旅好きなら、一度は国内海外問わずガイドブックに載っていない『秘境』スポットに行ってみたいもの。
ボクは秘境チベットやネパールが好きで、仏教文化が根付くチベット文化圏を旅する画家だが、なるべくガイドブックを使わず、まだ見ぬローカルな観光スポットを探し歩いている。
今回、この記事ではボクがガイドブックに載っていない秘境スポット、地元住民しか知らないローカルな観光スポットを見つける為の3つの方法を紹介しようと思う。
【ブログでリサーチ】
海外リサーチの為、真っ先に1番考えられる手段が旅ブログで観光スポットや移動手段、物価、宿泊情報、治安等、ありとあらゆる海外旅行に関する情報を得る事だ。
ボクも海外旅行を行く際は事前にガイドブックや旅ブログでリサーチし、安宿情報や観光スポットに行く事もあるが『ガイドブックに載っていない場所』となると話は別になる。
例えば旅ブログで地元住民しか知らないチベット仏教寺院が紹介されていても、寺の名前があればマシな方で場合によっては
どうやって行くのか?
そこまで幾らなのか?
そもそも場所はどこなのか?
と詳細が書いていない時もあり、『秘境』情報をリサーチするのは難しい場合もある。
しかし根気よく探すと見たこともないような観光スポットを記事にしているブログを発見し、後々調べてみるとガイドブックに載っていないという事が分かってくるという事がある。
例としてネパールの仏教の聖地スワヤンブナートを見下ろす小高い丘『アミターバ・マウンテン』にあるDrukAmitabhaGompa(通称セト・ゴンパ)
セト・ゴンパは恐らくネパール1大きな尼寺で、地元住民に聞けば直ぐ教えてくれる有名な観光スポットだ。
ボクはチベット仏教寺院を調べている内に偶然、セト・ゴンパに行ったことのある人の記事に辿り着き、後にその記事を参考に実際に行く事が出来た。(実際には土曜休みというのが分からず入れなかったが。)
以上のように、もしもブログでガイドブックに載っていない観光スポットを探すとなると以外に根気が必要で中々お目当ての場所を探し当てられない・・
という事がある。
そこで、ボクは次の方法も試す事にした。
【Google画像検索とマップ活用術】
実は1番オススメなのがGoogleを利用する方法だ。
Googleで画像検索をすると様々な画像がヒットするがボクが思いついたやり方を行えば簡単にガイドブックに載っていない秘境スポット等を見つける事が出来る。
例として『チベット仏教寺院』と画像検索する(『gompa』という風に英語で検索した方がベスト)
そうすると様々な『チベット仏教寺院』の画像がヒットするが、そこから類似画像の検索を行う。
すると、一回目とは違った画像がヒットし、そこからまた類似画像の検索をする。
これを繰り返す事でガイドブックに載っていない『チベット仏教寺院』に画像に辿り着く事が出来るのだ。
因みに画像検索を繰り返すと英語のサイトに飛ぶ事もあるが名称さえ分かれば良い。
次に行うのがGoogleマップやGoogleアースでの検索だ。
ここまで来れば、もう分かると思うが、Googleマップ等に画像検索でヒットした観光スポットの名称を検索すると具体的な場所等、詳細がマップ上に表示されるので、後は実際に行くだけとなるのだ。
ボクはこの方法で聖地ファルピン周辺のチベット仏教寺院を幾つも発見する事が出来た。(聖地があれば周辺に宗教施設が多数ある場合がある。)
【現地取材】
もしも外国語に堪能なら現地の人に、取材するという手もある。
ボクは残念ながら英語すらままならないので、この方法は使えないが相手とコミュニケーションを取ることが出来れば簡単にローカルな観光スポットを発見出来るだろう。
また、コミュニケーションを取れなくてもゲストハウス等にはパンフレット(その土地の)があったりするので、それを参考に探すという事も出来る。
例えばネパールのボダナートにあるロータス・ゲストハウスにはストゥーパ周辺にある全てのチベット仏教寺院の名前・位置が書いてあるパンフレットがフロントに貼り付けられてある。
*因みにロータスはボダナートで1番安いゲストハウス。
また東チベットのタウにある外国人経営のゲストハウス(名前忘れた(ToT))にはタウ県にある観光スポットが載っているパンフレットがある。(勿論ガイドブックに載っていない場所ばかり)
このようにしてボクはガイドブックに載っていない知られざる観光スポット、エリア、仏教寺院等を発見する事が出来たので、ひと味違ったマニアックな旅をしたい人はボクの記事を参考にして欲しいと思っている。