阿賀町日野川にはイボに効くという芹田イボ地蔵という県内外から参拝者が訪れる有名なイボ地蔵があるので行ってみました!
あと、ついでに津川の平堀地蔵尊と日本1の杉である将軍杉、平等寺薬師堂もお参りに行ったので旅?の様子をご覧下さい。
【ヒトからヒトへ感染するウィルス性イボ】
何故、行く事になったかというと
ぼくの指に3ヶ所イボが出来てしまったからだ!
恐らくだが手と足がイボになっている友人から感染してしまったと思われるが、どのように感染したのかは分からない。
指に出来たイボというのはウィルス性イボ(尋常性疣贅)の事で
ヒトパピローマウイルスが皮膚が傷ついた事で入りこみ感染してしまう感染症である。
ウィルス性イボは放置すると拡がるだけでなく他の人にも感染してしまうようです。
握手といった直接接触だけでなく間接的にも感染(タオル等を共有する等)するので
単純に怖ーー!
と思った。
当然、皮膚科に行き液体窒素による治療を施してもらった。
マイナス196℃になる液体窒素を浸した綿棒をイボになってる部位に当てる事でイボになってる細胞が破壊されるみたいだけど
むちゃくちゃ冷たい綿棒を指に当てると痛冷たい!
そんな感覚でした。
が、雪国生のぼくにとっては大した事ではありませんでしたが・・。
このウィルスには特効薬というのがなく治療には時間がかかるようなので
イボが早く治りますように!
と神頼みという意味で新潟のイボ地蔵を探す事にしました。
【芹田イボ地蔵への道】
新潟県内のイボ地蔵を探してみると何ヵ所かあるようで
今回行った阿賀町の「芹田イボ地蔵」の他にも
新潟市西蒲区の「イボとり地蔵尊・縁結び地蔵尊」
田上町才歩の「イボ地蔵」
胎内市鍬江の虚空蔵堂の「イボ地蔵」等がある。
芹田イボ地蔵に行ったのは単純に動画で紹介されていたし阿賀町にはよく行ってるので
新な阿賀町の魅力を発見するという意味でお参りに行きました。
行き方としては津川警察所がある交差点を西山日光寺方面へ向かい真っ直ぐ行くと
小さなトンネルを通る前に左手に上川方面へ向かう道があるので、そこを10分位車で走ると芹田イボ地蔵がある集落に辿り着く。
地蔵堂には車が3台位停まれそうな駐車スペースがあったので、そこに車を停めた。
お堂隣には芹田イボ地蔵を解説した立札があり読んでみると
まず、この地蔵堂は弘法大師(空海)が建てたものと言われている(阿賀町や西会津方面は弘法大師ゆかりの史跡が多い!)
イボ地蔵(親地蔵)と首のない三体の地蔵(子地蔵)がある(なぜ首が無いかは不明)
縁日は7月16日で集落の人がお供え物をする。
地蔵はタバコが好物でイボが出来た所と同じ地蔵の箇所にこすり付けると治ると言われている。
治ったら御礼にタバコを供える。
イボ以外にも病気をしたら盆浴衣を着せると治るという。
津川や五泉からの参拝者も多い。
ざっとまとめると、こんな感じでした!
とりあえず、ぼくはお堂の扉を開け参拝。
お香やマッチ等は備え付けられていて供物も沢山あったので地元の人から篤く信仰されているというのが分かった。
で、ぼくはタバコを持っていなかったが
お地蔵さんの手の辺りと持病の潰瘍性大腸炎を患ってるのでお腹の辺りを擦って参拝終了。
これでイボが治れば良いのだが・・(^-^;
住所はこちら
〒959-4531 新潟県東蒲原郡阿賀町日野川甲1084
【いつも開いてる訳じゃない平堀集落の地蔵堂】
芹田イボ地蔵参拝後、ここまで来て帰るのはもったいないと思ったので平堀集落の地蔵堂に行く事にした。
ここの地蔵堂にあるのは農業や子育てにご利益のあるお地蔵さんで両脇には「ジジ」と呼ばれている閻魔天倚像と「ババ」と呼ばれている倶生神坐像がお祀りされている。
住所
〒959-4403 新潟県東蒲原郡阿賀町平堀
ぼくは来た道を戻り交差点を真っ直ぐ行き平堀集落へと向かった。
駐車スペースは地蔵堂隣にある常浪地区農村公園にあり、そこで車を停め地蔵堂へ向かった(公園内にはトイレも有る)
階段の上にある地蔵堂下は広場みたいになっていて農民みたいな姿のお地蔵さんが祀られていた。
さて
階段を登り地蔵堂の前に立った時
衝撃の事実を知る!
地蔵堂は
毎月1日、15日、16日
8月13日~8月16日
12月30日~1月3日
しか解錠してないみたいだった!
解錠日以外でも区長宛に電話すれば解錠対応するみたいです(連絡先が書いてないので、どう連絡すればいいのか不明でしたが)
仕方ないので僅かなお堂内部が見えるスペースから写真をとり後にしたのだった。
因みに、この後コンビニで昼食のオニギリを買い
さぁ帰ろう!
って思ったのだが欲が出てしまい将軍杉隣にある平等寺薬師堂でお参りに行ったという(^-^;
【日本1の杉「将軍杉」と平等寺薬師堂】
阿賀町岩谷には国の天然記念物に指定されている「将軍杉」(樹齢1400年、高さ約40m、幹周り19.31m)がある。
屋久島の縄文杉を超える文字通り日本1の杉なのである。
住所
〒959-4627 新潟県東蒲原郡阿賀町岩谷2242
何度も行ってる将軍杉だが阿賀町の有名な観光スポットだけあって、よく観光客が訪れている。
将軍杉の名前の由来は平惟茂将軍に因んでつけられており、伝説によれば村人がこの杉を切り船を造ろうとした所、一夜にして地面が沈んでしまったらしい。
そんな木。
目的は将軍杉に行きたかった訳ではなく隣にある平等寺薬師堂だ。
曹洞宗の平等寺境内にある薬師堂はあらゆる病気を癒すという御利益がある薬師如来が祀られておりイボにも効果があると思う。
この薬師堂は永正十六年(1519年)に建てられ堂内には当時の参拝者にる落書きが随所に見る事が出来る。
内部は非公開のようで薬師如来の仏像は拝観出来ないが写真がお堂上部に飾られている。
お賽銭箱横には釈迦の弟子の一人「お賓頭盧(おびんずる)様」の仏像がある。
この仏像も病気を治す力があるとされ病気の部位を撫でると治るとされている。
なのでお賓頭盧様の右手をナデナデ・・
これで大丈夫だろうっ!知らんけど(*_*)
ナデナデしたので今度こそ本当に帰りました、はい。
【まとめ】
今回イボになった事ではからずも今まで知り得なかった芹田イボ地蔵という地蔵堂に行く事になりましたが
阿賀町の魅力をまた1つ知る事が出来て良かったと思います。
イボに効くというお地蔵さんと薬師如来が祀られている平等寺薬師堂にお参りしたのでイボは治るでしょう!
そう信じたい。