東チベット(アバ方面)の旅をして分かったのは中国の物価というのは日本の半分以下というものだった。
ネットで調べてみても一日大体この位かかったというブログはあっても具体的に何処にどの位かかるのか?
というものが中々見付からない為、今回ボクのブログで
移動費・宿泊費・食費・雑費等
を事細かく書いてみたので中国旅行の参考にしてみて欲しい。
*10元=166円とする。
*ボクがアバ州を旅した期間は2018年7月10~21日。
四川省の宿は設備が良く安い所が多くオススメ。宿情報をまとめた記事もあるので読んで欲しい。
【7月10~11日(成都~理県)】
ボクが香港航空を乗り継いで成都までやってきたが
香港航空の航空券が往復47452円。
成都について早々ボクはファンタと歯ブラシを買い朝になるのを待ちバスターミナルまで行き理県のチケットを購入。
明朝理県行きバスが出発し昼過ぎに到着してホテルにチェックイン。
理県でもヒゲ剃りやファンタを買う。
ファンタ4元(約66円)
歯ブラシ粉3元(約50円)
空港~バスターミナルまで200元(約3300円)
傘20元(約332円)
成都~理県行きバスチケット60元(約997元)
理県のホテル100元(約1662円)
ヒゲ剃り10元(約166円)
ペプシ3元(約50円)
*ジュースは空港や飲食店で購入すると40元と割高になる。スーパーマーケットは30元で購入出来る。
合計400元(約6640円)*航空券代金除く
【12日(マルカム)】
アバ州州都マルカムに行く。ホテルにチェックインすると中華料理を食べ仏教ボン教寺院があるマルカム・ゴンパを見学する。
理県~マルカムまでバス45元(約70円)
ホテル120元(約2000円)
麻婆豆腐20元(約332円)
ペプシ4元(約66円)
*麻婆豆腐が辛すぎでそれを食べた飲食店で購入。
合計189元(約3000円)
【13日(マルカム~紅原~ゾルゲ)】
早朝マルカムを出発したボクはバスで紅原に。その後タクシーをチャーターしてゾルゲでホテルに泊まる。
ホテル~バスターミナルまでのタクシー料金11元(約170円)
ファンタ3元(約50円)
マルカム~紅原まで67元(約1100円)
紅原~ゾルゲ*チャーター料金300元(約4980円)
ホテル100元(約1662円)
ペプシ3元(約50円)
チャーハン15元(約250円)
合計499元(約8300円)
【14日(ゾルゲ)】
この日ゴンパへ行く。見学後ホテルで動画を楽しむ。
ホテル100元(約1662円)
ホテル~ゴンパまでタクシーで行く10元(約166円)
お菓子7元(約116円)
ファンタ3元(約50円)
*お菓子を昼食夕食代わりに食べた。
合計120元(約1992円)
【15日(ゾルゲ~朗木寺)】
アバ州観光スポット朗木寺行きのバスに乗る。2時半出発なので、この日は宿に泊まるだけとなる。
ゾルゲ~朗木寺26元(約430円)
ペプシ3元(約50円)
お菓子10元(約166円)
ホテル240元*二日分(約3980円)
【16日(朗木寺)】
朗木寺の二大僧院を見学。僧院ごとにチケットを払わなければならない。
昼食と夕食は近くのレストランで。
キルティ・ゴンパチケット30元(約498円)
セルティ・ゴンパチケット30元(約498円)
昼食(サンドイッチ)20元(約332円)
夕食(スクランブルエッグ)20元(約332円)
【17日(朗木寺~紅星~ゾルゲ)】
翌日予約しておいたタクシーで紅星~ゾルゲまで戻る。ホテルはゾルゲで泊まった所に。
朗木寺~紅星~ゾルゲ200元(約3320円)
ホテル100元(約1660円)
お菓子10元(約166円)
ジュース3元(約50円)
ジュース3元(約50円)
ラーメン16元(約265円)
合計332元(約5500円)
【18日(ゾルゲ~川主寺~ガメ・ゴンパ~松幡)】
10時に川主寺行きバスに乗ったボクは到着後昼食をとりタクシーをチャーターしてガメ・ゴンパ~松幡に行く。夕食は松幡でチャーハンを。
ゾルゲ~川主寺47元(約780円)
ラーメン15元(約250円)
ガメ・ゴンパ~松幡(チャーター)120元(約1994円)
ホテル80元(約1329円)
ペプシ3元(約50円)
チャーハン12元(約200円)
合計277元(約4599円)
【19日(松幡~マルカム)】
松幡~成都への道が行けないと言うのでマルカム経由で行く事に。
松幡~マルカム140元(約2326円)
紅原でバイキング形式のランチ15元(約250円)
マルカム~成都バスチケットを到着時購入。134元(約2200円)
ペプシ3元(約50円)
ラーメン13元(約215円)
【20日(成都)】
無事に成都に戻る。ホテルを見付けボクは殆ど外に出なかった。
茶店子バスターミナル~新南路までタクシー60元(約997円)
回鍋肉・ご飯31元(約516円)
お菓子10元(約166円)
ファンタ3元(約50円)
ホテル110元(約1828円)
合計214元(約3552円)
【21日(成都~日本)】
最終日早朝ホテルをチェックアウトし空港へ向かう。昼食夕食共に飛行機内で食べた為、お金がかからず。楽しい旅も終わったのだった。
成都~空港まで120元(約1994円)】
アバ州の旅の合計で2850元(約47180円)となった。
【チベットの旅でボクが費用を抑えるために実践したこと】
ボクはチベット旅行に限らず、どんな国に行くときも出来るだけ費用を抑えるために努力している。
例えば安宿に泊まったり出来るだけ高くないものを食べたり土産物を買わなかったり
(今回も買わなかった←あんまりぐっとくる土産が無かったというのもあるが)
そこで始めに書いた旅の家計簿を見ながらボクがどんな所に費用を抑えながら旅したのか見ていきたいと思う。
【メインは食費を抑える事】
始めにボクは普段から朝食を食べないので一日2食で住む。
しかもボクは小食なので食べ物にお金をかけるという事がない。
ただそれでも人が生きていく以上食費はかかってしまうものだ。
そこでボクは少しでも食費を減らすために三日分位、日本から菓子パンを持ち込んだ。
だから旅初めは食費が余り書いていないのだ。
それとチベットの旅をして分かったのは食堂に入って注文すると結構ボリュームのある料理が出てきて中々完食出来ない。
店によっては(大・小)という風に書かれている事もあるが無い店も多い。
ボクは注文して残すというのは食に対しての冒涜だと思っているので食べられないなら
スーパーマーケットでお菓子を買おう!
という風な考えになりゾルゲでは結構行きまくっていた^_^;
スーパーマーケットの利点はお菓子から飲み物、カップラーメンまで何でも揃うことだ。
どんなに小さな町でも必ず一つはあるもので旅に必要なものは何でもある。
ボクはスーパーマーケットで主に買ったものは三個入りのスポンジケーキ(5元)でそれを1~2つとジュースを買ったりしていた。
(毎日のジュースはやめられない)
お菓子にする事で1食160円位で済む事ができるので結構ボクは行っていた。
(お菓子だけだと味気ないので昼は外食、夜はお菓子というのもアリ)
【移動はバスをメインにするど安くなる。】
前回カムの旅では乗合タクシーでの移動がメインとなってしまったが公共バスにする事で移動費を抑える事が出来る
という事実が発覚した。
例としてゾルゲ~朗木寺間は約100キロ近い距離があるにも関わらず
バスで行くと26元。
それに対しタクシー(チャーターの場合)は200元である。
ただ費用が安くなる一方途中下車したりする事が出来なくなるのがデメリットで予め決められた場所しか行けないという事が起きる。
その為ボクはバスで行けないような人里離れたチベット寺院等はタクシーをチャーターして行く事が出来た。
*因みにチャーターしてもそんなにお金がかかることは無い。
*チャーターするタクシーは殆ど個人がやってる乗合タクシーで
大抵バスターミナル付近に行くと運転手が声をかけてくる。
*乗合タクシーの料金はバスより割高。しかし人が集まりしだい目的地へといってくれる利点がある。
【宿はシングルORドミトリー】
一日にかかるお金の中で1番高くついてしまうのが宿泊費だろう。
もし安く泊まりたい場合はドミトリーを選ぶべきだがボクは集団で一緒の部屋で寝るという事がイヤなので、勿論今回のチベット旅行はオールシングルだった。
シングルの利点は一人で泊まれる事で(当たり前だが)
かつトイレ・シャワー・テレビ等を自分だけで使う事が出来る事だ。
(同じシングルでも安い部屋はトイレシャワー共同だったりする)
またシングルのデメリットとしては宿泊費の高さだろう。
ドミトリーの平均宿泊費20~30元に対し
シングルは100~120元(80元というホテルもあった)
ゆうにドミトリーの5倍近い金額だが、よく考えてほしいの日本より遥かに安いという事だ。
中国で一日で泊まると100~120元(1500~2000円)というのなら
日本のビジネスホテルで泊まった場合その2倍以上の金額はかかってしまうだろう。
そう考えると一見高そうに見えるシングルでも安く見えるのはボクだけだろうか?
【まとめ】
チベット旅行の費用の抑え方としてまとめてみると
■食べ物は日本から持ち込む。又はスーパーマーケットで購入すると安く済む。
■移動はバスをメインにする。しかし寺といった人里離れている場所はチャーターが便利。
■宿泊費を抑えるならドミトリー。しかしプライベート重視ならシングルがベスト。
というチベット旅行で費用を抑える事が出来る三つのポイントが分かった。
後はこのポイントを抑え秘境チベットに行くだけだがバス渋滞が起きたり様々なハプニングが必ず起きると思うので
それも旅の醍醐味と思って想い出に残るいい旅をしてほしいと思っている。