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神様はいるのか?『チベットに行って分かった事』

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チベット文化圏に行くと信仰心高い人達が神様に向かってお祈りをする姿をよく見かけることがある。

 

彼らに「神様はいるのだろうか?」

 

と聞くのは愚問だと思う。

神様は彼らにとって心の支えのようなものであり、かけがいのないものだからだ。

 

では神様は心の中にいるの?

 

もしくは本当にいるの?

 

と答えが出ないような疑問だが、チベット文化圏を旅してきたボクは何となくその疑問の答えに辿り着く事が出来たので発表したいと思う。

 

神様はいるのか・・?

 

 

答えは・・

 

 

 

文化だ!!

 

 

 

そう、文化なんです!

 

 

 

存在証明が分からない事に対して疑問を抱くより神様を一つの文化として捉えれば、答えは簡単だと思う。

 

【ネパールで神々と出会う】

住んでいる人より神々が多いと言われているネパールに行くと、至る所にヒンズー教や仏教の仏像があり、その土地に宗教が根付いているというのが実感できる。

 

ネパール人達はよく寺院に入り神様に祈りを捧げ、仕事に行く。

 

日本ではこのような事は余りないが、ネパールではこれが普通なのだ。

 

 

神様に日々祈りを捧げ、神様を出迎える儀式をしたり、神様の為に生きている言っていいだろう。

彼らが行っているのは、その国では普通の事であり、文化として根付いているのだ。

因みに、ネパールはインドとチベットに挟まっている事からヒンドゥー教と仏教の宗教が混ざり合い、独特な宗教文化がある。

例えば、美の都パタン周辺にはヒンドゥー教寺院が沢山あるが、一方チベット仏教の聖地ボダナートやスワヤンブナートには数多くのチベット仏教寺院がある。

そしてチベット本土からやってきたチベット難民やネパールに元々住んでいる仏教系の少数民族もヒンドゥー化している場合もあるのだ。(額にヒンドゥー教徒お馴染みの赤い点ティカをつけていたり)

 

ヒンドゥー化するチベット人に関しては、こちらの記事を参考に

チベット難民の現在。ヒンドゥー教化するチベット人達

また、神様の文化と言えばチベット仏教のお祭りチャムを思い浮かべる。

 

チャムとは僧侶達による仮面舞踏祭の事で、魔を祓うためチベット仏教寺院で大体毎年1回のペースで行われているのだ。

 

ボクは以前ラダックのマト・ゴンパに行った際、初めてチャムを見たが、荘厳なチベットの非日常世界に、否応なしに神々というのを感じる事が出来た。

その位チャムは美しく、目に見える世界を変える力というのを持っていたのだ。

 

【神様を信じる文化を日本で置き換えてみる】

 

 

神様を信じる文化・・

 

 

それを日本で置き換えると・・

 

 

アイドルに向かってオタ芸をする熱心なファンのようなものだ!

 

 

・・と言っても過言ではないだろう。

 

何故なら日本のアイドルオタクのように神様を崇め奉り、お供え物をして、神様のお祭りをよくする!

 

日本のアイドルオタクとあんまり変わんないなー・・

 

っと思っている(笑)

 

 

冗談はさておき

 

「神様はいるのだろうか?」

 

 

と疑問に思うのは日本人ならではだと思う。

 

何故ならボクは他の日本人と同じように、それほど信仰心高い人間では無いしネパール人ではない。

 

だから、彼らが思う所の神様が本当にいるのかどうかの明確な答えは出ない・・。

 

だから文化なのだ。

 

 

因みにネパールには数多くのチベット人達がいるが、彼らが信仰しているチベット仏教(ラマ教と言われる事も)について取り上げた記事もあるのでチェックして欲しい。

ツァンカパからミラレパまで『謎多きチベット仏教とは一体何なのか?』

また、ボクは仏画絵師としてチベット仏教の神々を描いているが特定の宗教を信仰していたり、神々を崇めているという訳では無いので^_^;

ボクが仏画を描いているのは単純にカッコいいと思っているからだ。

 

(上の絵は過去現在未来を表すカーラチャクラの仏画)

 

チベット仏教ではヒンドゥー教ゆかりの神々(ガルーダやナーガ等)やチベット土着の神々も取り入れているため、数多くの神々が登場する。

■チベット仏教の尊各についてはこちら

チベット仏教における仏達の種類『代表的なチベットの神々とは?』

 

では『神様の文化』はどこからやってくるのか?

 

【旅をして分かった事】

ボクはチベット文化圏の旅をして分かった事があった。

 

 

ネパールやラダック、チベットには標高3000メートルを越える山々が沢山ある。

 

有名なのはヒンズー教の破壊神シヴァが住むとされるエベレストや西チベットの果てにある四つの宗教(ヒンドゥー教、チベット仏教、ボン教、ジャイナ教)からなる聖山カイラス

チベット人達は、こういった山々を『神様』として崇め聖山として畏怖してきた。

 

 

ただテレビや何かでよく、山々を神様として崇めている人々を見てもピンっとなかった。

 

 

だが実際、旅をしてそういった山々を見てボクは思ってしまった!

 

 

神様はいる!!

 

 

・・と。

 

広大な山々を見て、チベット人達が神様として崇めている理由がボクは何だか理解した気がした。

 

もし『神様はいるのか?』

 

と疑問に思うのならチベット文化圏を旅してほしい。

 

神様が沢山描かれた美しい壁画がある仏教寺院

 

 

神様の言葉を何度も口ずさむチベット人達

 

 

神様と崇めるられている聖なる山々・・

 

 

チベット文化圏に行くと『神様』はいるのか、一体何なのか?

 

という疑問の答えがきっと見つかると思っている。

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