初めて海外一人旅でボクが得たのは何だったんだろうか?

「ボクはネパールに行く事を決意した!」

 

そう心に決め、海外一人旅をしたのは専門学校の修学旅行で台湾に行った後であった。

 

 

海外はボクの好奇心を刺激する物であふれ、想像力を駆り立てる材料が満ち満ちていた。

台湾での修学旅行は後のネパール行きを後押ししてくれた良いきっかけであった。

他の班がほとんどツアーに参加していたがボクを含めた3人グループは独自で行動していた。

3人共、中国語や英語は喋る事なんて出来なかったが、ちゃんと目的地までたどり着く事ができし危険な目にも合うことも無かった。

 

日本に戻った後、日に日に「海外に行ってみたい!!」という思いがわき上がってきた。

 

そしてボクはそれを実行に移すことにした‥。

 

ネパールに決めた理由は仏教美術に興味があったからとかの理由ではなく単に物価が安く生活費もかからないだろうという理由だった。

同時は悪魔や天使といった絵を描いていたし漫画も描いていた。

ほんの息抜きに、もしくは漫画の参考の為にボクは個展での収入を元手にネパールへ向かう事にした。

 

 

【“ヒマラヤの国”ネパール】

初めての海外一人旅。ボクはリュックサック1つ担ぎ“ヒマラヤの国”ネパールへと向かった。

 

 

ネパール到着間際、問題発生!

 

 

入国カードと税関申告書が配られた。描き方が分からない。というか読めない。

 

焦っていたボクを助けてくれたのは隣に座っていたネパール人だった。

 

彼は心配に日本語で教えてくれ、友達の人がやっているゲストハウスまで紹介してくれた!

 

彼の名前はアリヤル。日本に住むネパール人らしい。

 

アリヤルの友達が車で迎えにきてくれ、それにボクは乗った。ゲストハウスに向かう車内でボクが見たネパールの印象‥

 

 

『大変な所に来てしまった!!』

 

道は舗装されてないし、廃墟のような建物、人も、うじゃうじゃ‥。

こんな所で1ヶ月間も滞在出来るんだろうか‥、ボクは不安になった。

 

だが街に出てみるとそんな不安を払拭するくらい刺激的なものでカトマンズの中は溢れていた!

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日本では絶対みることも出来ない寺院や装飾的仏塔や色鮮やかな神々が描かれた壁画の数々。

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街を歩くだけでヒンズーやチベット仏教の神々と出会い、成る程これが住む人より神々が多いカトマンズの由縁なのか。とボクは肌で感じた。

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様々な街に行く事で新たな発見をしネパールの奥深さを知った。

ネパール人に助けられた事もあり、ボクは『混沌と宗教が渦巻く街』カトマンズが好きになった!

 

‥だけどある日を境にホテルの外に出るのが怖くなり、部屋の中で1日を過ごす事が多くなるのであった。

 

それはネパールに限らず、海外ならどこでもそうなのだろうけど“日本人を見たらぼったくろうぜ!主義”の陳腐な連中の事である。

初めは迷子になったボクをホテルまで送ってくれた奴だった。ホテル前につくと金を要求された。その後も追いかけてくる雑貨売り、日本語を話す自称ガイドや麻薬売り(麻薬を吸っている日本人が多いのだろうか‥)

何度もそんな奴らに出会い続けたボクはポカラから帰ってきた後の残りの半月位はずっと引きこもりのような生活であった‥!

昼も夜も行きつけの『チャチャカフェ』で酒を飲みホテルでぐったりする毎日‥

 

今思えばずいぶんと、もったいない事をしたと思っているが当時はそれが全てであった。

 

最後の日までそんな生活は続いたがカトマンズで出会ったヒンズーやチベット仏教の神々は後にボクの絵に大きく影響を与えてくれ、もう戻ってくる事はないだろう、と帰りの飛行機の中で思ったことが変わるくらい追求したいと思うようになり、タンカ(チベット仏教画)修行の為3ヶ月間ネパールに行く事になるなんてこの時のボクは想定もしていなかったのだ。

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