ビエンチャン郊外にはラオスの奇怪遺産とも言うべきブッダパークという場所がある。
タイのノンカイ出身の彫刻家Bunleua Sulilat(1932〜1996)によって1958年に造られた彫刻公園で
またの名を「シエン・クアン」
日本語で精霊の都を意味するこの公園には、その名にふさわしい位、ヒンドゥー教や仏教の神仏の彫刻が200体以上鎮座している。

因みにタイ側にもBunleuaによって造られたサラ・ケオ・グー (ワット・ケーク)という彫刻公園があり、こっちもブッダパーク同様沢山の彫刻がある。
ヒンドゥー教や仏教の絵を描いている身として、やっぱりこういう場所は気になる…
じゃあラオスに来たならば見に行ってみよう!
という事で
今回、ビエンチャンでバイクをレンタルし友人と共にブッダパークまで目指す事にしたので
ラオス珍道中の話やバイクをレンタルする方法等を紹介しようと思う。
【バイクでブッダパークまで行く方法】
ブッダパークまでは市内から20キロの場所にあり、行動手段として一番安く行く方法として路線バスがあるのだが海外でバスにちゃんと乗れるのか?
という事もあったし海外でバイクに乗って自由に旅したい!
という事もあってバイクでブッダパークまで行く事にした。
ビエンチャンでバイクレンタル出来る場所は色々あるが日本語で、かつ信頼出来そうな場所でレンタルしたいと思っていたのでリバーサイドエリアに位置する「Te CAR RENT」でレンタルする事にした。

ビエンチャンでバイクレンタルをする方法を調べていく内に発見したレンタル屋で電動バイクとスクーターをレンタルする事が出来る。
レンタル料金は1日15万キープ(1ヶ月350万キープ)
ヘルメットのレンタルは無料
営業時間は朝8時から夜7時まで。
スタッフの人達が日本語を話せるかは微妙だったが契約書は日本語で書かれており、店の看板にも「テー社長のレンタル屋」と書かれていた。

「Te CAR RENT」の詳細は公式HPを確認してほしい。
一応この日の為に国際免許証を取得していたのだが、ぼくがレンタルした電動バイクは免許証不要、デポジット不要でパスポートはコピーだけでレンタルする事が出来た。
バイクは二人乗り可で少し練習した後、友人と共にブッダパークへバイクを走らせた。
因みに路線バスでブッダパークまで行くにはセントラル・バスターミナルで14番のバスに乗って向かう事になる。
また旅中、トゥクトゥクドライバーからブッダパークまで行かないか?と誘われたが高額になる可能性もあったので金額聞く前にキッパリ断った。
【5分もたたない内にラオス警察のお世話になった話】
バイクにはスマホホルダーが付いていたので、ホルダーにスマホを装着しナビを頼りにブッダパークまで行く事になったのだが
ナビ通りに道路を左折した瞬間、事件は起こった。
けたたましい警笛がなり、道路の向かい側を見ると何人もの警察官達が詰所で違反者を取り締まっていたのだった。
ぼくも友人も気が付かなかったのだが進入禁止の標識があったらしく、その事で呼び止められてしまったのだった。
100パーセントぼく達が悪いのだがラオスは信号が殆どなく、交差点等には信号の代わりに警察官が見張っている事が多い。
警察に捕まったぼく達は道路の端にバイクを寄せ、詰所で罰金を払う事になった。
愛想のいい警察官達は日本人と分かると翻訳アプリで罰金の支払い方等を話してくれた。
方法は2つ
1つは警察署で罰金を支払う。
もう1つは、ここ(詰所)で罰金を支払う。
答えは1つだった。
「詰所で罰金を支払う」だった。
支払い金額は30万キープ(約2200円)
警察署で払うと幾らなのかは分からなかったが30万キープで収まったのは助かった。
【ブッダパーク周辺のお寺と飲食店】
警察に罰金を支払いブッダパークまで目指したのだが、どうにもスマホホルダーの調子が悪い。
そもそもスマホとホルダーのサイズがあっておらずバイクの振動で遂に道路に落ちてしまったのだった。
そのためホルダーに装着するのは諦め、少し進んではグーグルを確認して進むという随分手間のかかる移動手段となってしまった。
それでも憧れの海外バイク旅は自由とロマンに溢れた旅路であった。

時速30キロもでないような電動バイクは、いつしか郊外へと続く道をひたはしり、首都ビエンチャンの街並みも閑散とした風景へと変わっていった。
そして道路沿いにはメコン河が流れているのが確認出来た。
目的地であるブッダパークが近付くとメコン河沿いにお寺が見えてきたので、入ってみる事にした。

名称不明のローカルなお寺だが外には大きな仏像が鎮座し対岸のタイにも、お寺や仏塔がある事が分かった。


このお寺で小休憩をすると再びバイクに乗りブッダパークを目指すのだった。
ブッダパーク付近にはローカルな飲食店があり、帰りに昼食をとるため適当にローカル食堂でガパオライスを食べたが、ノースパイシーで頼んだので辛いのが苦手なぼくでも食べる事が出来た。

一食4万キープ(約290円)でペットボトルの水も付いてくるがラオスでは有料なので飲まない場合、そのまま置いておく。
【奇怪遺産ブッダパーク】
ビエンチャンの中心地から1時間半以上はかかっただろうか?
目的地であるブッダパークに何とか到着したぼく達は駐車場(無料)にバイクを停め、チケットカウンターでチケットを購入。3万キープだった。
園内に入ると、めくるめく奇怪遺産ワールド。
あちこちにヒンドゥー教や仏教の神仏をモチーフとした石像が展示されていた。


そこはまるでRPGの世界に入ったかのようで歩いているだけでゲームの登場人物になったかのようだった。

園内にある一際大きな「地獄の口」を彷彿とさせるアート作品は内部に入る事ができ展望スペースからはブッダパークを一望出来た。

また内部には神々の石像が沢山展示されており、まるで立体曼荼羅のようだった。

園内に展示されていた石像はヒンドゥー教や仏教の絵を描く画家として参考になるものばかりで「型にとらわれない」自由な表現の石像群は絵のアイデアや表現方法を考える上で勉強にもなったと思う。
因みに園内には飲み物を売っているような店はあったのだがガッツリ食べれるような飲食店はなく、何か食べたい場合はブッダパーク周辺で探すといいだろう。
【まとめ】
今回ブッダパークまでバイクで行く事になったが自由に旅出来る爽快感は決してトゥクトゥクや公共交通機関で行くのとは違った魅力があるのは言うまでもない。
バイクがあれば行きたい所に行く事ができ旅の予定は自分次第。
今回のラオス旅では行く事はなかったがビエンチャン郊外にはLao Art Museum(2025年1月にオープンした美術館)やTad Houaysaykhao(滝)など画家目線でも興味深い場所が幾つもあるので
ラオスに来た時はバイクをレンタルして郊外へと行ってみてはどうだろうか。
ガイドブックには掲載されていないようなローカルな場所を発見し、行く事が出来ればきっと思い出深い旅になると思います。


