冬のネパールがベストシーズン?季節ごとに彩る様々な景色とは?

『ヒマラヤの国』ネパールはエベレストがあることから世界中のトレッカーから愛され、宗教美術の宝庫でもあり仏教美術やスピリチュアルに関心のある人からも人気がある。

 

では実際にネパールに行くのなら何月がベストシーズンなのか?

 

ネパールの春夏秋冬と季節ごとの行事等を紹介し何月がベストシーズンなのか見ていこうと思う。

 

【3月~5月(春)】

3月になるとカトマンズでは日本の初夏のような季節に入り気温はドンドン上がっていきモンスーン(雨期)前の4月から5月になると30度を超える日が続く。

こういった気温が高い時季に気を付けたいのが食中毒であり、実際にボクは30度を超える日に世界中の旅人が集まるタメル地区でパンを食べたら何日も腹痛が続き最悪なネパール旅をおくったという事があった。

 

多分軽い食中毒かパンが傷んでいたんだと思うが暑い日は(日本でもそうだが)注意が必要だ。

 

またこの時期の主な伝統行事と言えば4月に開催されるバクタプルのビスケート祭が有名で町外れに長い木柱を立てたりヒンズーの神々を奉った巨大な山車巡業があったりとネパール人の信仰の高さを見ることが出来る。

 

そして雨期前の4月から5月には美の都パタンにて雨乞いの祭りマチェンドラナート祭が開催され人々は巨大な山車を伴いパタンの町を巡るのだ。

 

3月から5月にかけては様々な祭りや行事等が開催されるがネパールで最も暑い時季と言える。

 

だからボクのような暑がりにとってはノーベストシーズンなのだ・・。

 

【6月~8月(夏)】

 

 

遂に雨期が到来しネパール中、雨が降りしきる・・

 

 

なんて事はない。

 

 

ネパールの雨期とは熱帯地域のようなスコールのような雨が降りしきるとか何日も雨ばかりとか、そういった事はない。

つまり晴れていたのに段々と雲行きが悪くなり土砂降りのような雨が降ったり一日中普通の雨が降ったりとまちまちで晴れている日が何日も続く事もあり飛行機の中で雄大なエベレストを拝む事も出来るのだ。

 

ただ雨期で1番気を付けたいのは寒暖の差が激しくなることだ。

 

当然雨が降っている間は気温が下がり日が出ると気温も少し上がる。

 

そんな環境にいると体調も崩しやすく風邪をひきやすくゲストハウスで暑いからといって扇風機をがんがん回しまくると確実に風邪を引くので要注意だ。

だから事前に風邪薬等を持っていった方が無難だろう。

 

*因みに風邪薬がない場合、よく食べよく寝れば風邪が治ると思う!!

 

ボクはそのようにしてネパールで風邪を引いた時、治したので・・(医学的根拠はないが)

 

また雨が多い時季だけあってこれといって目立った行事等がない季節と言える。

 

【9月~11月(秋)】

雨期が終わり徐々に暑さも収まり心地よい気温が続くのが秋で、ボクは9月から12月までの3か月間タンカ(チベット仏教画)を学びにチベット仏教の聖地ボダナートに行ったのもこの秋の季節。

9月から10月までは多少雨が降り三十度を超える日が多いが10月を過ぎると気温が下がっていくが10月から11月は余りオススメしない。

 

理由として短期間ネパールを旅するならともかく、長期間カトマンズに居るとかなると厄介な行事が始まるからだ。

 

 

ダサインだ。

 

 

ダサインは言わばネパール正月で10月から11月になると正月休みに入る飲食店が多くなりゴーストタウン化してしまうのだ。

 

ボクはタンカ修行の為ボダナートで3か月間タンカを学んだが10月の20日間位全く描けない状態が続いた。

 

またランチとディナーをとるべくレストランを探したが中々営業しているところが無くバナナを食べてしのいでいたのだ。

 

ただツーリスト向けの飲食店が多いタメルは例外だろう。

 

ボクは金がかかるのでずっとボダナートに潜伏していたので定かではないが。

*果物屋さんはダサイン中でも全日営業していた。

 

因みにボクがタンカ修行していた時の様子はこちら

ネパールで3か月間チベット仏画タンカを学ぶ!『タンカ絵師マイラ氏との出会い』

秋の有名な行事や祭りはダサインの他にバクタプルで開催されるクマリ山車巡業で普段はカトマンズのクマリの館でしか拝観できない生き神様クマリがバクタプルを山車で巡業し、その姿を見るべく大勢のネパール人が押し寄せるその様子は圧巻である。

 

【12月~2月(冬)】

恐らくネパールの季節の中でベストシーズンなのが冬で雄大なヒマラヤ山脈がカトマンズ市街からも、その姿を確認でき過ごしやすい気温の日が続くのだ。

2月20日にはシヴァ神を奉るパシュパティナートにネパールやインドからやってきたヒンズー教徒が集まり皆でマリファナに酔い痴れる姿を見る事が出来る。

 

*因みにマリファナはネパールでは違法だが数が多すぎて取り締まれないというのが実情のよう。

 

ネパールで安易にマリファナ等の薬物を吸うと刑務所行きになるので絶対に手を出してはいけない。

 

また2月末にはチベット正月ロサルが始まり各ゴンパ(チベット仏教寺院)ではチャムが開催され多くのチベット人がやってくる。

チャムとは仮面舞踏の事でネパールに限った事ではないがチベット文化圏の国々ではロサルになると色取り取りのチベット仏教の神々に扮した僧侶達が舞い、非日常的な世界を創り出すのだ。

ボクが初めてチャムを見たのはラダックで、開催されたマト・ゴンパの日程にあわせて行ったが、ボクの忘れられない想い出となった。

チベットのお祭り『チャム』インド秘境の地ラダックで見た曼荼羅世界とは?

*因みにチャムはロサル以外でも開催され、その多くはチベット歴に合わせて開催される。

 

チベット歴については詳しく知らないので何時チャムが開催されるか分からないが、もしチャムを見ることが出来れば土手も運がいいと言える。

ネパールではロサル以外に11月にタンボチェ僧院にてマニ・リンドゥと呼ばれるチャムが開催される。

 

ざっとネパールの春夏秋冬を見てきたが何月がベストシーズンなのか?

 

という問いに対しては冬の12月から2月までが気温も下がり過ごしやすい日が続くからベストシーズンかも知れないが春や秋、雨期もそれはそれでネパールの魅力が新たに発見出来る季節であり、どの季節に行ってもネパールは全く飽きることが無いので是非訪れてほしい国の一つである。

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