新潟県阿賀町に室谷洞窟という場所がある。
ぼくはこの洞窟に行って絵を描こうと思い立ち、旅に出た。
室谷洞窟は多数の縄文土器、石器や成人女性の人骨が発見された洞窟として知られています。
所在地は新潟県阿賀町の室谷という場所にあり県道室谷津川線(227号線)の終点まで行くとすぐ横に看板と共に洞窟が現れます。
因みに洞窟に到着するまで室谷洞窟と書かれた看板は無いので気にせず終点まで走りましょう。【地図】
【室谷洞窟への道】
ぼくは阿賀町が好きで何度も行っているのですが室谷区は初めてだったので、一体どんな所なんだろー
と思っていましたが周辺の民家は超デカイ昔ながらの家が立ち並び、スゲーのどかだなーといった感じの印象を受けました。
そんな室谷にある洞窟まで行ってみて思ったのは結構遠かったという事です。
室谷の近くは、もう福島県であり阿賀町の奥の奥といった感じで津川から40分以上はかかったと思います。
道のりとしては国道49号を車で走り信号機近くに設置されている
たきがしら湿原や御神楽温泉などの看板がある227号線に入り、後は道のりにそって終点まで真っ直ぐ進みます。
なを駐車場は無いため周辺の道端等に駐車します。
因みに227号線の道中にある228号線の柴倉、七名方面に行くとたきがしら湿原というホタルで有名な人口湿原があります。【地図】
前回ぼくは友人と共にたきがしら湿原を訪れスケッチしましたが人口とは言え花や草木が美しい場所でした。
また湿原に行く途中にある大尾不動滝はごろっとした岩が沢山ある沢が魅力的な滝で
カッコいい!!と思ってしまうほどの滝でいつかスケッチしたいと思いました!
ただ熊がいたと先客に言われビクビクしながら見学しましたが・・
阿賀町は熊の目撃が多い所なので山に行く時はマジで注意が必要!です。
【室谷洞窟と周辺の観光スポット】
室谷洞窟に到着したぼくは早速スケッチしましたが洞窟自体はそんなに深くなく洞穴といった感じ。
木々が生い茂っていて、遥か昔に住んでいた縄文人の痕跡は・・
ありませんでしたが住む分には何とかなる広さがある洞窟でした。
気になったのは洞窟内に焚き火禁止みたい注意書きが書いてある看板があったけど過去に誰かやったのでしょうか?
ぼくは絵を描き終わると洞窟とはもう一方の道(227号線終点左折)にある道室谷不動滝に行きました。
車を待避所に停め看板の先に行くとあっという間に滝を見渡せる場所に到着。
正直ぼくは滝壺に行って水浴びとかしたかったのですが、滝壺に行く道が無いため断念し写真だけ撮って後にしました。
回りは茂みばかりだが常浪川に下りる事が出来れば行く事が可能かもしれないけど前回別の滝を探しに行った時
毛虫にやられて腕中に発疹が出て痒みが一週間近く出てしまったので行く気は出ませんでしたね。
ぼくはその後、同じく縄文人の石器が出土した小瀬ケ沢洞窟を目指すはずがいつの間にか通り過ぎてしまったようなので(227号線上にある)【地図】
道中気になっていた川上~三川を結ぶ、ふるさと林道内にある人ヶ谷鍾乳洞を目指す事に。
林道入り口近くに滝があったのでぼくは水着に着替え水浴びをしました!
サッパリした後ぼくは鍾乳洞へ向かいましたが看板もなく、どゆこと?
と思い後日調べたら人ヶ谷鍾乳洞への入山は立ち入り禁止という事が分かりました(残念)
話を戻すとぼくはふるさと林道を通って三川に行こうとしましたが引き返した方が良かったと本気で思うほどヒドイ道路でした・・。
因みにふるさと林道内には鍾乳洞の他に縄文人のキャンプ跡とかいう遺跡や大きな樹(名前忘れましたが)が見所となります。(何れも見学可能)
林道は人ヶ谷山にあり、通らない方が絶対いいと思いますが一応地図をあげておきます。【地図】
【恐怖のふるさと林道】
ふるさと林道の何がヒドイかというと、落石があちらこちらに落ちていて道路自体も整備されていなかった事です。
途中ぞっとしたのは土砂崩れによる為か道路半分が土砂で埋まれていたり陥没した道路が沢山あって軽自動車で走るにはとても大変でした。
しかし道を進めば三川に着くんだろうと思い、ぼくはドンドン進んでしまい遂に終点まで行きましたが、そこにあったのは分かれ道。
一方は三川。もう一方は西山日光寺行きの道。
ぼくは三川にいくはずが、どうやら道を間違え西山日光寺行きに行ってしまい
更に山道をさまよう事になり結局一時間近く走り到着したの津川だったという始末。
知らない道は行かない方がいいと本気で思いましたね!
因みに西山日光寺というのは津川の山の上にある寺で木彫りの仁王像がある事で知られています。
この寺でスケッチ後、旭滝を探しましたが結局見付からずじまいで歯がゆい気持ちでいっぱいです。
【まとめ】
初めて阿賀町の奥地まで行って洞窟や滝を見学してきましたが、縄文人の名残がある場所が多く風景もザ・田舎といった感じで
津川や三川とはまた違った魅力がありました。
遠いので中々行く事はないと思いますが行く事があったら今度は友人と共に行きたいなと思いましたね!
それでは、ぼくの新潟の旅はまだまだ続くのでこの辺で失礼します。