ボクは今まで絵を描いて個展を開いたりライブペイントをやったりしてきたけど
絵を描く環境が整っていると集中力や想像力が上がったりするという事に気が付いた!
環境が整っているという事はつまり自分に絵を描きやすい状況で描いているという事なのだ。
では具体的にどういう状況ならば集中して描いたりする事が出来るのか?
という事をボクの経験を元に記事にしてみた。
【外は以外にも絵を描く事に適している?】
ボクは普段、家にこもって絵を描く事が多いが時として外で絵を描く事がある。
それは外で描かないといけないという状況を自分で作ってしまった時のことである
それは
以前ライブペイント(絵の路上販売)をやって絵を売ってみたい!
という気持ちにかられオーストラリアに行った時の事だ。
■ライブペイント旅の記事はこちら
ボクは海外で絵を描く前まで外で絵を描くという事は殆どなかったが
初めてといって近い状況で外で絵を描くという事になった。
それも外国人が行き交う見知らぬ土地で、
誰かのあてもないのに笑
だが実際やってみると
思いの外、楽しく集中して描く事ができた。
ただそれはボクが全財産持って後に退けない状況だったという事も大きいかもしれないが
自分の部屋で絵を描いている時よりは楽しく描けたのは間違いなかった。
それと外で描いてみると当然色々な人がボクの絵を見に来るわけで
時として絵を買ってくれたりチップを貰ったり食事の差し入れがあったりした(元々それが目的だったのだけれど)
とはいえ集中して外で絵を描けたのは日が沈んだ5時~6時以降だった。
ボクがオーストラリアに訪れたのは12~2月の夏真っ盛り。
ビーチには沢山の水着姿の観光客が押し寄せるTHE・シーズン
ボクはそんな時期のオーストラリアのリゾート地で絵を売っていたのだ。
日本の夏のようにじめっとした湿気は無いけれど強烈な日差しが襲いかかる。
元々ボクは夏が大の苦手で明るい間に絵を売ろうと外で描いていたけれど暑すぎて絵を描いたりする状況ではなかった。
だから外で描くのは夕方以降で後の時間はホテルの共有スペースで絵を描いて勤しんでいた。
実は同じ事が日本でも起きていて夏になると扇風機しかないボクの部屋は正にサウナのごとく。
あぁ・・こんな地獄のような環境じゃあ絵を描く事が出来ない。
どうしよう・・
と考えたのが外で絵を描く事だった。
ボクの住んでいるのは新潟の田舎なので昼は近くにある山に流れている小さな川で絵を描く。
夜は公園に行って絵を描く。
そうすることで自分にとって絵が描きやすい環境を作る事に成功したのだ!
あと外で絵を描くのは恥ずかしいと思う人もいるかもしれない。
でも一度やってしまえば結構普通に描ける!
ので
中で絵を描いても集中出来ない人やエアコン無くて部屋にいると死にそうな人は試してはどうでしょうか?
因みに外で絵を描く場合の注意点はとにかく虫がいること!(特に夏の場合)
短パンを履いていると確実に蚊に刺されるので!
あと日中、川に足を入れて涼をとりながら絵を描くのは楽しいが日差しが凄いので日傘をさして絵を描くのが良いだろう。
【部屋の中で絵を描くという事】
反対に中で絵を描く場合、どのようにすれば自分の理想の環境をつくることが出来るのだろうか?
自分の部屋というのは世の中で一番安心して過ごせる居場所の事だ。
だから自分の作品製作には最も適しているのかもしれない。
でも安心出来るという事は、逆に自分を怠惰な状態に持っていく事もあるという事だ。
実はボクもそのタイプで午前中、絵を描いてランチを食べた後に昼寝なんかしてしまうと時として何時間もたっていたという時もある。
(どうして昼寝は気持ちいいのだろう・・)
人の目がある環境ならそうでは無いのだけれど自分の部屋という安全な砦の中でこもると
怠けるも怠けないも自分次第という事が起きてしまう。
だからそのような場所で絵を描く場合、気持ちをあげる音楽をかけたりエナジードリンクを飲んだりして気持ちを高揚させて絵を描く事にしている。
【外と中どっちが得なのか?】
外で絵を描く場合
中で絵を描く場合
どちらが理想の環境なのか?
ボクは外と中を両立して絵を描いた方が良いのではないかと思っている。
例えば中(自分の部屋)だけで絵を描けば堕落してしまう事もあるだろうから
息抜きのために散歩したり時として公園で絵を描いたりスケッチの為に出かけるといった事も必要なのではないだろうか?
とりあえず人の目が屋内にある環境ならば、そういった場所で絵を描くのも良いが
(描かなきゃ!という気持ちになって集中力があがる)
そうでない場合は自分で堕落しない工夫をして絵を描かなければならないだろう。