あなたは自分の絵が好き?嫌い?考え方には気を付けた方がいい話

 

突然ですが自分の絵が好きでしょうか?

 

ぼくは好きか嫌いかと言えば好きです。

 

昔から誰かと比較して描いてきたわけでもないし

ライバルになるような相手や尊敬する絵描きさんがいなかったのが大きな理由かも知れないが

 

一番の理由は

 

他の人が描く絵がどんなに凄くても

 

 

「へ~凄いね」

 

 

と淡白というか、その絵を見て自分の絵はまだまだだから嫌いなんだという感じになる事は無かったからです。

 

というか昔から人は人でしょ!

 

みたいな考えがあって漫画専門学校に入学した時も我が道を貫いていました。

ただし、描き終わった時は絵の良し悪し問わず満足感を得られるのですが

それが1~2年もすれば、あの絵は修正が必要だ!

 

と感じて全部塗り直してしまうという荒療治もしばしば・・。

 

でも好きと思う事で何年も描いていけるし向上心を持つ事が出来ると思っています。

さて、チベットを旅する画家のぼくが今回紹介する記事は

 

自分の絵を好きでいる事で得られるメリットやネガティブな考えは危ないという事

について考えをまとめましたので宜しくお願いします。

【ポジティブになると絵が上手くなる?】

 

先ほど言った通り自分の絵が好きだと絵を長く続けられるし

 

こうしてみたい、ああしてみたい

 

と考える事が出来ると思います。

 

 

つまりポジティブでいようっ!

 

 

という事です。

 

あと絵を描いてると、やっぱり自分の癖が気になったり技術的にレベルアップしたいと思うようになる事もあります。

そんな時は教室や誰かに学びに行ってみてはどうでしょうか?

学ぶ事によって絵は上手くなるのは間違いないし、もっといい絵を描いてみたいと思うようになる事も。

ぼくの話をすると専門学校で絵を描き始めた時は全くの素人でした。

何年も独学でアクリル画を描いてきたのだけれど

インドに行った時ネパールで仏画を学びに行きたい!

 

と後先考えずネパールで仏画絵師の元、むこうの伝統絵画を学んだ所、絵の技術が上がって細かくなって驚いたという事がありました。

今では本当に行って良かった!と思うしネパールは第二の故郷と思うようになったわけですが

海外に行って絵を学ぼうという考えを持つようになったのは

 

 

自分の絵を客観的に見てきたからだと思います。

 

 

例えば、自分が描く絵のどこが駄目なのか?

 

色の使い方は合っているのか?

 

絵を離して見た時にもっと明るくならないのか?

というように自己分析する事で至らない部分が見えてどこかに学びに行ってみたい!もっと他の画材を使ってみたい!

というアイディアによって、段々とクオリティが上がります。

 

もちろん数はこなさないと絵は上手くなりませんが。

 

実はこれは絵に限った事ではなく自分の生き方を好きでいる事と同じ事なのです。

 

 

今は多様性があっていいという時代なので生き方は人それぞれ。

 

みんなが就職しているから自分も会社に就職する事が当たり前なのだと

変な空気感があるけれど本当にやりたい事があるならば、やりたい事やろうよ!

 

ってぼくは感じます。

 

 

やりたい事をやってみて自己分析すると、どうすればそれで食べていけるのか?

考えているうちに自分に合った方法が見付かるかもしれないので他の人と合わせたり比較しない方がいいよって話です。

絵も同じようなものでSNSで見るような俗に神絵師?が描くゲームで使われてそうなスゲー世界観を放つ絵やキャラクターを見て

 

こんなん描けないよ~

 

フォロワー数多いわ~

 

もう、絵なんかやってらんね~

 

と比較したあげく筆を投げ棄ててしまうと中々自分の絵が好きになる事は出来ないでしょうし

 

嫌いになってしまうかも。

 

だからこそ誰かの絵と比較しないで、自分の絵を貫いてほしいと思うし

生き方、考え方がクリエイティブな発想に繋がる事があるので

 

自分のやっている事は正しいんだ!

 

と自分自身を愛してあげることが大切なのです。

 

結局のところ絵が上手くなるには誰かに学ぶ事で得られる技術的な力と

自分は正しいんだという想いがあるからこそです。

 

 

この想いというのは夢や目標を生むキッカケになって

 

 

回りの人から好きな事やってるね!

 

羨ましい!

 

と思われる事もありますが、そのぶん自分にしか分からない悩みが生まれたりします。

ぼくも何度も今のままでいいのか?将来どうなるか分からない・・

 

と思い悩み自問自答してきましたが答えが見付からなかったので

 

何とかなるっしょ!

 

とある時、考えを変えて明るい未来を想像しながら試行錯誤しながら生きています笑

不安だったりネガティブな考えがあると、中々そこから進まないので

 

自分は出来る!

 

と勘違いしてみる事がポイントですし自己啓発本や現在成功している人の話をブログやyouTubeで聞いてみたりするといいでしょう。

とにかく悪い気を自分で作ってしまわない対策を考えてみるという事ですね。

 

生き方とは!?

 

みたいな事も書いてきましたが、実は絵も同じような事だと思っています。

 

因みに精神論的な事を書いたけど技術的な面で絵が上手くなるにはどうすればいいのか?

という事についてはこちらの記事を読んでください。

どうすれば絵が上達出来るの?画家が教える絵が上手くなる3つ方法

 

【自信がないと言ってはいけない理由】

もし絵描きとして食べていきたいという目的があるなら

 

自分の絵が好きだ!これで良いのだ。

 

と自信をもって制作するといいでしょう。

 

ぼくは落書き以外の自分の絵を商品として位置付け描いているので

この題材が売れやすいのか受けが悪いのか?

 

と考えながら絵を描いています。

 

この事は専門学校卒業後に個展を何度も開催し絵が売れていった事で

 

そう思うようになったのですが

 

開催時期ごとに絵のレベルが全然ちがくて昔の作品は正直見たくないけれど、これだけは言えます。

 

自信もって絵を仕上げました!

 

と。

逆にネガティブな精神状態だと中々自信をもって絵を描いた。

とは言いづらいと思うし言ってはいけないと思います。

 

というか言っちゃダメです!

 

例えば、とあるラー麺屋がぼくの作ったラー麺は美味しくないし自信ありませんが食べてください。

と言っているようなもので

 

たとえ自信がないと思っていても口にしてしまうと行動にも自信のなさが表れてしまうこともあります。

貧しい人々を救う為に生涯を捧げたマザー・テレサもこんな事を言っています。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 

有名な名言ですが正にその通りだと思いますね。

 

【反対意見を持つ人への対処法】

 

絵を描いていると、やたらと自分の考えを押し付ける人が現れたりします。

 

実際ぼくが出会った人で言われた言葉の中からピックアップすると

 

絵はこうした方がいい。

 

と言ってくる人がいました。

絵のアドバイスの為に言っているので悪い気はしないけど(おせっかい感はあるが)次の言葉はどうだろう?

 

 

こんな生活していると後々大変になる。

 

 

絵の制作は働いていても出来るし社会保険があるバイトについた方がいい。

 

 

漫画家を目指していた頃も同じような言葉を何度も言われてきた。

 

 

漫画の画材を買う?じゃあ就職しないとね。

 

また、ある人はぼくが漫画家を目指しているというと就職はいつ?

 

などと会社での就職ありきで話してくる。

 

 

要するに彼らの頭の根っ子には

 

 

絵で食べていく事は出来ない。

 

 

就職して安定した生活を送る方がいいと心配して言っているのかもしれませんが

 

今は多様性の時代です!

 

1+1=3、リンゴは青いというような様々な考え、生き方があっていいと思います。

もし心配だというならば、どうすれば絵で食べていけるのか?

会社に行かないで自由な生活を得られるにはどうすればいいのか?

など方法を考えて真剣に語ってほしいと思います。

 

もしかすると自分の経験にもとずいて言ってるのかも知れないけれど

 

 

絵を描いて食べていきたい人に就職就職!

 

 

って言われるとモチベが下がるし何だか自分の人生を否定されているような感じを受けてしまう。

だからこそ彼らの言葉は心に受け止めておくよ!って言葉を流した方が自分の為になります。

 

気にしすぎるとさっきのマザー・テレサの言葉ではないが

今の自分は駄目なんだ。もう絵はやめて就職しよう・・

 

と思想が運命になるという言葉通りになってしまう可能性もあります。

 

だからぼくは気にしちゃいけない。

 

自分は駄目じゃないし自分の絵を愛し人生を愛しなさいと訴えます。

 

【まとめ】

 

いかがだったでしょうか?

 

自分なりの考えをまとめてみたけど別にこうしなさいという訳でもないし

 

色々な考えがあっていいと思います。

 

ただ客観的にみて何故、自分は誰かと比較しないで描いてこれたのか?と考えた時に

好きでいたからこそやめることなく描いてこれたのだと思います。

 

今回は精神論的な事をお話させて頂きましたが

他にも絵の描き方やぼくの旅のテーマである愉快なチベットの話もありますので

興味のある人はごゆるりと滞在して下さいませ。

 

それではまた。

最新情報をチェックしよう!