【検証】一日でネパールの観光名所をどれだけ回れるのか?仏教の聖地編

ネパールにはスワヤンブナートやボダナート等、数多くの仏教の聖地があるが、それらを1日で全て訪問する事が出来るのか?

 

という事を検証してみた。

 

まず、どこから行くかという事だがネパールには有名な仏教の聖地が4つある。

 

1つ目は

スワヤンブナート

通称『猿寺』と呼ばれる位、野生の猿が住み着いているネワール仏教の聖地で、四方にブッダアイを頂くストゥーパ(仏塔)があることで有名。また周辺には沢山のゴンパ(チベット仏教寺院)があり見物。

 

2つ目は

 

ボダナート

 

ネパール1大きいストゥーパがあるチベット仏教の聖地で、朝夕になると沢山の巡礼者で溢れかえり、ボダナート中に気で満ちあふれる。

ここもスワヤンブナート同様、ゴンパが沢山あり20以上ものゴンパが周辺に点在する。

『チベット仏教の聖地ボダナートの寺院一覧表』行き方・注意点のまとめ

3つ目が

ファルピン

動物の生け贄で有名なダクシンカリ・テンプルに至る道中にあるチベット仏教の聖地で、チベットに仏教を広めたグル・リンポチェが瞑想したと伝えられる洞窟があることで知られる。

4つ目が

ナモブッダ

カトマンズ郊外にある丘の上にある仏教の聖地で、弱り果てた虎に身ずらの肉体を捧げた釈迦の伝説があることで知られる。

 

【どこから行くのか?】

この4つの聖地の内、どこから行くのか?

というとファルピン、スワヤンブナート、ボダナートの順がオススメだ。

申し訳ないがナモブッダは他三つと組み込むと、とても1日で回る事が出来ない為、時間のある人は翌日行って欲しい。

まず、ボクが初めにファルピンとしたのはカトマンズからタクシーで1時間位で行け、観光して戻ってくるとお昼になって丁度いいからだ。

 

例えば、実際にボクがファルピンに行った例として朝9時位にタクシーで出発し、長い山道を走った後ファルピンに到着したのは10時半位だったか・・

 

その後、ボクは件の洞窟を見学したり、周辺のゴンパやシェスナラヤンのグル・リンポチェが瞑想した洞穴を見学したりした。

 

そして出発地タメル付近の橋で降りたボクはタメルに向かい歩いて行ったのだ。

 

何故かというとファルピンに行くまでで1番時間がかかるのは、サラスヴァティ川に架かる橋で、一日中車で混んでいて、ヒドいと30分以上も待たされる事になる。

 

その為ボクはタクシーから降りたのだが、もしかするとファルピンに行く場合、多少手前がかかるが橋をぬけてからタクシーを拾った方が良いのかも知れない。

 

因みにタメル~ファルピン往復5500(約5500円)ルピーだった。

 

タクシーでファルピンまで行くと高額になるので、割安なバスという方法もあるが効率よく観光する場合、タクシーの方が無難な選択だ。

 

タメルを9時に出発して戻ってくると大体13時位になる。

 

丁度お昼なので、世界中の料理が集まるタメルで昼食をとって後半戦に突入だ。

 

【猿寺とボダナート】

タメルで昼食をとったら、次はスワヤンブナートだ。

 

因みに現時刻14時15分位という設置。

 

タメルからスワヤンブナートまでは徒歩でも行けるが(徒歩の場合サラスヴァティ川を渡る)タクシーでも精々200ルピー位だから、とてもお手頃だ。

 

タクシーでスワヤンブナートに到着すると、丘の前で降ろされるかボクには判らないが(ボクはいつも徒歩なので)その場合、急勾配な階段を上り続け入場料を払い、境内に入場する事になる。

ここでの持ち時間、長くて1時間位だろうか?

 

スワヤンブナートはストゥーパばかり目がいってしまいがちだが、丘の周辺にはゴンパやチベットの真言が彫られたマ二石、仏像等が至る所にあり、ネパールの野外仏教美術館のようになっているので時間のある人は見に行って欲しい。

またスワヤンブナートに行く時間の無い人はタメルから10分位過ぎで行けるカテシンプーストゥーパがオススメだ。

 

スワヤンブナートのストゥーパと同型のストゥーパがあり、周辺にはネパール版仏塔チャイティヤやゴンパがあって、さながらリトル・スワヤンブナートと言った所。

16時位にスワヤンブナートの見学を終えられたら、次はいよいよチベット仏教の聖地ボダナートだ。

タメルからタクシーで行く場合、800ルピー位なので、スワヤンブナートからなら1000ルピーあれば、行ってくれるはずだ。

 

ボクが最終目的地にボダナートを選んだのは夕方16~18時位が、最も輝く時間帯だからだ。

 

巡礼者がどっと溢れだし、どこから持ってきたのか蝋燭台が沢山設置される。暗くなると火が灯され、土手も幻想的な姿が辺りに広がっていく。

 

また周辺のゴンパからは僧侶達による読経の音が聞こえだし、いつの間にかチベットの非日常世界に迷い込んでしまうはずだ。

ボクはそんなボダナートが好きでネパールに行くと1週間以上も滞在してしまう位好きで、ガイドブックに載ってないような観光スポットを探すべく、ボダナート中歩くなんて事がよくあった。

 

また優しい人も多く、一度行けばその居心地のよさにハマってしまうと思うから一度はボダナートに行って欲しいと思っている。

 

以上、ネパールの仏教の聖地を1日で回れるのか?

 

という事を検証してみたが、スローライフな海外旅行をするボクからすれば、かなり強硬スケジュールになってしまった。

ボクの場合ファルピンやボダナート等、各1日づつスケジュールを組んで行くため、かなりゆっくりだ。

 

つまり

 

1日目スワヤンブナート

2日目ボダナート

 

という感じだ。

 

時間の無い人はタクシーで効率よく観光する方がいいと思うが、時間のある人はボクのようにゆっくりと観光するというのも一つの手だから参考にして欲しいと思う。

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