念願の東チベットに行ったのは2017年の1月の冬だった。
東チベットとは許可証が必要なチベット自治区ではなく四川省西部や青海省等の地域をいいチベットがまだ国だった頃のチベット東部の事を言う。
東チベットはチベット1大きいと言われるラルン・ガル・ゴンパで有名だが情勢不安定で行けないこともありボクはラルンガル以外を計画に入れ四川省へ行った。
【四川航空で行く!】
四川省までの飛行機は四川航空で行ったのだが、この四川航空はボクが知る限り四川省へ1番安く行ける航空会社だ。
成田空港から成都に向け飛行機が飛び立ったのは夜の8時過ぎ辺りだった。
安い割に、時期もあったと思うけど乗客も少なく機内サービスもちゃんとしていた。
(機内食は出たが、映画が観れなかった。それと携帯の使用を禁止されていて、帰りの飛行機で窓の外を撮影したら注意された!)
成都に到着するのは深夜で、時間になるまでボクは東チベットの旅の事を考えながら寝るのだった。
無事成都に到着し、入国審査を終えたが時刻は午前2時。
ホテルの予約をしていなかったボクは空港の待合室で朝になるのを待った。
なぁに
ラダックに行くためインドの空港で一日過ごしたことを思えば、軽いこと。
ボクは朝になるのを待った。
待った。
寒い・・。
さすがに中国の冬は寒い。
ぶるぶる震えながら待っていると時刻は四時半位になった。
後、もう少し・・
するとその時、一人の中国人男性に話かけられた。
何を言ってるかわからなかったが、ボクはガイドブックを見せ東チベット始まりの町、康定(カンディン)行きのバスターミナルを指さし、それを見たおじさんがわかってくれたらしく
「着いてこい」
的な事を言い、ボクはそれに従った。
おじさんが向かった先にあったのは1台のタクシーだった。
タクシー運転手だったかー
ボクはもう少し朝になってからタクシーを探そうと思っていたが空港は寒かったのでボクはそのタクシーに乗り込みバスターミナルへ向かうのだった。
成都を走るタクシーの中、窓からの望む成都の街の風景・・
都会だー
高層ビルが建ち並び一見して日本の都会と見間違いそうな風景だったが中国語の看板が時折見る限りここは中国なんだとボクは感じることが出来た。
そんなこんなで康定行きのバスが発車する『新南門汽車ターミナル』に到着。
そしてボクはこの場所で東チベット行きのバスが来るのを待つのだった。
旅の続きはこちら。
http://mangabutsuga.com/2017/03/12/on-2/