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旅をする人にも絵を描く人にもおすすめする文庫本『キノの旅』

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ボクが初めてネパールへ海外一人旅をするきっかけを作ったのは専門学校時代、台湾へ研修旅行に行った事がきっかけだ。

他の友人達と行きたいところも行けたし、何とかなった。

そんな事があり一人でも海外へ旅出来るのではないかと思いネパールへ行ったのだ。

そんなボクだが元々海外、というか『旅』というものに興味があった。

『旅』に興味を抱かせた時雨沢恵一著『キノの旅the beautiful world』というライトノベル本の存在だ。

『キノの旅』

http://dengekibunko.jp/title/kino/

【キノの旅とは?】

『キノの旅』とは旅人キノと相棒のエルメスというモトラドに乗りながら様々な国を旅するお話だ。

キノの旅は一話完結型で寓話的表現が用いられ、けっこう考えさせられる部分があり普段小説を読まないボクだがキノの旅だけは例外で最新刊が出ると必ず買ってしまうくらいはまっている。

キノの旅が面白いのは寓話的表現はもちろんの事、世界観の描写がとても上手い事だ。

国の表現だったり国外の荒野だったり草原だったりの表現がイメージしやすく本を読んでいるとキノと同じように旅に出たくなる、そう思う事があるのだ。

モトラド(バイク)に乗り、旅をする。

 

これだけでもボクは何か憧れを感じている。

 

モトラドに乗り、まだ見ぬ国を求めて世界中を回るのだ。

想像出来るだろうか?

 

 

小説は・・物語というのが人間に好奇心や冒険心を与えてくれ、実際に海外へ行く事になるなんてボクは思いもしなかった。

キノの旅との出会いは実はたまたまDVDを借りだ。

キノの旅はアニメ化されていて、このアニメにはまり原作を読むようになったのだ。

ボクは初めて原作を読んでみて、真っ先に思ったのが挿絵が独特で印象深い。

黒と白を基調としたイラストレーター黒星紅白のイラストはボクがまだ漫画を描いていた頃、そのタッチに影響され黒と白を基調とした漫画を描いていた。

ただアクが強すぎると評価された事はあったが。

黒というのは見る者にインパクトを与え、かつ絵を引き締める効果がある。

その為、漫画を見てみると全体的に黒っぽく描かれてることがよくあることだ。

 

この黒と白の効果が最大限に活かされている絵が黒星紅白のイラストなのだとボクは思うのだ。

 

もしも漫画を描いているのならベタ(黒塗り)やトーンを沢山用いて仕上げることが出来れば見ている者にインパクトを与える事が出来るだろう。

その為には黒星紅白のイラストだったり漫画をよく見て独自に勉強すれば絵や漫画の勉強になると思うのだ。

黒星紅白のイラストはキノの旅の世界観にとてもあっていて、黒のみで絵を描いている人の役にもたつかも知れないから興味のある人はキノの旅を手にとって欲しい。

 

余談ではあるがボクは海外へ旅をすると必ずキノの旅を持っていく。

仏教美術を求めラダックに行った時も、ネパールへタンカ修行の為に行った時も・・。

 

『キノの旅』の中でキノとエルメスが世界中を旅しているが、この『キノの旅』という本もまた・・ボクと共に世界中を旅しているのだ。

 

きっとこれからもボクはキノと共に仏教美術を求め世界中を旅することになるだろう・・。

 

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