画家として生きる

『宮下拓実展ボクのマンダラ』曼荼羅の神々を絵にした二度目の個展

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羊画廊での初の個展『宮下拓実展~天使と悪魔とボク』が終了後、絵の題材について悩んでいた。

前回の個展では天使や悪魔といったキリスト教をテーマにした絵を描いていたので、今度は余りチャレンジした事のないような題材で描いてみたかったのだ。

 

ただ、やはり宗教関係でいきたかったのでキリスト教と並んで宗教美術が多い仏教を選ぶことにした。

 

ただ、それは本当に何となくだった。

 

自宅にたまたま両界曼荼羅図の本があり、その本には数多くの曼荼羅図に登場する神仏達が拡大画像と共に説明されていて、その本を読んだボクは曼荼羅図の神仏を漫画風の絵にしたら面白いのではないか?

 

と思うようになり、キリスト教から仏教の絵に取って代わる事になった。

 

ただその時は仏教の絵にした事がきっかけでネパールに行くなんて、その時のボクは思っていなかった。

 

ボクは仏教の絵を描くにあたり、曼荼羅図の本や仏教関係の本を読みあさり、落書き帳にお釈迦様や観音様を漫画風に描いていき、徐々に徐々にそれを形にしていきキャンバスに筆をぶつけていった。

と同時にシェル美術賞に向け、60号の絵『釈迦降臨』を描くも落選。

 

今、思えば当然という荒さだったが、ボクはこの後ますます仏教の絵にのめり込むようになる。

 

初の個展終了後、気が付けば1年がたち、2012年1月に二回目の個展『宮下拓実展「ぼくのマンダラ」』が開催された。

「ぼくのマンダラ」では密教の神仏を中心にした絵をテーマにした個展で、自分で言うのも何だが結構満足な展示内容ばかりだった。

メインとなるのはシェル美術賞で落選した釈迦降臨という絵だったが、このような大きな絵が売れるかな・・

と思っていたが何と購入者が表れ、他の絵も思いのほか好評だった。

 

そして気が付けば絵は幾つも売れ、二度目の個展「ぼくのマンダラ」は好評の内終了した。

その後ボクは個展での売り上げ金とバイトで貯めたお金を元手にネパールに行き、本物の宗教美術をこの目に焼き付けることになる。

ネパールにいったのは絵の為というのもあるが、物価が安く初バックパッカーでも旅しやすいという理由とやりたくも無いバイトを辞めるきっかけが欲しかったからだ。

ただ初の一人旅でネパールに行った事がきっかけで海外一人旅の面白さにハマり、その後もカンボジアやインド、ドイツ等をリュック一つ担いで旅することになる。

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