仏画・絵について

元漫画家志望者が教える人物の描き方『エチュードを取り入れてキャラクターの表現の幅を広げよう!』

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ボクは漫画家を目指していたが絵の方に専念してしまい挫折したが漫画専門学校で学んだ絵の描き方や人物の描き方は今でも役にたっている。

中でもエチュードを使った人物の描き方は漫画や絵の描き方にとても参考になると思うので人物の表現の幅を広げたい人に紹介したい。

 

【エチュードとは?】

エチュードとは主に演技をする役者さんの訓練法の事だ。

方法としては、あるシチュエーションからイメージを広げ、それを即興で表現するというものだ。

 

人物の描き方でエチュードという訓練法を用いる場合キャラクターの深い設定(人物の特徴等)はいらないが、仕草や表情で状況説明をし分かりやすく相手に伝えられるよう心がけることが大事である。

 

また人物を描く際、年齢・性別を描きキャラクターの職業や服装・持ち物、どういった生活をしているのか?

という事を絵にする事でキャラクターの表情だったり表現の幅を広げる事が出来るのだ。

 

例えば

 

『緊張しながら銃を撃つ』

 

新兵の訓練場で上官が見守る中、新兵達は手汗かきながら今日持たされたばかりのライフル銃を標的になる的に向け発砲する。(見事に的を外す新兵)

 

『むしゃくしゃと沢山の食べ物をほおばる女子高生』

 

その地元で有名な女子高生は大食い女子高生で、とあるビュッフェ式レストランで大量のケーキやパフェ、フルーツ等をテーブルに置き、それらをムシャムシャと美味しそうに食べている。

 

『絶景を見て感動する旅人』

 

旅人は何日も何日も歩き続け、体はボロボロ心身とも疲れ果てていたが、ようやく辿り着いた先には神々しくも美しい山が目の前に広がっていて、それを見た旅人は今までの苦労が報われるくらい感動していた。

 

『締め切りに終われイライラしている漫画家』

 

その漫画家は漫画の締め切りに終われイライラしながら漫画を描き、アシスタントに怒鳴り散らしている。

 

例を挙げればキリが無いがこういった所だろうか?

 

エチュードを使えば想像力が上がり漫画や絵で人物を描く際とても参考になるのだ。

またこのエチュードとマインドマップを併用すれば更にキャラクターの表現の幅を広げる事ができる。

 

【マインドマップでキャラクターの幅を広げる方法】

マインドマップとはイギリスの教育評論家トニー・ブザンが開発した思考技術で簡単に言えば、頭で思い付いた事を紙にドンドン書いていく方法の事だ。

この方法を使えば考える時間の時間短縮、情報の整理、アイディア力向上が期待され特に漫画を描く際マインドマップは力を発揮するのだ。

方法としてはメインテーマとなる言葉中心に書き、そのメインテーマと関係あるイメージとなる言葉を放射線上に書いていく。

 

例えばメインテーマを『チベット』としよう。

 

『チベット』をメインテーマとした場合、次に連想される言葉は『チベット仏教』その次に連想されるのは『ニンマ派』その次は『チベット仏教を広めた僧侶パトマサンヴァパ』

 

といった具合に関連ワードをドンドン書いていくのだ。

 

こうすることにより様々な情報を紙に書いていく事により自分でも気付かないワードを発見できるかもしれない想像力を働かせてくれる方法なのだ。

 

このマインドマップとエチュードを組み合わせる・・

 

これはどういう事なのか?

 

つまりマインドマップで出てきたワードを元にエチュードの方法を使い人物の絵を描いていくのだ。

 

マインドマップを使えば小道具だったり場所・服装まで様々なワードを思い付くだろうし、そのワードをエチュードで描いた絵の中に登場させ世界観を広げ人物の絵を面白くさせる事が出来るのだ。

 

もしも人物のキャラクター設定やどうやったら人物の絵の幅を広げるのか?

 

という時にエチュードとマインドマップを使い分けて書いていけば面白い漫画・絵を描いていく事が出来るのでは無いだろうか?

 

【ボクがやっているキャラクターの作り方】

ボクが独自でやっているキャラクターの作り方はエチュードとマインドマップに近いものがあると思うから最後に紹介してみようと思う。

 

ボクはまずキャラクターから連想して漫画を創っていた。

 

つまり始めにキャラクターを描くことから始まるのだ。

 

キャラクターを想像するには映画や漫画、本等から連想するのだがボクは元々服が好きなため、ファッション雑誌や映画で登場する人物のファッションを元に自分流にアレンジしてキャラクターの服を想像し描いていくのだ。

キャラクターが一人出来れば、その人に関係する人物が想像でき次に彼らが登場する場面、あるいは街・家を思い付く事ができる。

 

これはマインドマップに近いところがありボクは自然と似たような事をやっていたんだろう。

これはボクの漫画風にアレンジした絵でも同じ事がいえる。

よくどうやったら枠の中の絵を思い付くのか?

と聞かれるが以前はメインテーマとなる絵を枠の中に描き、そのテーマとなるキャラクターの色・表現を元に枠の中の装飾の絵を考えるような事があった(今は反対に枠からメインテーマを考えてる)

 

エチュードとマインドマップは絵にも使えると思うので実践してみては如何だろうか?

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