日本人は英語が出来ない、話せないという人が多い。
かく言うボクも、そんな多くの日本人の中の一人だが、そもそも何故日本人は英語が出来ないのか?
その答が、ネパール在住の海外青年協力隊であるkayさんのメルマガを読んで、成る程な。
という事があったの少し紹介しようと思う。
【ネパールの子供達】
kayさんのブログを通してネパールに来た日本人と共に一緒に農村に行く事があるんだそう。
その時、農村にやってきた日本人がびっくりする事があるとkayさんは語る。
それはネパールの子供たちが日本人よりも英語を喋る事だ。
子供といっても中高生位の年の子ではなく小学生位の子供達だ。
実はボクも同じような経験があり、東チベットを旅した時、ラガンという小さな町でフラフラと歩いていると突然、小学生位のチベット人の子供に英語で話しかけられた。
という事がある。
因みにラガンはチベットで最も聖なる仏像がある町で、広大な山々に囲まれた田舎町だ。
東チベットは英語がほとんど通じる地域ではないのに、その少年は英語でガンガン質問してくる。
チベット=英語が通じない、分からない人が多いと思っていたボクにとって驚きだった。
kayさんは、何故子供達が英語が喋れるのに日本人は英語が出来ないのか?
という事に対して
本当に話せないんじゃなくて、「できない」
と断言した。
成る程・・
ボクはkayさんのメルマガを読んで腑に落ちた。
つまり日本人が英語話せないのは英語に対するメンタル面の問題が大きいからだ。
英語に対するメンタル面・・
日本人は何故か英語教育をしてきているはずなのに、いざ喋ろうとすれば英語が出来ないと、たじろう人が多いように思える。
昔の話だが中学時代、ボクの友人も英語のテストは完璧だったのに会話となると、喋れなくなるという人がいた。
ボクは全くの逆だが。
その点、海外の子供達は英語でガンガン話し掛けてくる。
例え文法が間違っていても、だ。
つまり間違ってもいいから英語で話してみるという勇気が必要なのかも知れない。
ボクはよく海外へ一人旅をするが実際人よりも英語が出来る方ではない。
正直言って中学1年生レベルだ(笑)
だけど、それでも今までネパールやインド、カンボジア、チベット、ドイツなどなど・・
様々な国を渡り歩いてきたし、タンカ(仏画)絵師を見つけだし(心辺りも無いのに)3か月間ネパールに住んでいた事もあった。
“英語が出来ない”のにだ。
それは文法がおかしくても、とりあえず話してみるという事で何とかなったというのが大きいだろう。
相手の言っている事が分からなければ
「what?」「I don’t know」
とかハッキリと言えば相手も判ってくれるし、何度も聞き返すことで相手の言っている事も理解出来るのだ。
ボクはそんな感じで世界を旅しているが、旅をするだけなら英語が中学1年生レベルでもやって行けると思っている。
海外はボクの好奇心を刺激するもので溢れる満ち満ちとした世界が広がっている。
だからボクは英語に対して苦手意識を持つことなく、分からなければ話そうという心がけを持って旅をしているのだ。
そもそも英語が出来ない、話せないと真剣に悩んでる人は海外旅行や海外で何かをやってみたい!
と思っている海外志向を持っている人だと思っているので、ボクの考えでは将来海外に行く事はない、永久に日本で暮らす、という人は英語は必要ないと思っている。
だが英語が喋れるようになれば世界が広がるというのは事実であり、外国人とコミュニケーションを図れたり、海外で仕事をする事だって可能だ。
とはいえ、間違える勇気を持って話し続けても英語が出来ないという人も多いので、あしからず(ボクもそうなので)
kayさんのブログ
はネパールに在住している海外青年協力隊であるkayさんならではの面白い記事が沢山あるので興味のある人はチェックして欲しい。