ネパールの安宿で引き籠もる日々『ホームシックにならないための3つの方法』

2011年の1月、ボクは初めての海外個人旅行である『ヒマラヤの国』ネパールへ一ヶ月間行ったのだがその殆どの日数を安宿で引き籠もってしまった・・。

 

一体何があったのだろうか?

 

話はネパールへ向かう飛行機の中から始まった。

飛行機で入国カードの描き方を教えもらった、あるネパール人と知り合うと彼の友人が経営する安宿に泊まる事になった。

その安宿の名前は『ホテル・ヴィスタ・ネパール』といい、当時はSingle:500ルピーと安く居心地の良い安宿だった。

*現在は光熱費等の高騰で値段が上がっている(この安宿だけではないが)

 

ボクはその安宿を拠点にダルバード広場やスワヤンブナートまで歩いて行ったりしたが、こういった観光スポットに行くと現れる自称ガイドや物売りなどの罠にかかりボクはネパール旅行中何度か被害を受けることになったのだが、被害を受ける度にある感情が沸き上がるようになった。

 

 

それは『人間不信』になることだった。

 

 

ボクは元々人付き合いもいい方ではなく人見知りの多い人間なので、自称ガイドのような悪徳ネパール人からお金を出してしまっている内にドンドン周りのネパール人が信用出来なくなってしまったのだ。

 

当然、飛行機の中で助けてもらった親切なネパール人や親切でガイドをしてくれるタクシー運転手もいるのだが、その対極をいくような輩も多いのも現実だった。

 

例えばダルバード広場には外国人をターゲットにしている自称ガイドや物売りがしばしば出没する。

 

そしてボクはまんまと彼らのターゲットに・・。

 

 

ボクはそんなネパールにカルチャーショックを受け日数がたてば立つほどストレスが溜まっていった。

 

同時に観光スポットへ出歩く事も少なくなり安宿の中で引き籠もる日々が続くのであった・・。

 

 

そんなボクが部屋の中でいつも考えていた事があった。

 

 

それは・・

 

「あ~早く日本帰りて~、もうイヤだ~」

だった。

 

一度日本を離れてみて思ったのが日本はなんていい国なんだと。

日本にいる間は全く気が付かなかったのに異国の地に降り立ち初めて日本の良さみたいのが分かったと、その時は感じたのであった。

 

【チャチャカフェという隠れ家的レストラン】

つのるホームシックにストレスが溜まる日々に疲れ果てたボクはタメル地区で、あるレストランに入り浸っていた。

 

『チャチャカフェ』という日本人経営のカフェレストランだ。

 

*チャチャカフェは洋食メインで300~400ルピーの料理が殆ど。『地球の歩き方』にも紹介されネパール在住の日本人がよく訪れる。

情報を仕入れるには持って来いの場所で日本人がよく訪れるのは17~18時位である。

*タメル地区は空港からタクシーで600~900ルピーで行ける外国人観光客が多いエリアで土産物、安宿、レストラン何でもある。

ボクは毎日チャチャカフェに通っていたのだが、理由としてタナカさんという日本人と出会った事がきっかけであった。

 

タナカさんは長い事ネパールで住みネパール人のお嫁さんを探す為に居着いてるという。

 

ボクは彼とカトマンズの旧市街を毎晩さまよい歩き、共に食事をし、酒を飲み交わした。

 

ボクは彼から色々教わった。

 

ネパール人の現状や安くて美味しいレストランの見つけ方等・・。

 

そんなもんなであれほどネパールに疲れ果てていたボクの体調は回復し、安宿の外を出歩き、ネパールの彫刻を発見してはスケッチ等をして時間を潰し、腹が減ってはチャチャカフェに行くという毎日が続いていた。

 

そしていつしか最終日がやってきて、その夜、タナカさんとチャチャカフェのスタッフとで楽しく過ごしたのであったが、タナカさんとはそれが最後の出会いとなった。

 

というのも別れ際、タナカさんの日本の連絡先を貰ったのだが安宿を出るとき部屋に忘れてしまったからだ。

 

後に彼は日本に帰ったという情報を5年位後にネパールで日本人から聞いたがタナカさんの評価はすこぶる悪いんだそう。

 

ボクとしては

 

「ネパールにメイド喫茶を作る」

 

とか面白い事をいう人だと思ったがホテル代を溜め込んでると聞いたこともあるし、やっぱり悪い人なんだろう。

 

人の出会いは一期一会。

 

タナカさんと出会った後も色々な国で様々な日本人と出会ってきたが彼らは一体今何をしているのだろうか・・。

 

【海外でホームシックにならないための三つの事】

ボクはネパールでホームシックになったが如何すればこの問題を解決出来るのか?

と考えてみたが1番ベストの方法は行きつけの店を作る事だ。

 

ボクが毎日チャチャカフェに通っていたように行きつけの店を作ると必然的に店の人と仲良くなる。

 

すると日本人のいない環境でも全然寂しくなくなるのだ。

 

後は集中して何かを取り組むとホームシックを忘れることが出来る。

 

例えばスケッチをするためにダルバード広場やカトマンズ市街を歩き神々の彫刻や仏像を絵に描いたが、描いている間、日本の事を忘れることが出来た。

*ネパールは住んでる人より神々が多いと言われ様々な所に仏教やヒンズー教の神々を見る事が出来る。

ただ描いていると「ペンをくれ」とかいうネパール人がたびたびやって来て集中できなかったが・・。

 

あと1つは『酒に溺れる』事だ。

 

 

 

・・・

 

 

多分1番やってはいけない事だろう。

 

ボクはチャチャカフェで一日中飲んだくれてたせいか帰国後、体を壊し遂に潰瘍性大腸炎になって薬がないと生きていけない身体になってしまったのだ。(酒が原因か分からないが)

 

ネパールは物価が安いせいもあってかジンやウォッカが安く飲める。

特にチベット酒トゥンバは白ブドウのような味わいでとても美味しいので挑戦してみては如何だろうか?

*トゥンバはカトマンズ市街のチベット人経営の飲食店(カーテンで仕切られた店)で出されている。

 

 

初めてのネパールでボクが学んだのは日本が改めていい場所だという事であった。

ただ今はネパールのようにゆっくり時が流れる生活に憧れている。

 

日本も悪くはないが正直言って最近ボクには合わないな・・

 

と感じるのであった。

 

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