仏画・絵について

絵の初心者だったボクが教える背景の描き方

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ボクは元々漫画家を目指していたせいか絵を描き始めた頃、背景を描くのが苦手で絵を描いて行くにあたり解決しなければならない課題だった。

【ステンドグラス調】

初めはステンドグラス調に描いた。

最初は悪魔や天使といったキリスト教の題材を描いていたが、背景をステンドグラス調にする事で西洋風に出来ると考えたのだ。

ただこの描き方の問題点は平面的になるし、面白味がなくなってくるという点だ。

今ではボクの絵の特徴である枠に落ち着いている。

しかし枠をステンドグラス調にする事で見た目を細かくし、装飾的にする効果を得るが出来た。

細かい絵を描く場合、こんな所まで描くのか!?

と思われる位、手を抜かずに描けば絵を見ている人をぐっと引き込む事が出来るのだ。

 

【グラデーション効果】

背景をグラデーションにする事で絵の中を『青空』『夕方』『不思議な雰囲気』したり出来る。

ボクの絵にグラデーションを取り入れようと思ったきっかけはゲームが影響している。

ゲームから学べる所は多い。一流のゲームクリエーターが作りあげているのだからキャラクターや背景の色使いを絵の参考に出来るのだ。

特にスーパーファミコンの『星のカービー・スーパデラックス』や『ドンキー・コングシリーズ』『ヨッシーアイランド』といったゲームから色の使い方を色々学べる事が出来た。

 

話を戻すがこのグラデーションを描く方法を覚えることが出来れば背景だけでなく、キャラクターの影の付け方や炎を表現したり様々な所に応用できる。

 

例えばこの絵には様々な所にグラデーションを見ることが出来る。

背景を青~ピンク~黄色にしていることで不思議な雰囲気にする事が出来た。

他にも、青~水色~白にする事で『青空』を表現する事が出来る。

また『夕方』を表現する場合、青~朱色~黄色の順に塗っていけば可能だ。

背景を塗っていくにせよ、光背や体の色を塗っていくにせよ、基本は濃い色から薄い色(明るい色)にグラデーションする事で全体を明るく見せる事が出来るのだ。

 

【タンカの背景の描き方】

ボクの絵はタンカ(チベット仏教画)からきている。

それは描き方にも言える事で、ボクの絵のグラデーションはタンカの空や大地を表現する際に使われる『点描』を用いて描かれている。

具体的に言えば、初めは簡単に背景をグラデーションする。

その後、グラデーションに使われた色を点描として描いていくのだ。

ボクはネパールにタンカ修行の為に行ったが、そこで背景や雲の描き方等を学び、そこで学んだ方法は現在の絵の様々な所に応用されている。

 

【星空の描き方】

ボクは夜‥、というより不思議な雰囲気を出すため背景を宇宙にしてしまう事がよくある。

 

実はこれもゲームの影響で『星のカービー・スーパーデラックス』の背景でよく宇宙のような空が登場するのだ。

無数の星々、渦巻き状の銀河、天の川‥

見ていると吸い込まれそうな夜空をボクは絵に表現したくなり、自分流に応用してみた。

この描き方も点描で描かれ星空のベースとなる青を点描で描き(場所によっては白くしたりグラデーションしながら)、最後に黄色を使い星を描いていく。

大変な作業であるがこれをやることにより星のカービーのような不思議な夜空を表現する事が出来たのだ。

 

【まとめ】

絵の初心者だったボクは絵を描いていくにあたり、ゲームで色の使い方等を学び、ラダックでチベット文化に感銘を受けネパールにタンカ修行に行った際も背景や仏の描き方を学んだ。

共通しているのがグラデーションの描き方や背景の描き方を学び、それを応用する事で絵のレベルアップに繋がったのだと思う。

 

 

 

 

 

 

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