ネパールの安宿街で日本人と情報収集する方法とは?

ネパールの安宿街タメルで旅の情報を収集する場合、日本人がよく泊まるゲストハウスを探し、そこで情報収集するという方法もあるかも知れないが一つ注意するてんがある。

外国人ツーリストの多いタメルには僅か数百円程度で泊まれる安宿が幾つもあり、その中で日本人を探そうとするかも知れない。

しかし、タメルの安宿というのは日本人が分散して泊まっている傾向にあり、いくら日本人に有名なゲストハウスでも1カ所に集中しているなんて事は無いのだ。

例えば老舗ゲストハウス『ホーリーランド・ゲストハウス』の場合であっても日本人と会って情報収集というのは難しいかもしれない。

最上階に食事を取れるスペースはあるが誰かと交流するエリアはその場所位で、そもそもネパールの安宿の構造的に誰かと交流するという作りにはなっていない。

 

つまり東南アジアのように一階が飲食スペースで奥に宿泊する場所があるという事ではないためだ。

 

カンボジアの場合、ゲストハウスは日本人が多い安宿がハッキリしていて日本人の溜まり場のようになっている所もある。

以前ボクは東南アジアの仏教美術を見るためアンコール遺跡があるシェムリアップに行く事になり、事前にネットでタケオ・ゲストハウスで予約をとり空港からゲストハウスまで迎えに来て貰った。

その後、タケオ・ゲストハウスに1週間以上泊まることになったが、何人もの日本人と出会い(スタッフ以外日本人しかいなかった)その内の一人であった高木さんという人とアンコール遺跡群を見学したり、共に食事をとったりした。

 

またボクは参加しなかったがタイ国境付近にある遺跡を目指す為、日本人グループが人を集めていたが、人集めをする場合も日本人が多い安宿があるととても便利だ。

 

だがネパールの安宿の場合、さっきも述べた通り構造的に誰かと交流出来るという作りになっていないため人集めや情報収集をする場合、別の方法をとることになる。

 

【日本食レストランで情報収集をしよう!】

安宿街タメルは安宿の数も多いが飲食店の数も多く、世界中の料理を食べることが出来る。

日本料理は勿論、インドやチベット、フランスからイタリア、中華、韓国、タイと何でも御座れだが、情報収集やチベットやムスタンに行くため人集めをしたい!

 

という人の場合、日本人がよく利用する日本料理店に行く事になる。

 

代表的な日本料理店はホーリー・ランドゲストハウス近くにある桃太郎や東京、ふる里、ロータス、チャチャカフェ、おふくろの味等があるが、ボクのおすすめはチャチャカフェだ。

チャチャカフェはタメルにあるアショーカ仏教寺院の隣にあり、日本人が経営していることから日本語を話せるスタッフがいることで知られるカフェレストランだ。

ボクはネパールに来ると必ずチャチャカフェに行くが、それは料理が美味しいという理由の他に情報収集の場や出会いの場としても活用しているからだ。

 

以前、ボクはチャチャカフェでネパール在住の日本人と出会い、ツーリストが行かないような地元住民しか知らないような隠れたレストランを教えてくれたり、チベットに行きたいなら人を集めてあげようか?

 

と言ってくれたりした日本人もいて、情報収集や人集めには最適な場所だと思っている。

 

またチャチャカフェのスタッフのラマさんは日本語が話せ、ネパールの情報や日本人が多い時間帯も教えてくれたりする親切なネパール人もいる。

 

なを日本人が多い時間帯は17時~からの遅い時間帯でネパール在住の日本人や日本人グループを目にする事が出来る。

 

ただラマさんに言わせると、最近は日本人が減ってきたと言っているので、情報収集をする場合、一つの日本食レストランに定め、何度もそのレストランに行く事をおすすめしている。

 

チャチャカフェが他のレストランと違うのはカウンター席があり、日本人に声をかけやすい状況にあることだ。

 

その点、他の日本食レストランは日本語の本はあるもののテーブル席が主で情報収集や人集めという点では声をかけにくいのでは無いかと思っている。

 

因みに、日本食レストランだからと言って日本人が集まるという事はないので注意が必要だ。

ホーリーランド・ゲストハウスからタメル・チョークに行く道中にある日本食レストラン『東京』は現在、日本人よりも韓国人が多く出会いの場としてな無いだろうし、ふる里や桃太郎のような値段の高い店も行きつけるのも難しいだろう。

 

だからボクとしてはチャチャカフェをおすすめしているのだ(他の日本食レストランに難癖しているという訳では無いが・・)

 

因みにチャチャカフェの主なメニューはベジタブルトマトシチュー(300ルピー)やサラダパスタ(300ルピー)、クリームチキンセット(400ルピー)等があり300~400ルピー程度で食事をとることにが出来る。

 

【ネパール人から情報収集をしよう!】

人集め以外でどこかに行きたい、こんなをしたいという人はネパール人に直接聞いた方が早い。

だが、英語が出来るならまだしもボクのような英語が不得意な人間にとってはネパールで情報収集というのは少し難しいかも知れない。

 

以前ボクはネパールのチベット仏教の聖地ボダナートで3か月間タンカ(チベット仏教画)を学んだが、タンカ絵師を探すために手当たり次第聞いた事があった。

その後、偶然日本語の話せるネパール人ラマさんと出会い、彼の紹介で彼の友人であるタンカ絵師のマイラさんの元タンカを習った経験があったが、彼に出会うまで結構大変だった・・。

 

 

『タンカ絵師を知りませんか?タンカの勉強をしたい』

 

 

とスケッチブックに書き、手当たり次第聞きまくる事をしたのだが、英語が話せればここまでしなくても良かったのかも知れたいと思ったからだ。(スケッチブックで聞きまくる前、一応英語で話したが発音が悪かったらしく、中々理解してもらえなかった事がある)

この時、日本語が話せるネパール人と出会ったが、これにも注意が必要で日本語が話せる=日本人好き・親切とは限らないという事だ。

つまり突然日本語で話しかけてくる輩は何か下心があり金持ちジャパニーズ目線で話している可能性が高いからだ。

 

タメルにも、このようなネパール人がいて、その男はお金をくれれば友達になる!というようなネパール人で彼の名前はトラという。

 

ボクは彼の巧妙な罠にハマりお金を渡したり食事をおごったりした事があり、タメルでトラという名前を聞いたらその場から早く逃げることをおすすめする。

 

ネパールで情報収集や人集めをする方法を語ってきたが、ネパールに行った際このような方法を実践して頂ければ、きっと自分の運命さえも変えてくれる面白い出会いもあるのでは無いかと思うので試してみてはどうだろうか?

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