下積み時代

『少年の反乱』~だからボクは逃げだした

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昔からボクは何か空想にふけり、頭の中でイメージしたものをノート等に描いていくクセみたいのがあった。

 

中学に上がると当然美術部に入り、そこで同じ様な事をしていたが中学三年生の時にボクはそれを物語にしたいと思うようになった。

ボクはそれまで『マンガ』という物を読んだことが無かったが“描いてみたい”という意識が高まり、その時初めて『マンガ』を描くことになる。

初めて描いたマンガのストーリーは支離滅裂で内容はよく分からなかったが、とても楽しめた。そしてボクは次第に『マンガ家』を志すようになる。

 

中学卒業間近、問題が起きた。

 

進路である。

 

大の勉強嫌いだったせいか赤点ばかり取り高校に進学するほどの学力等無かったし、そもそも高校なんて所に行きたくなかった。

 

だからボクは考えた。

 

高校に行くくらいなら仕事をしながらマンガ家を目指したほうがいいと・・。

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だが

若さと身分がそれを許さなかった。

当然両親から大反対され、見かねた担任は一つの提案をボクに提示させた。

それは

ある職業訓練校の受験である。

そこはシステムエンジニア等を育てる工業系の学校だった。

二年間で私服OK

その文言に惹かれ授業も何とかなるだろうと、軽く考えボクは受験し

 

合格してしまった。

 

それが地獄の始まりだとは知らずに・・。

学校が始まり授業は何とかなるだろうと思っていたが・・

 

全くならなかった。

 

訳の分からない機械いじり、機械で金属を削っていく作業。数学や専門的な授業・・。

ボクは段階イヤになっていった。

そしてボクは担任に「もう辞めたい」と告げた。

だが、親の相談も無しに言った言動は当然認められず、あのイヤな毎日が続く事になる。

だがある日、日々のストレスが爆発してしまった!

 

登校拒否である。

 

だが、うまくいかなかった。学校まで母に連れて行かれ、待ち受けていた先生に徹底的に尋問された。ストレスを感じたボクは翌日逃げ出した・・。

そして事態は更に悪化する。

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発見され学校に連行されたボクは何度も『どれだけ人に迷惑をかけたか』『どれだけ愚かな事をしているか』等説教を始め、丸一日執拗な説教で終わる事がままにあった。

次第にボクの精神状態はおかしくなり死を連想するようになった。

そんな中先生の説教は熾烈差をましボクにこう吐き捨てた。

『迷惑ばかりかけるお前は家族にとって不要な存在だ!!不要家族だ!!』

 

限界だった。

 

もう死のう・・

 

ボクは何度もう自殺未遂を繰り返した。

だが死ぬことは出来なかった。

そんな現実逃避の生活は突如終わりをつげた。真冬の猛吹雪がふる中、逃げている最中発見され父に殴られた。

 

『命を粗末にするな』

 

ボクにこう投げかけ連れ戻された。

 

確かに・・

 

ここで死んではマンガ家の夢は絶たれる。

そう感じボクは学校に戻った。このようなストレスの感じる、抑圧された所で生きていく為には自分を『殺す』事だ。何も考えず“機械”のように身を起き、言われた事をひたすらに聞く。

そうやってボクは過ごす事にした。

 

だが、ある日ボクは『光』を見た。

それは何気なくTVを観ているとある専門学校のCMだった。

 

『日本アニメ・マンガ専門学校』

 

ここに行けばマンガ家になれるかもしれない。

ボクに目標が出来た。

この学校に行きマンガを学び、マンガ家になる。

ボクに目標が生まれ、どんなに最悪な場所でも何とかやっていく事が出来た。

ただ、今のボクの考えでは本当につらかったら逃げてもいいと思う。

毎日自分に嘘をつき、イヤな事をやって心が壊れる位なら逃げる事も一つの決断だと思う・・。

 

だが

 

それでどんな結末が迎えようとも全て自分の責任なのだ…

 

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