旅に必要な事

世界を旅するバックパッカー!3つの旅人タイプと彼らのストーリーとは?

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インドやネパールを旅していると、よく日本人バックパッカーを見かける事があるが、ボクは彼らの話を聞いている内にバックパッカーには3つのタイプが存在する事が分かった。

それは【移動型】【潜伏型】【定住型】であり、彼らの多くは常に刺激を求め生きているようだった。(ボクもそんな中の一人である。)

 

【バックパッカーの定義とは?】

もしもバックパッカーを定義付するとどうなるのか?

思うにバックパッカーとはリュックやショルダーバッグ等の軽装備で旅をし、安宿(ゲストハウス)に泊まりながら旅をする存在だ。

旅をする目的は『自分探し』であったり『自分自身への投資』『勉強の為』『単純に海外が好き』だったりと人それぞれだが、ボクの場合は“ホンモノの仏教美術を見て仏画の勉強とする”事が海外一人旅の始まりだった。

バックパッカーの多くは長期間海外にいる傾向があるためか、1日にかける生活費等を抑えるため、様々な所で努力する。

例えば宿は僅か数百~千円程度のゲストハウスを選び、日本人が多い場所程、バックパッカーが集まりやすい傾向があるように思える。(情報共有の為)

また、食事はローカルな所か日本人経営の店を選び、食費を抑えたり、移動手段はバスにする事で移動費を抑えたりする。

つまりバックパッカーとは、旅の目的は人それぞれだが、海外長期滞在者で旅そのものを楽しむ人々の事なのだ。

 

では3つに分類されたバックパッカーを詳しく述べたいと思う。

 

【移動型】

移動型とは、読んで字のごとく町から町へ移動するタイプの事で、恐らく最も王道を行くバックパッカーのタイプだ。

移動型バックパッカーの多くは数週間~何カ月も一人で旅をし、安宿や移動費の安いバスに乗りながら町から町へ渡り歩いているのだ。

以前ボクはラダックに行った時、半年位インド中を旅している“強者”と出会った事があった。

彼はインド南部からスタートし、旅をしていく内に最北部に位置するラダックに到達してしまったらしい。

しかも季節は3月の冬だった為、防寒着を着ていなかった彼はラダックの凍てつく冬に

 

「こんなに寒いなんて知らなかった!」

 

と嘆いていた。

彼はインドに行く前、東南アジア横断という偉業を成し遂げた人物だったが、旅が終わった後、就活をしなければならないと常に将来に不安があるようだった。

現実逃避として海外旅行をするという人も多いかも知れないが、そこで得た経験は自分自身への投資になるだけで無く、何かを始めるキッカケを作ってくれる事もある。

そもそもボクがラダックに行ったのはチベット美術やチャムと呼ばれる仮面舞踏を見学するためであり、当時それほど『チベット愛』というものも存在しなかった。

しかしラダックの旅をしていく内にラダック人の優しさや文化に触れていく内に、ボクはチベットの魅力にハマってしまい、いつしかチベット文化圏完全制覇をしようと思うようになったのだ。

また、旅をしていると若い日本人だけでなく中年男性のバックパッカーも見ることがある。

ラダックで出会った、ある旅行会社に勤めている男性は1週間位、旅をしていてボクと同じようにチベット文化圏の旅が好きなのだと言う。

 

カンボジアでは航空会社に勤めていた高木さんとの出会いがあった。

 

彼とは短い間だったがアンコール・トムや周辺に点在する遺跡を巡ったり、共に食事をかわしたりし、帰国後もボクは何度か連絡をとり、個展にまで足を運んでくれたりした。

 

この二人に共通しているのは、会社に勤めながら海外に行っている事だ。

 

会社に勤めていると(特に日本は)長期休暇をとりづらい雰囲気があるが、実際は可能であり、ボクはある食料品会社で働いていた時、20~1か月位の休みを貰い、海外に行っていた事がある。

高木さんも言っていたが、アイツならしょうが無いか!的雰囲気が会社の中で出来上がっていたのかも知れない。

 

【潜伏型】

潜伏型に当てはまるタイプはボクのように一つの町に長期滞在し、まるで現地人のように過ごすバックパッカーだ。

ボクが、このタイプになったのは性格的なものもあるかも知れないが、出来るだけユックリ過ごしたいという事が大きい。

このタイプのメリットは長く一つの町に居ることで様々な発見が出来るし(ガイドブックに載っていないようなレストラン等)地元住民と仲良くなることが出来るからだ。

 

飽きないのか?

 

と、突っ込まれるかも知れないが、以前ボクはチベット仏教画の修行の為ネパールのボダナートで3か月間住み続けながら学んだが、全く飽きる事がなかった!

 

というのも周辺には大好きなチベット文化に毎日触れ続けられるし20以上ある仏教寺院があり、一つ一つ訪ねる事が何よりの楽しみだった。

 

また、ボダナートの人たちと顔馴染みとなり、いつしか仲良くなったりして彼らと会うのも楽しみの一つだったりした。

このように潜伏型は地元住民みたいな過ごし方が特徴だ。

因みにボクは移動型バックパッカー生活は余りあっていなかったらしく、以前東チベットを旅した時は毎日毎日移動ばかりで、非常に疲れたという事がある。

いくらチベットが好きでも移動ばかりの旅は頻繁に行きたいと思わなかった位だ。

だからこそボクは潜伏型タイプが性にあっていて東チベットのように移動メインになるような場所以外はなるべく一つの町に長く過ごす潜伏型で旅をしようと思っているのだ。

 

【定住型】

定住型とはバックパッカーだった人間が、いつしか海外に住み着いてしまった事をいう。

以前ボクはネパールで二人の定住型と出会った事があった。

 

一人はタメルのチャチャカフェで手伝いをしていた50代の日本人男性で、彼はネパールで嫁さんを探すために来たのだと言っていた。

 

彼は非常に面白い人で、ネパールでメイド喫茶を造る!

 

と言っていたが現状はゲストハウスに宿泊費十万円位滞納し、どうやって返すか四苦八苦しているのだった。

その後もう一度ネパールに行った際、彼と会うことは無かったがチャチャカフェはボクにとって彼との想い出の場所となり、いつしか行きつけの場所となっていたのだ。

そんなチャチャカフェで出会ったもう一人の日本人は元々世界中を旅していたバックパッカーで、いつしかネパールに流れ着いた人物だ。

どうやら彼はチャチャカフェに住んでいるらしく、スタッフ達と仲良くし、ネパールの事なら何でも知っているようだった。

ボクは今のところチベット文化圏完全制覇という目標を掲げ、旅をしているため何処かの国で定住しようとは思ってはいない。

だが、人生どんな事があるか分からない為、もしかするといつか移住する日がやってきても不思議ではないため絶対に無いとはいいきれない・・。

 

それが人生だと思っているからだ。

 

【まとめ】

以上3つのバックパッカータイプを紹介したが、彼らに共通しているのは海外が好き!という人間達であり、海外を旅すると様々なストーリーを持ったバックパッカー達との出会いも『旅』の楽しみの一つなのだ。

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