仏画・絵について

漫画仏画を描いて日々思うこと『漫画仏画絵師の苦悩』

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最近、漫画仏画を描いて思うことがあるのだが絵を描くのがとっても時間がかかること!

ボクの絵を見れば判るとおり装飾画のように細かく1番小さいFゼロでも描き上げるのに1週間くらいはかかる。

こんなに時間がかかるようになったのはボクがネパールでタンカ(チベット仏教画)修行に行った事がきっかけだ。

ボクはネパールのボダナートでタンカを学んだけれど毎日空を点描でトントンと点を打っていく作業や川をヌリヌリしていく作業とか色々あった。

 

ただそんな日本で経験出来ない貴重な体験があったからこそ現在のボクの絵があるのだけれど、まぁ時間がかかる。

 

特に1番始めに描いていく事になる枠の部分。

この枠の部分はボクの絵の特徴であり画廊の人からも、これが絵の良さだと言ってくれるので手を抜く事は出来ない。

 

それと最近大変だなぁと感じるのは、そんな細かく描く枠を描いていると色を塗ったのにその色を塗って無い箇所が時たま発生する事であり、色を考える事にもイライラする事があるのに塗って無い箇所を見つけると「またかよ!」と自分に呆れながら色を塗って行く事になる。

 

ボクがそれでも描き続けていられるのはやっぱりタンカ修行で毎日手が痛くなるくらい点描でトントンと空や大地を塗っていた事を思い出せば今やっている事は現役のタンカ絵師達より遥かに楽な作業であるしタンカのように縛られず自由な絵をヌリヌリ出来るからだろうと思う。

 

だからボクはどんなに時間がかかっても絵を完成させ描き上げた時の爽快感とタンカ修行の思い出を抱きながら絵を描いているのです!

 

 

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