに、その後ぼくはこの時描いたり絵にボールペンで更にかきこみました。

このあと近くにある大迫力の大尾不動滝や温泉に行って疲れを癒したりしました。帰りに行った鹿瀬温泉が熱すぎて川で水浴びしたら最高に気持ち良かったですよ。

外で絵を描いたり旅をする事は絵のイメージを膨らませる効果があるので、ぼくはよく外に出る事が多いのですが

そういった事を続けると自分だけの世界観を造り上げる事が出来ます。

それにスケッチ旅行の魅力は絵を描いたあとに温泉に行ったり滝を見に行ったりと観光する事が出来るのが最大の魅力です。

 

大自然の中でスケッチをするときに注意してほしいのが熊や毒蛇、スズメバチがいる可能性が大きいので

熊よけに音をたてて目的地に行ったりハチよけに黒っぽい服はさけたりした方がいいと思います。

【スケッチの描き方】

持ち物、描きたい場所が決まったらいよいよ実践です。

描き方に関しては滞在時間にもよるとは思うけど、早めに限られた情報のものだけを描くと、それらしくなります。

 

例えばラフ程度のスケッチなら、対象となる物の輪郭を鉛筆やシャーペンで簡単に描いて影をつけていく。

影をつけるときは明暗をハッキリさせることで、ぼやけた印象を全体的に回避させることが出来ます。

またペン画でもそうですが、影が薄い所は力を弱くして描いて色の幅をつけると立体的になります。

手軽さ抜群!奥の深いペン画の上達法・描き方・ペンの選び方とは?

外でスケッチする場合、影の度合いがよくわかるのでじっくり観察して描くといいでしょう。

因みに色付けするときは絵の具で影を作っていく事がメインになります。

また先程書いたように、ぼくのように描きこみ派の人は細かな所を時間をかけて描くのもいいですが

 

あえて描くものを誇張したりアレンジしてみると面白いと思います。

 

もうスケッチじゃないじゃん!

って思うかもしれませんが、ぼくの考えでは絵に正解というものはないと思うので目で見えるものと頭の中で見えたもの

2つを組み合わせるのも独自性という点で悪くないと思いますね。

 

【まとめ】

旅先でのスケッチは慣れてみると面白いし絵描きさんの活動の一つにもなったりします。

今回は暖かい時期に外で描く方法みたいな感じになりましたが

足場の悪い滝の近くで描いたり紅葉が美しい秋やしんしんと雪が降る肌寒い冬にスケッチ旅をするのもいいでしょうし

 

その場所、季節ごとにスケッチのやり方、準備道具が違うと思いますので

 

夏以外に絵を描くために外に出る事があったらブログにて紹介しようと思うので宜しくお願いいたします。

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