夜こそ行って欲しい!実はディープな成都のチベット人街と锦里散策

四川省成都にはチベット人街っていう有名なチベット関係の店が沢山ある通りと

成都锦里っていう古い町並みを再現した場所があるのだけれども

スゲー!ディープな場所っていうのが行ってみて分かったので報告しようと思います!

 

申し遅れました

 

 

ぼくはチベットを旅する画家でして

チベット圏以外のチベット的な場所も好きなので行く事があったらブログで書いていく事にします。

 

【成都锦里テーマパーク】

 

さて!

 

始めに成都のチベット人街前にある道路の先にある锦里っていう場所についてご紹介!

この锦里っていう場所は一言でいうなら、

規模もでかくてパフォーマーが観光客を楽しませたり買い食いしたり色々な土産を買うことが出来る

 

 

ちょっとしたテーマパークといった感じ。

 

 

この場所に余り興味はなかったけど

 

 

ぼくの海外旅始まって以来の友人と共に行く海外二人旅だったので

成都メジャースポットの锦里観光をしてみました。

 

 

ぼくも锦里は初めてで行き方等は分からなかったけど、この前にいた成都博物館から僅か13元を払い15分位?

 

で到着。

目的は友人が本場の麻母豆腐を食べたいっていうので来てみたんだけど

それが中々麻婆豆腐を出している店が少ない。

 

 

この锦里っていう場所で提供されている料理は串系や面系やお菓子等

買い食いして楽しめる食べ物がほとんどでレストラン的なのが少ない。

ただ探し回っている内に麻婆豆腐が食べれる料理店を発見!

ちょっと高そうな雰囲気がする店だったけど、意を決して入店。

 

席についてメニュー表見るなり、やっぱり少しお高い(^^;

大抵、麻母豆腐って15~20元も出せば食べれるのだけれども

この店は42元!

 

 

高いっすよ!

 

 

でもシェアしたので21元で済んだけど、でも運ばれてくるなり

弦楽器の演奏が始まって、それはそれは優雅な食事会が始まった!

食べてみて思った。この店の麻母豆腐。柔らかい・・。(固めな豆腐を出す店が多い)

そして辛くないじゃん!美味しい美味しいと喜んで食べる友人。

 

ぼくは汗だくになりながら、せっせと麻母豆腐を食べるのだった(辛いのが苦手でふ)

 

【チベタン達の溜まり場】

初めてチベット人街(正確には藏式一番街)に行ったのは

ぼくは三國志の墓に行きたいという友達と別れて一人で散策した時の事なんだけど

場所は三國志の墓である武候祠前にあるでっかい道路の斜め先にある通りで

 

 

木が何本も植えられているのが目印だ。

 

 

この通りにはチベット人が集まっていて主に仏具・僧服・仏像や民族衣装なんかが売っている。

ここではチベタン達で賑わっていて坊さんが仏具を買い付けていたり

 

チベタンの親子連れがいたりして

 

ここだけが中国成都にある別世界みたいな感じがしたんだけど

 

 

やっぱりチベタン集まる所には公安がいて

 

 

棒を持った公安が通りに何人もいて辺りを警戒している・・。

 

 

もちろんチベタンを守る為じゃない!

 

 

チベタンが何かをしでかさない為だ。

 

 

独立運動とか中国共産党への抗議とか抗議の焼身自殺

 

 

とかしない為に見張ってる!

 

 

闇だ・・。

 

 

さて!

 

 

始めに言ったとおり、このチベット人街は実はディープな場所なのである。

 

それを知ったのは、その日の17時くらいに以前から連絡を取っていたチベット人のタトゥーペインターに会う事になりまして。

 

彼の名前はサキさんっていうんだけど

 

そのサキさんと友達とぼくの三人でチベット人街にあるチベット料理店に行った後に気付いた事が始まりさ。

 

その料理店でサキさんは歓迎の印にぼく達に腹一杯に食べさせてくれた。

チベット酒を造っているメーカーで唯一ノンアルコールっていう酒で乾杯の合図をとると(ぼくが酒を飲めないので(^^;

 

次に運ばれてきたのはバター茶!

 

独特の味がするバター茶だけれど、あえて表現するならポタージュ系の味といった感じ。

その後はチベット料理のオンパレードだった!

 

チベット料理の定番モモ(チベット餃子で中身はヤク肉)

 

チベットのスープ

 

ヤク肉のサラダ

 

ポテト・モモ

 

もうね、食べられないっていう量を頼んでくるから歓迎の印と分かっていても結構キツイ。

 

 

これは・・・

 

 

そろそろヤバい。

 

 

腹一杯でぶっ倒れそうなぼくと友人を横目に

サキさん、また何かを頼もうとしている。

どうやらメインのご飯系らしい。

 

 

さすがに、ぼくはそれを制止してチベタン料理店を出る事にした。

 

 

その後、ぼく達は武候祠の横にある古い町並みを再現した

いつも大賑わいな锦里っていう場所に行った。

ここで三人ぶらりぶらり練り歩いた後にチベット人街に行ったのさ。

 

時刻は夜の8時過ぎ。

 

そしたら昼間来た時とは大違い。

 

 

出店が軒を連ね人通りも昼とは違った賑わいを見せていたときましたから、もう興奮状態だった!

因みに锦里っていう場所も昼と夜とでは雰囲気が違っていて提灯が灯った町並みは、どこかの遊郭を思わせる感じ。

そして锦里には四川省が誇る伝統芸能、変面のショーをやっている場所もあるっていうんだから驚きさ。

 

【チベット人街でかいまみた闇】

夜のチベット人街は祭りを思わせるくらい様々な出店があった。

それは天珠を売っている店から始まり(ジービーズっていうんだけどサキさんいわくフェイクらしい)

 

 

どう考えても税関で没収されるでしょ!

 

 

っていうくらい怪しい有名ブランドバッグ。

 

そしてカッパーラ(頭蓋骨の杯)や大腿骨で出来た笛など、昼間の仏具店を探しても見付からないようなレアな仏具がゴロリゴロリ。

 

本当に人間の骨で出来ているかは分からないけど

ともかくビーズから服から何から何まで

 

 

夜のチベット人街には沢山の出店があった。

 

 

サキさんはぼく達にスイカのカットをおごってくれて

 

これはフェイクだ。これは何々だ。

 

 

と色々説明してくれる。

一見楽しい珍道中だが地面をよく見てみると

足の無いチベタンの婆さんが、せっせと物ごいをしている。

 

 

昼間行った時もそうだったんだけど物ごいや入院中の僧侶への寄付金を集めている僧侶なんかがいて

華やかな成都なのだけれど、この場所だけが他とは違う空気が漂っていた。

そして賑やかな夜道に公安の赤色灯がパカパカと光り、昼間以上に警戒しているかのようだった。

もうね。

賑やかなのに公安が警戒していたり物ごいがいたりして

 

 

スゲー

 

 

この場所ディープだわー!

って感じちゃったんですよ!

 

 

【まとめ】

思うに掘り出し物を探すには夜のチベット人街はうってつけだと思います。

また夜の锦里もそうだけど

 

人の混雑が凄いので貴重品はしっかり守って行動した方が得策かと。

 

 

それとこのチベット人街には宿があったけど泊まれるかは保証出来ないよ。

成都とは言え、チベタンが集まる地域なので、もしかしたら外国人は泊まれないかも。

ともかく行ってみて分かったのは夜の锦里とチベット人街は中々に濃い体験が出来るので本当にオススメします!まじでまじで!

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