チベットの旅

現地人も車酔いで吐く移動地獄(ToT)東チベットの旅の始まり

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東チベット旅行で最もキツイのは町から町へ移動することだが、その移動地獄は成都から始まった。

四川航空で深夜に成都に降り立ったボクは康定(カンディン)行きのバスがやってくる新南門バスターミナルでバスを待ち続けた。

*因みに新南門バスターミナルは東チベット・カム地方(カンゼやカンディン)起点のバス乗り場で成都の南に位置する。

空港でタクシー運転手に言えば、連れて行ってくれる。

 

待っていると時間と共に人が集まりはじめたがバス的な車が全然やってこなくボクは不安になり近くにいた人に声をかけた。

 

ボクはガイドブックを見せ、この場所を指さすジェスチャーを使い

「カンディン?カンディン?」

 

その中国人は近くの人に何かを話し

 

「カンディン行きはここだ」

 

 

と行ったと思う。

 

 

ボクは中国語が分からない。

 

 

だが彼は見知らぬ日本人に協力的だった。

 

 

それから30分経ち、その中国人はボクに声をかけてきた。

 

 

ボクは1台の四駆がある場所に連れて行かれ、この車がカンディン行きだと言うのだ。

 

 

ボクは大きなバス的な車だと思っていたが予想が違っていたので再度、確認するとカンディンと返ってきたので料金を確認した。

 

 

カンディンまで200元。

 

 

ボクはその四駆に乗り込み、東チベット始まりの街『康定』に向け四駆は走り出すのだった。

【移動地獄スタート!】

中国人らしき太っちょの男が運転手だったが彼は、おもむろにボクにオレンジ的な果物を渡すのだった。

 

 

これは・・成る程。

 

 

朝食か。

 

 

気前のいい、おっちゃんだ。

 

 

ボクは少しづつオレンジをかぶりついていると早朝の暗い成都を走る四駆はガソリンスタンドでオイルを満タンにすると高速道路に入り猛スピードで走るのだった。

 

高速道路はまるで日本の高速道路のような感じで企業等の掲示板が見えては過ぎ、見えては過ぎ・・

 

 

何時間もまるで変わらない風景が何度もやってくる。

 

 

ボクはドライバーからもらった大きなオレンジをかぶりつき目を閉じ、まだ見ぬ東チベットへ想いをはせるのだった。

 

 

あれからどの位たったのだろう・・

 

 

四駆は高速を抜け山道沿いを走り出し、辺りは雪山になっていた。

そしてあれだけ、ぶっ飛ばしていた四駆も嘘のようにスピードが落ち、凍結しているだろう山道をのろのろと走っていた。

 

 

するとどうだろうか。

 

 

目の前には何台もの車が止まっていて前に進めなくなった。

どうやら何台か先にあるバスが溝か何かにタイヤが挟まり動けないでいたのだ。

 

 

ボクはバスが動くまでその場で待った。

 

 

雪山を見ると辺りは断崖絶壁。

 

 

滑って落ちると助からないだろうと良からぬ事を考えているとバスは動き、止まっていた車も走り出した。

 

 

四駆は走った・・

 

 

走り続けた・・。

 

 

すると雪山は無くなり農村地帯に入り四駆は売店のような所で休憩を取った。

【噂のニーハオトイレ?】

ボクはトイレに行きたかったのでトイレはどこかとドライバーに言うと売店隣の簡易的なトイレを指さし、そこに入るとただ凹みがそこにあり明らかな人間のブツが。(これが噂のニーハオトイレ?)

水も流れぬ中国の簡易トイレで用を足すと売店の主人からお金を要求された。

 

その額1元。

 

こんなボロいトイレでも金をとるのか等と思いながら1元を払い四駆の中で待った。

ドライバーは汚れていた四駆を洗い、同乗者は焚き火の中で暖をとっていた。

 

 

しばらく待つと四駆は走りだした。

 

 

走ってしばらくすると同乗者に異変が。

 

 

オエエエ!!

 

 

 

吐いた。

 

やっぱり現地の人でも移動地獄はキツイのか・・

 

そしてまたしばらくたつと『カンゼ州何とか』という看板が。

 

 

なる程。

 

 

いよいよ東チベットに入ったのか・・

 

 

あともうすぐだ。

 

 

道路は農村地帯から険しい山岳地帯になり遂にチベットのチョルテン(仏塔)が見え始めた。

 

 

康定は近い!

 

チベットの神さまの彫刻が刻まれた岩肌をぬけると背の高い街頭が列を作る街へ。

そう

 

この場所こそ東チベット始まりの街『康定』なのだ。

 

康定の印象はまるで日本の温泉街そのもの。

しかしマニ車があったり、チベット仏教寺院があったりしていて、ここがチベット文化圏の入り口であるという事がわかる。

ボクはその後も東チベットの街へ乗り合いタクシー等を使い旅をしたが正直山道ばかりできつかった。その他にも不便なところ等沢山あったが、それでも旅は楽しめたと思う。

因みにボクが東チベットの旅で注意すべき点を幾つかまとめておいた。

【中国・チベット旅行の注意点】治安・危険なタクシー・トイレ・ホテルまで

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