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【ネパール魅力のヒンズー教寺院】仏像・彫刻・建築鑑賞ポイントとは?

ネパール・・

そこは雄大なヒマラヤ山脈に抱かれ、チベットとインドに挟まれた小国ながら、両国の宗教文化(ヒンドゥー教、仏教)が混ざり合った独特な文化が根付いている多民族国家だ。

 

 

この国で誕生した寺院建築は独特で、随所に美しい仏像や装飾が施され、見るものを圧倒させる。

 

 

ボクはよく仏画の勉強の為にネパールに行く事があるが、この国でみる寺院は単なる信仰の場所だけでなく、そこに住んでいる人々の憩いの場所であり、街を歩いているだけで数え切れない程の寺院を見ることが出来る。

また、ネパールで起きた大震災で壊滅的打撃を受けた寺院も相当数あったが、現在でも美しいネパール寺院が沢山あり、仏像や建築を学びたい人にたまらない国だという事は変わらないだろう。

 

 

では、そんなネパール寺院の鑑賞ポイントをまとめてみたのでネパールに行くときの参考にしてほしい。

 

【ネパール寺院建築】

ネパールの寺院と言えば、日本の五重塔を思わせる二重、三重・・

と屋根が重なる建築方法がされているのが特徴で美の都パタンでは数多くの巨大なネパール寺院を見ることが出来る。

このネパール寺院には様々な装飾がされているが、それぞれ名称があり寺院建築を学ぶ上でのポイントだ。

 

 

例えば『トーラナ』

 

 

トーラナとは扉の上に設置されている仏像が刻まれた半円形のレリーフで、その寺院に祀ってある神仏達がトーラナに彫られている。

ネパール寺院の何重にも重なる屋根を支える方杖『トゥンダール』もトーラナ同様、その寺院に関係する神々や神獣が彫られ、見るものを楽しませてくれる。

 

 

この二つの美しい寺院を飾る装飾物はカトマンズの国立博物館で間近で見ることができ、じっくり鑑賞したい人は見に行って欲しい。

因みに国立博物館にはトーラナやトゥンダールの他にも古いタンカ(仏教画)や仏像等が所狭しと展示されている。

 

 

ネパール寺院を見上げると屋根の上に尖った飾り物がある。

 

 

これは『ガジュール』というもので天から神様が降臨する目印とされ、ベルや宝珠の形が組み合わせた形になっている。

 

 

また、ヒンドゥー教の破壊神シヴァの持ち物、三叉戟(さんさげき)をかたどったものやヴィシュヌ神のシンボルである円輪のカジュールも存在する。

カジュールの下、屋根から軒下に垂れ下がっている飾りは『ドバジャ』と言い、神々が降臨する道筋を示すシンボルである。

 

【巡礼者の休憩所】

寺院周辺やダルバール広場には巡礼者用の休憩所があり『ダルマサーラ』と呼ばれている。

ダルマサーラには様々な種類があり『パティ』と呼ばれる小屋タイプのものや、2階建てで宿泊施設にもなっている『サッタール』四方が吹きさらしになっている『マンダプ』と呼ばれているものもある。

 

【ネパールの仏塔】

ネパールの仏塔と言えばチベット仏教の聖地ボダナートの巨大ストゥーパ(仏塔)が有名でだが、スワヤンブナートにはネパール・チベットの様々なタイプの仏塔を見ることが出来る。

 

例えばブッダ・アイが四方に描かれた仏塔の周辺にはチャイティヤと呼ばれているネパール独自の装飾的な仏塔があったり、スワヤンブナート参道には白亜のチベット仏教の仏塔があちこちに設置されている。

■ストゥーパについてはこちら

ネパールやチベット文化圏のおすすめポイント『ストゥーパ(仏塔)の魅力』

【ネパールの仏教僧院】

パタン等の古い街並みを歩いていると狭い入り口があるが、その中を進むと静寂な空間がある。

これを回廊型の修行僧用の仏教僧院建築『ババ』『バヒ』‥

と、呼ばれている。

 

【美しいネパール寺院3選】

ネパールに行くと数多くの寺院を見ることが出来るが、ネパール常連のボクがオススメする3つの寺院を紹介しようと思う。

 

一つ目はパタンにあるネパール版金閣寺『ゴールデン・テンプル』

 

その名の通り、寺院全体が金色で所狭しと仏像等が鎮座し、巡礼者や観光客が毎日訪れる有名な観光スポットだ。

ゴールデン・テンプルは境内ばかり目がつくが2階にも美しい壁画が数多く描かれているゴンパという場所があり、日々ネワール仏教徒によって法要が行われている。

 

二つ目はカトマンズのダルバール広場内にある『クマリの館』だ。

 

クマリの館は、寺院と言うわけでは無いが生き神クマリが住む神聖な建物で、木彫りの窓枠や美しい装飾が施され、ネパール人の信仰の高さを建物から伺い知ることが出来る。

 

 

三つ目はインドラ・チョークから200メートルほど北東に進んだ先にある『セト・マチェンドラナート寺院』

 

 

この寺院は雨を降らす神を祀っていて建築物として土手も美しく、ネパールの中でも一、二を争うほどの美しさをほこっていると思っている。

 

 

また、人々からの信仰も大きく、早朝に行くと参拝する人々を見ることが出来るし、時間によっては宗教歌を聴く事も出来る。

 

以上三つ紹介してきたが、ネパールには“住んでいる人よりも神々が多い”と言われている位に数多くの寺院を見ることが出来るので、一つ一つ寺院鑑賞ポイントを押さえながら見学するのも面白いだろう。

 

因みにチベット仏教寺院については、こちらの記事を参考に

【必見】美しすぎるチベット建築『ゴンパ(仏教寺院)』鑑賞ポイントとは?

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『心のオアシス』を見つけて“ゆったり”ネパールライフを送る方法

誰にでも心のオアシスという場所が存在する・・

心のオアシスとは、そこに行くだけで心が安らいだり、ホッとするような場所の事だ。

 

それさ近所の喫茶店だったり、行きつけのレストランやバーだったりする。

 

ボクにもそんな場所がある。

 

それは日本から遠く離れたネパールの首都カトマンズにあるチャチャカフェだ。

チャチャカフェと出会ったのは、初めてネパールに一人旅した時の事で、あの時は初の海外一人旅だったせいか体調を崩しゲストハウスに引き籠もっていた毎日だった。

しかし、ゲストハウスがある安宿街タメルを彷徨っている内にチャチャカフェという日本人経営のカフェレストランを発見し、そこの居心地の良さに毎日通うようになる。

 

どうして毎日行くようになったかといと、そこで手伝いをしていた、とある日本人との出会いがあったからだ。

 

彼とはよく話をしたし、日本語を話す店員のラマさんとはよく話をした。

 

初のネパールはチャチャカフェばかりいった事しか記憶に無いが当時は震災が起きる前だったので、ダルーバル広場にあった数々のヒンドゥー教寺院はまだ残っていた。

ボクはその時ヒンドゥー教寺院を撮りまくっていたが、もう見ることの出来ない基調な写真となってしまった。

その後もボクはネパールに何度も訪れ、知らない内にハマってしまった仏教美術を見るためネパールの数多くある聖地や寺院を歴訪。

そういった寺院群は画家であるボクに大きな影響を与え、現在の絵に活きていると思っている。

また寺院を見学したあと、タメルに戻り行きつけのゲストハウス『ホーリーランド・ゲストハウス』に戻る。

このゲストハウスは日本人に人気なようで、他のゲストハウスよりも居心地が良いような感じがした。

スタッフも人当たりがいいせいか、ボクはこのゲストハウスに行って以来、ネパールに来たら必ず行くようにしている。

そして腹が減ったらチャチャカフェに行き、パスタやハンバーグセットとジュースを頼み、本を読んで日々を過ごすネパールライフ。

旅でどんなに疲れてもチャチャカフェという心のオアシスがある限りボクは何度もネパールに舞い戻ると思う。

 

因みに以前ネパールに行った時は暑い夏の事だった。

 

夏のネパールは雨期にあたり、シトシト雨が降ったり、どしゃ降りになったり気まぐれな天気が続く季節なのだが、そんか時もボクはチャチャカフェに行き、『サラダパスタ』というパスタばかり注文していた。

 

サラダパスタを頼めば暑い夏でもサッパリしているから食べやすく、特製ドレッシングで味付けされたパスタは何度も食べられる位美味しかった。

 

しかも300ルピー(300円くらい)と安い!

 

だからボクはチャチャカフェで何度もサラダパスタを食べてばかりだった。

 

もしネパールを訪れる時があれば一度チャチャカフェに行ってみて欲しいが、今思えばボクは何度も同じ店に行くという習慣がある。

 

日本においても、行きつけの喫茶店があったり何年も通う温泉があったりする。

正にそれが『心のオアシス』でありネパールでも日本でも、ボクの心を引きつけて病まない安心出来る場所がそこにある。

 

あなたの『心のふるさと』

 

何処ですか?

 

 

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【検証】一日でネパールの観光名所をどれだけ回れるのか?仏教の聖地編

ネパールにはスワヤンブナートやボダナート等、数多くの仏教の聖地があるが、それらを1日で全て訪問する事が出来るのか?

 

という事を検証してみた。

 

まず、どこから行くかという事だがネパールには有名な仏教の聖地が4つある。

 

1つ目は

スワヤンブナート

通称『猿寺』と呼ばれる位、野生の猿が住み着いているネワール仏教の聖地で、四方にブッダアイを頂くストゥーパ(仏塔)があることで有名。また周辺には沢山のゴンパ(チベット仏教寺院)があり見物。

 

2つ目は

 

ボダナート

 

ネパール1大きいストゥーパがあるチベット仏教の聖地で、朝夕になると沢山の巡礼者で溢れかえり、ボダナート中に気で満ちあふれる。

ここもスワヤンブナート同様、ゴンパが沢山あり20以上ものゴンパが周辺に点在する。

『チベット仏教の聖地ボダナートの寺院一覧表』行き方・注意点のまとめ

3つ目が

ファルピン

動物の生け贄で有名なダクシンカリ・テンプルに至る道中にあるチベット仏教の聖地で、チベットに仏教を広めたグル・リンポチェが瞑想したと伝えられる洞窟があることで知られる。

4つ目が

ナモブッダ

カトマンズ郊外にある丘の上にある仏教の聖地で、弱り果てた虎に身ずらの肉体を捧げた釈迦の伝説があることで知られる。

 

【どこから行くのか?】

この4つの聖地の内、どこから行くのか?

というとファルピン、スワヤンブナート、ボダナートの順がオススメだ。

申し訳ないがナモブッダは他三つと組み込むと、とても1日で回る事が出来ない為、時間のある人は翌日行って欲しい。

まず、ボクが初めにファルピンとしたのはカトマンズからタクシーで1時間位で行け、観光して戻ってくるとお昼になって丁度いいからだ。

 

例えば、実際にボクがファルピンに行った例として朝9時位にタクシーで出発し、長い山道を走った後ファルピンに到着したのは10時半位だったか・・

 

その後、ボクは件の洞窟を見学したり、周辺のゴンパやシェスナラヤンのグル・リンポチェが瞑想した洞穴を見学したりした。

 

そして出発地タメル付近の橋で降りたボクはタメルに向かい歩いて行ったのだ。

 

何故かというとファルピンに行くまでで1番時間がかかるのは、サラスヴァティ川に架かる橋で、一日中車で混んでいて、ヒドいと30分以上も待たされる事になる。

 

その為ボクはタクシーから降りたのだが、もしかするとファルピンに行く場合、多少手前がかかるが橋をぬけてからタクシーを拾った方が良いのかも知れない。

 

因みにタメル~ファルピン往復5500(約5500円)ルピーだった。

 

タクシーでファルピンまで行くと高額になるので、割安なバスという方法もあるが効率よく観光する場合、タクシーの方が無難な選択だ。

 

タメルを9時に出発して戻ってくると大体13時位になる。

 

丁度お昼なので、世界中の料理が集まるタメルで昼食をとって後半戦に突入だ。

 

【猿寺とボダナート】

タメルで昼食をとったら、次はスワヤンブナートだ。

 

因みに現時刻14時15分位という設置。

 

タメルからスワヤンブナートまでは徒歩でも行けるが(徒歩の場合サラスヴァティ川を渡る)タクシーでも精々200ルピー位だから、とてもお手頃だ。

 

タクシーでスワヤンブナートに到着すると、丘の前で降ろされるかボクには判らないが(ボクはいつも徒歩なので)その場合、急勾配な階段を上り続け入場料を払い、境内に入場する事になる。

ここでの持ち時間、長くて1時間位だろうか?

 

スワヤンブナートはストゥーパばかり目がいってしまいがちだが、丘の周辺にはゴンパやチベットの真言が彫られたマ二石、仏像等が至る所にあり、ネパールの野外仏教美術館のようになっているので時間のある人は見に行って欲しい。

またスワヤンブナートに行く時間の無い人はタメルから10分位過ぎで行けるカテシンプーストゥーパがオススメだ。

 

スワヤンブナートのストゥーパと同型のストゥーパがあり、周辺にはネパール版仏塔チャイティヤやゴンパがあって、さながらリトル・スワヤンブナートと言った所。

16時位にスワヤンブナートの見学を終えられたら、次はいよいよチベット仏教の聖地ボダナートだ。

タメルからタクシーで行く場合、800ルピー位なので、スワヤンブナートからなら1000ルピーあれば、行ってくれるはずだ。

 

ボクが最終目的地にボダナートを選んだのは夕方16~18時位が、最も輝く時間帯だからだ。

 

巡礼者がどっと溢れだし、どこから持ってきたのか蝋燭台が沢山設置される。暗くなると火が灯され、土手も幻想的な姿が辺りに広がっていく。

 

また周辺のゴンパからは僧侶達による読経の音が聞こえだし、いつの間にかチベットの非日常世界に迷い込んでしまうはずだ。

ボクはそんなボダナートが好きでネパールに行くと1週間以上も滞在してしまう位好きで、ガイドブックに載ってないような観光スポットを探すべく、ボダナート中歩くなんて事がよくあった。

 

また優しい人も多く、一度行けばその居心地のよさにハマってしまうと思うから一度はボダナートに行って欲しいと思っている。

 

以上、ネパールの仏教の聖地を1日で回れるのか?

 

という事を検証してみたが、スローライフな海外旅行をするボクからすれば、かなり強硬スケジュールになってしまった。

ボクの場合ファルピンやボダナート等、各1日づつスケジュールを組んで行くため、かなりゆっくりだ。

 

つまり

 

1日目スワヤンブナート

2日目ボダナート

 

という感じだ。

 

時間の無い人はタクシーで効率よく観光する方がいいと思うが、時間のある人はボクのようにゆっくりと観光するというのも一つの手だから参考にして欲しいと思う。

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ネパールの老舗G.H“ホーリーランド”であわや大惨事!?

4度目のネパール訪問の際、定宿にしていたのがタメルにある『ホーリーランドゲストハウス』だった。

ここは老舗ゲストハウスとして知られ日本人に有名な宿なのだが、ボクは2階フロント近くの1番安い部屋(700ルピー)に泊まっていて、その部屋は貯水槽か何かの隣に作られていた。

それは、いつものようにチャチャカフェでランチを終え、部屋に戻った時の出来事だった。

 

部屋に入ろうとすると、突然スタッフに声をかけられた。

スタッフは何かをお願いしているようだったが残念ながらボクは英語が喋れない・・

だが彼女は必死に何かをお願いしているようだったので、何か大変な事が起きているんだな、とまざまざと感じられた。

だからボクはとりあえず

 

「OK!」

 

 

と、軽く返事をした。

 

すると他のスタッフ二人位がやってきて隣の貯水槽からホースを伸ばし、ボクの部屋のバスルームの蛇口に取り付けた。

その後はもう慌ただしい時間が過ぎゆくだけだった。

ボクは呆然とベッドに座り彼らの様子を眺めているだけだったが、彼らはというと貯水槽で何かの作業をしていたり、バスルームの中でホースを持って何かをしていたり・・

 

そんな彼らの作業は小一時間位、やっていたのだ。

 

ボクは目の前のバスルームで作業をしている青年を見ていたが、突然大変な事が起きたのだ!

ホースに亀裂があったらしく、バスルームから水が溢れだしボクがいる部屋まで浸水してきたのだ!

 

ヤバい!ヤバい!ヤバい!

 

早く言わなきゃ!

 

等と思っている間に部屋の中に大きな水たまりができ・・

 

 

大変な事になっちゃった。

 

バスルームの中の仕事に夢中になり、作業をこなすスタッフがようやく異の次第に気が付くと

 

 

「sorry」

 

 

ニコニコしながら謝ってきた。

 

その後、貯水槽の仕事が終わるとスタッフはタオル的なもので水たまりを綺麗に吸い取るとバケツの中へ・・

 

それを繰り返す事で、次第に水たまりは消え去り、残ったのは湿った床だけになったのだ。

 

掃除が終わるとスタッフは何事も無かったかのようにボクの部屋を出て行ったのだった。

まるで嵐が過ぎ去ったかのような1時間位の出来事だったが、このような体験は今まで色々海外へ行った中で面白い?

 

経験だったので、記事にしてみました。

 

日本では多分、部屋の中水浸し!なんて事は起きないだろうが海外だと勝手が違うので宿に泊まるだけでも面白い体験が出来るのだ。

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聖地ボダナートの知られざるアートスポットとは?

ボクは以前チベット仏教の聖地ボダナートで3か月間タンカ(チベット仏画)を習いに行っていたのだが、実はほぼ住んでいたようなボクであっても、まだまだ知らないようなアートスポットがあるという事が分かった。

 

4度目のネパール訪問の際、タンカを表装して貰うためタンカ屋に持って行き、頼んだ後の事だった。

突然タンカ屋の隣にある骨董店のオヤジに声をかけられた。

 

この人の口車にのると、面倒な事になるな・・

 

と長年の旅の感が働き

 

 

「no money」

 

 

とお金が無いことを告げたのだが

 

 

「そうじゃない。ついてきて」

「?」

 

 

予想外の答に、彼がお金目当ての面倒くさい人じゃないと察知したボクは表装が終わるまでの時間を潰す為、彼の後を着いていく事にした。

 

そのタンカ屋の隣には奥へ続くようなスペースがあり、そこにはそのネパール人の骨董店があった。

 

中に入ると、部屋一面に仏像やら仮面やら仏具やらと、ありとあらゆる骨董品で埋め尽くされ、これはあーだとか説明してくれた。

 

適当にうなづいていたボクに、彼はもっといい物を見せてやると言わんばかりに2階へと誘導。

 

そこには1階の骨董店とは比べ物にならない程の仏具等でうめつくされていた。

色々と見ているとボクの目にある物が目に止まった。

 

カッパーラだ。

 

カッパーラとは頭蓋骨をくり抜いて作ったお椀のような物で、よく血で満たされたカッパーラを仏画で見ることが出来るが、正にそれだ。

そのカッパーラは小さいが美しく装飾され、まるで美術品のようだった。

 

ボクは何気なく素材を聞いたのだが

 

「ヤクの骨だよ」

 

成る程・・

 

少しガッカリ?だった。

 

ホンモノのカッパーラは人骨で作られ、その多くは僧院の宝物館等に展示されているが、ボクの目の前にあるものは土産物用に作られた物だったのだ。

すると彼は

 

 

「ホンモノが欲しいのかい?」

 

「no!no!」

 

まさか!ホンモノは別にいらない(少し興味はあるが・・)

その後も古いタンカや怪しげな仮面等を紹介してくれた店主は、隣にあるギャラリーにボクを導いてくれた。

 

そこには画家らしきチベット人男性と、ネパール人スタッフ達がいて部屋中にチベット的な絵が幾つも展示されていた。

 

「凄い!」

 

チベットの地図を描いた物や、僧侶が瞑想している絵、馬に乗っているチベット人の絵とか、いわゆるタンカとは違ったチベット絵画がありボクは一つ一つじっくり見ることにした。

 

こんな所があったのかー・・

 

正直びっくりした。

 

以前ボダナートに住んでいたとはいえ、多分ボクが目にしていたのは目抜き通りにあるお店ばかり。

奥に入って見ると、まだまだ知らないような店が沢山あるという事だ。

 

絵を全て見終わると、そろそろ表装が終わる時間だったので骨董店の店主と別れ、隣のタンカ屋にいき出来上がったタンカを受け取りに行ったのだった。

 

因みにそのアートギャラリーは写真撮影禁止だった為、写真は無いが気兼ねなく絵をいつまでも見ることが出来るため、ボダナートに行った際は訪れてみてはどうだろうか?

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とあるチベット人との出会い『彼は物乞いだった』

ネパールに行くと本当に色々な人と出会う。

メイド喫茶を作ろうとする日本人、日本に何年も住んでいたネパール人、某芸能人と知り合いだという怪しいネパール人・・

など、旅をすると忘れられない出会いがある。

 

そして4度目のネパールに行った時もチベット仏教の聖地ボダナートで、とあるチベット人と出会いがあった。

 

以前ボクはタンカ(チベット画)をボダナートで3か月間絵師のマイラさんの元習った事がある。

4度目のネパール訪問では以前頼まなかったタンカの表装を頼みに、彼が経営するタンカ屋に行き表装を頼むことにした。

ボクは表装代2000ルピーを払い、泊まっているロータス・ゲストハウスに戻る最中の出来事だった。

 

「タシデレ!」

 

ニンマ派寺院を通り過ぎようとした時、とあるチベット人に話しかけられた。

 

彼は70歳くらいで左目が不自由な老人だった。

 

ボクはタシデレ!と、その老人に話しかけると

 

「チベット人か?」

 

いやいやそんな事はない・・

 

「違う。日本人だよ」

 

彼は、ゲストハウスに行こうとするボクを全く違う方向に導いた。

 

ボク達は住宅街に入り、朝の巡礼者が祈りを捧げるパトマサンヴァバの仏像がある小さな池のような所に連れて行かれた。

ここには何人ものネパール人やチベット人がいて、右回りにコルラする人や手を合わせて祈りを捧げる人、真言を唱えている人など、思い思いに祈りを捧げていた。

ボク達もパトマサンヴァの仏像の目の前で手を合わせ

 

「オム・マニ・ペメ・フム、オム・マニ・ペメ・フム」

 

と小声で詠唱。

 

その後、老人が奥にあるチョルテン(仏塔)に行こうと言い出し、ボクは彼に導くまま、奥の方に行った。

 

チョルテンを右回りに進み、近くにあったベンチに座るよう指示され・・

 

事件が起こった!

 

ボクと老人はたわいも無い話をした後のこと、老人は懐からカタと呼ばれる布をボクの首に巻くと、数珠を渡され、次に安そうなリングを強引に渡された!

 

「???」

 

ボクは混乱していると、老人が身の上話をしだした。

「私は左目が悪い。治療費をくれ」

「15$だ。」

 

こういう事かーっ!

 

ネパールに行くとこういう手の込んだ物乞いみたいのはよくある。

 

何か色々貰った事もあり(強引にであるが)引けなくなったボクは、負けに負けて500ルピーを渡すことに至った!

 

彼は渋々500ルピーを手に取り、ボクは早々に、この場を立ち去る事にした。

 

だけど正直500ルピーでも高い。

普通の物乞いに渡すときは、せいぜい10ルピーとかその程度だが、今回はチベット人だった。

 

ボクはチベット文化が好きなせいか、チベット人に対して甘い気がする。

 

ネパール人から同じ事を言われても、きっと500ルピー払う事は無かっただろう。

ボクがお金を老人に渡した事に対して悔いは無い。

 

旅すると、こういう事がよくある。

 

出会いやトラブルと言った海外ならではの刺激がやめられず、ボクは海外旅行をやめられない。

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ネパール旅行費用の抑え方『観光スポットをタダで入る方法』

ネパールを旅する上で最も費用がかさむのは宿泊費、移動費、そして各観光スポットへの入場料だ。

2017年現在ネパールの観光スポットの料金は以前より割高になっていて、ネパール旅行費用を抑えたいという人には大きな痛手となってしまった。

 

ただボクは知っている・・

 

観光スポットを無料で入場する方法を。

 

そこで今回この記事ではネパール費用の抑え方として観光スポットを無料入場できる方法を教えようと思う。

 

【ダルバール広場の入場料】

ダルバール広場はカトマンズの中心としてヒンズー教寺院が幾つもある場所で2015年の大地震で壊滅的被害を被ってしまい貴重な文化遺産が崩れ去ってしまった。

ボクは以前タンカ(チベット仏教画)を学ぶためネパールに修行しに行った際、地震から半年後だったという事もありダルバール広場は更地同然でカトマンズのシンボル的寺院の数々が綺麗に消え去っていたのだ。

この事は凄くショックだったが、ボクはあることに気が付いた。

ボクは知らない内にダルバール広場の敷地内に入っていて壊滅した寺院を見学していたのだ。

ただこの時は空港到着が深夜でダルバール広場に入ったのが深夜1時位だったと思う。

 

ボクはダルバール広場にタダで入る事が出来たのだ!

 

警備員は深夜にも関わらず職務質問的な事もなかったし多分深夜なら入る事が出来ると思う。

 

 

・・・

 

 

深夜かよ!

 

という深夜に行きたくない普通の感覚の人は(そもそもゲストハウスの鍵がしまって出られないが)

 

6時~7時の早朝を狙うべきだ。

 

警備員も手薄でタダで入場出来る可能性があるからだ。

ただカトマンズのダルバール広場は日中でも幾つか忍び込めそうなポイントがあるが外国人が多い事もあり、入場券売り場が沢山あるため忍び込むのは容易ではない。

だから警備員にすぐ見つかる為、ボクのように何度もネパールに来ている人や費用を抑えたい人は行かないというのも一つの手だ。

 

【入場料】

カトマンズのダルバール広場:1000ルピー

一方パタンにはタンカ絵師や仏師が多く美の都と言われ、仏画・仏像好きにはたまらないエリアだろう。

特にゴールデンテンプルはネパール版金閣寺のようで煌びやかで、いつも多くの仏教徒で賑わっている。

二階には小さなネワール仏教徒のゴンパがあり、ボクが行った際、ターラ菩薩の法要が行われていて男女友に読経していた。

 

その後どこかのタンカ屋に話し掛けられタンカを売り付けられそうになったりしたが、彼からタンカについて色々聞き出せたので、それはそれでよかったと思う。

パタンにはこの他にもヒンズー教寺院が沢山あり、一つ一つ見て回るのもいいだろう。

そんなパタンにもダルバール広場があるが、ここもカトマンズのダルバール広場同様割高で費用を抑えたい人には厳しい場所かもしれない。

ただパタンのダルバール広場は入場券売り場より寺院を挟んで手前の店辺りからコッソリ入れば無料で入る事が出来る。

 

警備員も手薄で声がかかるという事も無いが敷地内の博物館に入る事は出来ないので注意が必要だ。(博物館入場券はパタン入場券込み)

その為、費用を抑えたい人は博物館にいかずパタンのダルバール広場や寺院群を見学するという手をとった方がいいだろう。

【入場料】

パタンのダルバール広場入場料:1000ルピー

ゴルーデン・テンプル:50ルピー

 

【仏教の聖地の入場料】

画家であるボクが何度もネパールに行くのは仏教の聖地を訪れ、絵のインスピレーションを受けに行く事が目的であり特にスワヤンブナートとボダナートはチベット寺院が多く、仏画好きには興味深いエリアだ。

スワヤンブナートはネパール仏教徒の聖地で猿が多い事からモンキーテンプルと言われる小高い丘の上に立つ巨大ストゥーパ(仏塔)がある聖地だ。

この丘周辺には幾つものチベット寺院があり、マ二車や美しい彫刻や仏像がスワヤンブナート寺院を取り囲むように点在する。

この仏教美術の美しさは目を見張るものがありストゥーパまでわざわざ行かなくてもいいと思うほどの隠れた観光スポットだと思っている。

ストゥーパまではタメル側から歩いていく事ができるがキツイ階段を登った先に入場料200ルピーを払わない境内に入る事が出来ない。

 

だが、この入場料を支払わないで入る事が出来るのだ!

 

階段の先にある入場券売り場の反対側、つまりリングロード側からある階段を登っていけばタダで入る事が出来るのだ。

またこっちの入場券売り場には人がいなく警備員も手薄な事もあり、費用を抑えたい人はオススメだ(僅かな金額だが・・)

因みにスワヤンブナートそっくりなカテシンプーストゥーパがタメル近くにあるため、時間がないひとは訪れて欲しい。

【入場料】

スワヤンブナート:200ルピー

 

もう一つの仏教の聖地ボダナートはチベット人が多くチベット寺院も20以上ありネパールに行ったら是非一度行って欲しい場所だがボクにとってボダは想い出深い場所だ。

ボクがタンカを習いに行った場所はボダで、3か月間マイラさんが経営するタンカ屋でタンカを教えて貰っていたのだ。

3か月間もいたせいもあって顔見知りや友人達ができ、いつしかボクにとって第2の故郷になってしまった場所だ。

 

そしてボクがチベット仏教の聖地ボダナートで見たものは五体投地で祈りを捧げるチベット人の姿や宗教歌のようた読経を口ずさむ僧侶の姿・・

数え切れない程の巡礼者がストゥーパを回る様子はネパールの非日常世界を創っていた。

ボクはそんなボダの世界観が好きでネパールに行くと必ず行くのだが、タクシーで行くとボダの正面ゲート近くで降ろされる。

 

このまま正面ゲートに入ると入場料を取られる可能性がある。

 

その為、入場料を払いたくない人は正面ゲートより少し先に進むとストゥーパに通じる路上があり、そこからコッソリ入ると入場料を払わなくてすむのだ。

またストゥーパ内には何人も警備員がいるが声をかけられるという事はなく一度入ってしまえば後は問題ない。

【入場料】

ボダナート:400ルピー

 

ボクはそんなケチくさい?事をしながらネパールの観光スポットによく行くが、費用を抑えて長く旅したいという人などはこういったポイントを抑えて旅するのもアリだろう。

また物価も安く、長期間旅出来るネパールだが、ボクが以前ネパールに行った時に家計簿を作っていたので合わせて読んで欲しいと思っている。

ネパール旅行費用総まとめ『旅の家計簿大公開!』

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ネパールでタンカを表装すると幾らになる?『マイタンカ表装秘話』

2015年の9月~12月の3か月間ボクはタンカ(チベット仏教画)を学んだが、最終日完成したタンカに表装をしないかとタンカを教えてくれたマイラさんに勧められたが、金銭的事情によりボクは断った。

因みに表装すればタンカがグレードアップし、いっそう美しくなりる。寺院で掛けられているのは大体こんな感じだ。

その後日本に帰ると、友人の誕生日祝いに額を買って貰ったが、次第に何かが違うと思い始め、段々表装すればよかったなぁと次第に思い始め・・

 

2017年の7月に4度目となるネパールに行く事になる。

 

あの時、描いた想い出のタンカを持って・・。

 

【姿を消すマイラさん】

ボクはカトマンズの観光スポットを見て回った後、チベット仏教の聖地ボダナートに行き、ボクはマイラさんと久々の再会を果たすとタンカを教えてくれた事に対する感謝の手紙を読み上げた。

 

まぁ、自分でもヒドいカタコトの英語で本当に伝わったかどうか分からないが一応伝える事ができた。

 

ボクはこの時タンカをゲストハウスに置いてきていて、それが原因で少し後悔する事になる。

その日から4日後ボダのチベット仏教寺院見学をしたあと、マイラさんにようやくタンカを渡し、表装を頼み込んだ。

すると彼は快く引き受け、ボクに三種類の表装を勧めてくれた。

 

一つ目は1番ゴージャスな金の刺繍がある表装(3600ルピー)

二つ目は青くて地味そうな表装(2800ルピー)

三つ目が金の糸を機械織りで織られた模様のある表装で、これが1番安かった。(2000ルピー)

 

ボクは色々迷ったが結局、1番安い機械織りの表装を頼みマイラさんに2000ルピーを渡し、4日後の日曜日の16時に会うことを約束し、ボクはゲストハウスに戻ったのだが・・。

4日後、約束の日になりボクは16時にマイラさんがいるタンカ屋に行ったのだが何故か不在だった。

そこにはマイラさんの代わりにスタッフがいてボクを応対してくれたがタンカの事を必死に話すも英語がままならないボクの言葉は通じなかったが

 

「マイラさんは17時にいる」

 

と言われた為、ボクは一旦タメルに行きホーリーランド・ゲストハウスにチェックインすると17時位になって再びボダに出発。

 

今度こそいてくれよ。マイラさん!

 

とか思っていたが、ボクの期待は見事に裏切られた。

そこにはスタッフがいて、マイラさんはいないと話すのでボクはゲストハウスから持ってきたホテルカードを渡し部屋番号を教えると、ボダを後にした。

 

 

これで何とかなる・・

 

 

と思っていたが、いくら待ってもタンカ屋からの電話がなく、とうとう明日に帰国という日になってしまった。

ボクは昼くらいにボダに向けタクシーを走らせ、マイラさんのタンカ屋に行ったのだがまたまた居ない!!

 

 

そこにいたのはスタッフ!!

 

 

どうなっているんだ!?

 

 

スタッフは

「18時にいる。18時にもう一度来てくれ」

 

本当?明日は帰国の日。大丈夫だろうか?

 

と思っていたが18時に再びタンカ屋に行くとマイラさんの姿が!

この時、仕事中でボクの相手を出来なかったらしく二十分後また来てくれというので、隣の骨董屋とアートミュージアムを見学したあとタンカ屋に戻ると彼は以前仕事中。

 

だがスタッフが完成したタンカを取り出しボクに見せてくれた。

 

そこには綺麗に表装されたボクのタンカがあり、見応えは充分だった。

 

ボクは思わず素晴らしい!と声に出し、表装して本当によかったと思ったのだ。

そしてマイラさんと別れボクは小雨が降りしきる中、タメルに戻る事になる。

Eメール *

【ネパールの魅力は物価にあり?】いかに安いかがわかる旅行費用大公開!

ネパールに15日間行くと旅行費用は一体いくらかかるのか?

そんな素朴な疑問を解決するため、実際に15日間ネパールに旅した画家であるボクが毎日コツコツ家計簿を書いたので、ネパールに行きたい!

 

という人に向け公開しようと思う。

 

それと初めに断っておくがボクの旅のスタイルは潜伏型バックパッカータイプで一つの宿に長く泊まり、気が向いたら何処かに行くというスタイルをとっている。(特にネパールは)

前置きはさておき、気になる旅の費用を公開しよう。

 

【15日間ネパール旅行費用総まとめ】

2017年の7月20日ボクは羽田空港発のタイ国際航空に乗り込み、バンコク経由でカトマンズに到着したが、ここから宿泊する予定の有名な安宿ホーリーランド・ゲストハウスにタクシーで行き、チェックインしたその後、ネパール滞在に必要なものをタメルにあるスーパーマーケットで購入。

ボクは疲れていたので今日一日夕食以外これといって何処かに行くことは無く、部屋の中でテレビをずっと観ていた。

 

【日本1日目費用】

■タイ国際航空航空券 70000円

■ネパール15日間ビザ 25US$

■空港~タメル 700ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■ひげ剃り 210ルピー

■ジュース(マウンテンデュー) 75ルピー

■歯磨き粉 60ルピー

■シャンプー 105ルピー

■ファンタ 80ルピー

■ダルバール 385ルピー

=2315ルピー(航空券、ビザ代除く)

*1ルピー=1~1・2円

 

それにしてもダルバールは美味しかった!

ボクはネパールの国民食ダルバール・タルカリが世界中のどんな料理よりも大好きなのだ!

 

【2日目費用】

この日タクシーでパタンに行き、チベット難民キャンプを見学、その後ネパール版金閣寺ゴールデン・テンプルに行き美しきネパール美術に圧倒!

ボクの旅は基本チベット仏教美術を求める旅をメインにしているため、寺院見学が主になっている。

入り組んだ迷路のようなパタンをさまよったボクはタンカ絵師ロク・チットラカール氏のシムリク・アトリエでタンカ作製風景を見学。

ロク氏にボクの仏教絵を見せた所「日本の仏教徒は怒らないのか?」は衝撃的だった。

■タメル~パタン 600ルピー(行き)

■パタン~タメル 500ルピー(帰り)

■ゴールデン・テンプル入場券 50ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■マウンテンデュー 75ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■ハンバーガー 230ルピー

=2405ルピー

■ゴールデン・テンプルの他、オススメ仏教寺院についてはこちら

ネパール仏教観光スポットを訪ねて『美しき仏教寺院3選』

【3日目費用】

この日ネパール旅行のメインとなるアミターバ・マウンテンにあるセト・ゴンパまでスワヤンブナートまで歩き、そこでタクシーを拾い、ゴンパまで行った

 

・・・が休みで入れず。

 

無念!

■セト・ゴンパ~タメル 1500ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■ビスケット 25ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■モモ 145ルピー

■ファンタ 80ルピー

=2750ルピー

 

【4日目費用】

ネパール美術を見学すべく国立博物館に行き、美しいタンカや仏像等を写真に収め、画家にとって必要なイマジネーションを高める。

ボクは国立博物館まで歩いていったが徒歩で五十分位かかり、まぁ疲れた(´Д`)

■博物館カメラ込み 250ルピー

■スワヤンブナート~タメル 300ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■マウンテンデュー 75ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■ダルバード 295ルピー

 

【5日目費用】

ボクは以前チベット仏教の聖地ボダナートでタンカ絵師マイラ氏の元、タンカを3か月間習ったが今回はその御礼のような旅でもあった。

ボクはロータスで宿をとるとマイラ氏が経営するタンカ屋に行き、マイラ氏に御礼の手紙を読み上げた。

つたないカタコトの英語だったが、多分理解してくれたと思う・・

■タメル~ボダ 900ルピー

■ロータス 600ルピー

■ダルバール 210ルピー

■マウンテンデュー 70ルピー

■チョーメン 150ルピー

■ラッシー 80ルピー

■靴下 180ルピー

 

この日、靴下を買ったが今まで素足サンダルで非常に足が痛かった為。素足ヤバい(ToT)

 

【6日目費用】

ボダを望む丘の上にあるコパン・ゴンパまでタクシーで行ったがボクが半ズボンだった為、入る事が危ぶまれたが僧侶の特別な許可により、何とか入る事が出来た。

ゴンパ見学は半ズボンNG!ゴンパにいくひとは気を付けた方がいい。

 

■ボダ~コパン・ゴンパ~ボダ 1500ルピー

■ロータス 600ルピー

■マウンテンデュー 70ルピー

■バター茶 70ルピー

■ミックスフライドライス 175ルピー

■ビーフトゥクパ 135ルピー

■ファンタ 55ルピー

=2605ルピー

■コパン・ゴンパについてはこちら

チベット瞑想・修行方法を学べるコパン・ゴンパって一体何処?

【7日間目費用】

この日から5日目ロータスにいる時間が長くなり、特別何処かに行く日は少なくなる。

ロータス・・居心地良すぎ

 

■ダルバール 275ルピー

■ジュース 75ルピー

■ロータス 600ルピー

■牛肉面 220ルピー

■紅茶 80ルピー

=1250ルピー

 

【8日目費用】

マイラ氏に以前描いたタンカの表装を頼む。

4日後の日曜日にとりに来てくれと言うが・・

タンカ屋を後にするが怪しいチベタンの爺さんに話し掛けられ、彼と話している内に

「目が悪いから治療費が欲しい」と言われ、つい500ルピーを渡してしまう。

ボクはチベットが大好きな為チベタンに甘い傾向がある(^-^;)

■ピザ 260ルピー

■コーラ 55ルピー

■老人へ 500ルピー

■表装 2000ルピー

■CD  350ルピー

■ロータス 600ルピー

=3765ルピー

 

【9日目費用】

■ダルバール 260ルピー

■レモンコーラ 65ルピー

■モモ 135ルピー

■マウンテンデュー 70ルピー

■ロータス 600ルピー

=1130ルピー

 

【10日目費用】

■チーズパスタ 300ルピー

■バター茶 40ルピー

■ロータス 600ルピー

■ベジカレー+ライス 200ルピー

■マウンテンデュー 70ルピー

=1210ルピー

 

【11日目費用】

完成したタンカをとりにマイラ氏に会いに行ったが、不在。スタッフによると四時に来てくれという事だった為、仕方ないのでタメルに戻りホーリー・ランドゲストハウスにチェックインした後、改めてボダを目指すのだが・・・

また不在!ネパール人はマイペース過ぎる(´Д`)

■バター茶 30ルピー

■ボダ~タメル 800ルピー

■タメル~ボダ~タメル 1500ルピー

■コーラ 90ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■ズボン 495ルピー

■ダルバール 385ルピー

■マウンテンデュー 75ルピー

=4375ルピー

 

【12日目費用】

セト・ゴンパに行ったがまた追い返される!

 

もういいや・・いつかまた行こう。

 

■セト・ゴンパ~タメル 1500ルピー

■クリームチキン 400ルピー

■マウンテンデュー 75ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■ベジタブルトマトシチュー

=2975ルピー

 

【13日目費用】

この日チベット仏教の聖地ファルピンに向かう。ファルピンはグル・リンポチェが瞑想したと伝えられる洞窟があり、周辺にはゴンパが沢山ある。

タクシー代はかかったが思い出深い地となった。

■タメル~ファルピン~タメル 5500ルピー

■本 300ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■マウンテンデュー 75ルピー

■ハンバーグセット 350ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

=7225ルピー

■チベット仏教の聖地ファルピンについてはこちら

チベット仏教の始祖グル・リンポチェが瞑想した洞窟があるファルピンに行ってみた!

【14日目費用】

自由にネパールを行動出来る最後の日。

ボダに行くとマイラ氏はまた不在。

 

スタッフによると6時に来てくれと・・

 

本当に大丈夫かな?と思ったが何とか会うことが出来、完成したタンカを受け取りタメルに向かう。

 

夕食はいつものチャチャカフェで。

 

そしてまたサラダパスタを頼む

 

しまった!・・サラダパスタばっかり食ってた!!

■フレッシュトマトベジパスタ 280ルピー

■マウンテンデュー 70ルピー

■タメル~ボダ~タメル 1600ルピー

■ゲストハウス 700ルピー

■サラダパスタ 300ルピー

■CD二枚 700ルピー

■茶 60ルピー

■パンケーキ 140ルピー

=3850ルピー

 

【15日目費用】

遂に最終日。

名残惜しいがゲストハウスをチェックアウトし、空港へ向かい帰路へ立つ。

いつ来てもネパールは面白い場所だ。至る所に仏教美術があり、友人達がいて刺激的な体験ができる。ボクにとって第2の故郷です(^^)

■タメル~空港 800ルピー

 

この15日間の旅行費用を計算してみた所・・

ネパール総費用40765ルピー

 

内訳で1番お金がかかったのがタクシー代とホテル代で、その次が食費。

4万ルピーよりも安く抑えようとすれば移動はバスで行ったり、ローカルな飲食店で食事をとったりすれば安く出来るため、持ち金と相談して旅をすればいいだろう。

Eメール *

ネパールにあるチベット仏教の聖地ファルピンの仏教美術を訪ね歩く旅

ネパールでチベット仏教美術を多く見ることが出来る場所はスワヤンブナート、ボダナート、そしてカトマンズ郊外にあるファルピンだ。

ファルピンはチベット仏教の開祖グル・リンポチェが瞑想した洞窟がある場所でチベット人やネパール仏教徒の聖地だが、そんな場所だけあってゴンパ(チベット仏教寺院)が沢山あるのだ。

ゴンパは信仰の場所だが美しい壁画や仏像が沢山あり、チベット仏教美術の粋を集めたような極彩色の寺院で、ボクのような仏教の絵を描く人間や仏像好きの人間にとっては最高の場所だろう。

【チベット仏教の聖地】

ボクはそんなチベット仏教美術があるゴンパが好きでチベット文化圏各地を訪ねているが、特にネパールは好きでゴンパが多いスワヤンブナートやボダナートはネパールの中でも好きなエリアだ。

特にチベット仏教の聖地ボダナートはゴンパが20以上もあり以前タンカ(チベット仏画)を3か月修行した場所としてボクの想い出の地として心に焼き付いている場所だ。

■ボダナートのゴンパ一覧はこちら

『チベット仏教の聖地ボダナートの寺院一覧表』行き方・注意点のまとめ

 

ボクはそこ以外にもゴンパが多い場所が無いかと探した所、ダクシンカリ近くにあるファルピンにゴンパが沢山あるという情報を手に入れ、タメルからタクシーで1時間走り抜け、チベット仏教の聖地ファルピンに到着した。

 

タルチョーがはためくグル・リンポチェが瞑想した洞窟の下にはチベット寺院があり洞窟を見学した後、美しいチベット美術である壁画や仏像を拝観すべく寺院内に入ってみた。

 

薄暗い寺院内にはゴンパお決まりの四天王と六道輪廻の壁画が描かれ、数人のネパール人達が談笑していた。

因みにチベット寺院に四天王の壁画が描かれるのは四天王が持っている意味、東西南北を守護する存在として描かれているのだ。

【聖地を護るチベット仏教の神々達】

四天王の壁画がある小部屋の奥にはグル・リンポチェの金ピカの仏像があり天井には幾つもの曼荼羅が描かれ、それはとても美しいものだった。

 

その後、階段隣にあるチベット寺院に行くと僧侶達のお勤め最中で、まるで宗教音楽のような読経が辺りを包み込んでいた。

 

彼らが読経している部屋の隣にも小さな部屋があり、そこにも美しい壁画が沢山あったがボクは他のチベット寺院で見ることが出来ない意外な壁画が目に止まった。

 

それは何人ものヨーガ行者が描かれた壁画で、小さく描かれたそれらは様々なヨーガのポーズをとり、見ていて面白いものだった。

ヨーガ行者というのは、つまり悟りを開く為に修行している人達で悟りを開く為に修行している僧侶達がいる寺院が持っている意味としても、この壁画は寺院に相応しいものだと思った。

 

また奥には赤い身体をしたアミターバ(阿弥陀如来)という仏が本尊として祀られていてボクの事を見守っていた。

■阿弥陀如来についての記事

アミターバとアミターユス『二つの阿弥陀と浄土世界の真実』

この他にも緑ターラ菩薩等のチベット仏教の神々の壁画が壁一面に描かれ、本尊隣にはダライ・ラマの写真が堂々と掲げられていた。

 

この二つのチベット寺院には美しい壁画や仏像がありボクとしては満足だったが直ぐ隣にあるゴンパにも何か引きつけるものがあった為、行く事にした。

 

そのゴンパには巨大なストゥーパ(仏塔)があり細かな装飾に白亜の仏教が土手も美しかった。

 

そのストゥーパがあるゴンパの本堂は堅く鍵が閉められ中に入る事が出来なかったが、本堂前の壁には四天王や六道輪廻の壁画、そしてハヤグリーヴァ、ヴィジャヤの壁画があった。

この鬼のように見える尊格は東方と西方を守護する存在として四天王と同じようにゴンパに描かれるテーマの一つだ。

 

 

因みにハヤグリーヴァは和名で馬頭明王と訳され、日本では馬頭観音として信仰されている。

 

ボクはこういうゴンパごとに違う壁画を見るとゾクゾクする。

 

同じテーマでも描き手が違うからゴンパごとに壁画が細かかったり、荒かったり壁画一つ一つに微妙な違いがあり絵師として描き手の表現方法は勉強になるからだ。

*写真はボダナートで最も色鮮やかな壁画があるゴンパだと思っているShelkar Gompa

 

因みにチベット仏教の神々に興味のある人はこちらの記事を読んで欲しい。

チベット仏教における仏達の種類『代表的なチベットの神々とは?』

【山あいの村シェスナラヤン】

ファルピンのゴンパを見学した後、グルリンポチェが瞑想した洞穴があるシェスナラヤンのゴンパ群に行ったがゴンパの堅く門が閉まっていたり、壁画があったと思われる壁が奇麗に塗りつぶされていたりして、チベット仏教美術を見るという点では残念だったがシェスナラヤンはのんびりとした場所で城のような巨大なゴンパが幾つもある風景は土手も綺麗で、行った価値はあったと思った。

ボクはシェスナラヤンに行った後タメルまで戻ったがスワヤンブナートやボダナートとは違う自然に囲まれたゴンパ群の風景は今でもボクの心に残っている。

ボクはこのネパールでチベット仏教美術を求める旅を通して思ったのはファルピンのように混沌としたカトマンズから離れた場所にもチベット仏教の聖地があり、そこにも美しいチベット仏教美術が沢山あった事だ。

 

 

もしかしたらファルピン以外にもゴンパが沢山ある聖地があるのかも知れない。

 

 

そんな地元住民しか知らないようなガイドブックにも載らない場所があれば行ってみたいし、ネパールというのはいつ来てみても奥が深いなぁ

 

 

と思うのであった。

 

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